佐渡・羽茂は「おけさ柿」の一大産地。
そこはまさに、柿、柿、柿に彩られた地区です。
今年の柿の実りは少々遅く、
それでも天候不順の災難を乗り越え、粒なりの柿が実ったらしく、
柿もぎお手伝いの声がかかりました。
朝の8時に来てほしい、というお声に従い、5時起きの7時出発です。
たった1日のお手伝い。
少しでも力にならねば、の気持ちで、1日無心で柿もぎさせていただきました。
今回お世話になった柿農家のNさんは、
こよなく佐渡を愛する方、
休憩時間の話題にもそれを感じ、聞いていてしみじみ和めました。
例えば、
正岡子規の弟子が佐渡には40人(!)ほどいて、
そのモンが羽茂で俳句を教えていた、という話。
「真野から羽茂へと歩いてくるその道中に、眺める自然や川を見て俳句を練ったんだろう。
昔の人は、我々とは時間の感じ方も使い方も違う」
と、楽しそうに一句諳んじたり、
その昔、宮本常一が何度も佐渡で講演会を開いていた時代、
欠かさず出席し、宿根木で夜半すぎまで佐渡の将来を語った、という話。
(宮本常一ファンの私は興奮してしまいました)
「あの方は、日本全国の離島を自分の足で歩いたからな、
その知識をもってきて、(佐渡のモンに)教えてくれたな」
思えば、宮本氏は
おけさ柿を佐渡の特産物として推奨した一人でした。
なるほど、と大きくうなずいてしまいました。
さらに、その昔小木で飛行場を誘致する話が持ち上がった時、
先頭にたって反対運動をしたのだとも聞きました。
そんな話も初耳です。
「佐渡を住みよくしたい」
一言でいってしまえば軽すぎる、だけど人生をかけてそれをやっている
その人の言葉は、楽しくて、おもしろくて、そして心にずどんと響きました。
Nさんは宮本常一氏と思いを同じくした人なんだなあ、と感じました。
暗くなって仕事が終わり、帰り際、おみやげにと、おけさ柿を
肥料袋に2袋分(重さにして30キロ)もいただきました。
気候的にまだ干し柿にできず、さりとてジャムにでもできない今時分の柿。
ただ食べるだけでは絶対腐る、でも山羊にやるのももったいない。
どうしよう~と毎食食べ続けている健気(?)な私に1クリックを↓
そこはまさに、柿、柿、柿に彩られた地区です。
今年の柿の実りは少々遅く、
それでも天候不順の災難を乗り越え、粒なりの柿が実ったらしく、
柿もぎお手伝いの声がかかりました。
朝の8時に来てほしい、というお声に従い、5時起きの7時出発です。
たった1日のお手伝い。
少しでも力にならねば、の気持ちで、1日無心で柿もぎさせていただきました。
今回お世話になった柿農家のNさんは、
こよなく佐渡を愛する方、
休憩時間の話題にもそれを感じ、聞いていてしみじみ和めました。
例えば、
正岡子規の弟子が佐渡には40人(!)ほどいて、
そのモンが羽茂で俳句を教えていた、という話。
「真野から羽茂へと歩いてくるその道中に、眺める自然や川を見て俳句を練ったんだろう。
昔の人は、我々とは時間の感じ方も使い方も違う」
と、楽しそうに一句諳んじたり、
その昔、宮本常一が何度も佐渡で講演会を開いていた時代、
欠かさず出席し、宿根木で夜半すぎまで佐渡の将来を語った、という話。
(宮本常一ファンの私は興奮してしまいました)
「あの方は、日本全国の離島を自分の足で歩いたからな、
その知識をもってきて、(佐渡のモンに)教えてくれたな」
思えば、宮本氏は
おけさ柿を佐渡の特産物として推奨した一人でした。
なるほど、と大きくうなずいてしまいました。
さらに、その昔小木で飛行場を誘致する話が持ち上がった時、
先頭にたって反対運動をしたのだとも聞きました。
そんな話も初耳です。
「佐渡を住みよくしたい」
一言でいってしまえば軽すぎる、だけど人生をかけてそれをやっている
その人の言葉は、楽しくて、おもしろくて、そして心にずどんと響きました。
Nさんは宮本常一氏と思いを同じくした人なんだなあ、と感じました。
暗くなって仕事が終わり、帰り際、おみやげにと、おけさ柿を
肥料袋に2袋分(重さにして30キロ)もいただきました。
気候的にまだ干し柿にできず、さりとてジャムにでもできない今時分の柿。
ただ食べるだけでは絶対腐る、でも山羊にやるのももったいない。
どうしよう~と毎食食べ続けている健気(?)な私に1クリックを↓
渋抜きの途中でしたら3つの方法があります。
1)まだほんのり渋みがあるようでしたら冷凍保存は如何?解凍と同時に渋みは抜けるそうです。
2)そのまま冷凍して食べる時に上をくりぬきスプーンで中をすくって食べて下さい。
3)柔らかくなったら皮をむき一口大に切り是また冷凍に…。
お試し下され!!
渋柿をいただいた時に試してみたいと思います!
いただいた柿はさわし柿だったですが、この方法はつかえそうです。
ありがとうございます。
農家さんのお手伝いの醍醐味は、
合間合間の何気なくも感動的な「農家さん語録」にあるよね!
恥ずかしながら、今年初めて羽茂の柿を食べたよ。
(今まで新穂と両津産のハネ柿をタダでもらっていたので)
非常に美味しいけど、「柿ってこんなに甘かったっけ?」と驚いた。
関係ないけど、先日あきちゃんが夢に出てきたよ!
元気にしていましたか。
農家さんの語録は、方言も含め、楽しいもの、感慨深いもの色々あるよね。
作業しながらのおしゃべりはしないけれど、
休憩の時はなるべく、聞く側に回りたいと思うくらいです。
夢にでてきたか!一緒に遊んでくれてありがとう。