目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

国産羊毛の雪柄靴下

2008年01月04日 | 元気をもらいました
この集落の知り合いの家に毎年春、ウーファー(労働とひきかえに宿泊と食事を提供するイギリスからやってきた制度)にやってくる人がいます。
まだ「ウーファー」という言葉が出始める何年も前から日本中をウーファーしながら「生活」しています。
最初その方を知った時は「そういう生活が成り立つのかあ」と驚き感嘆しましたが
何年目からかは、春の恒例行事のような感じに思えてきました。
季節風のようにやってきては去っていく姿は、どことなくスナフキンのようでもあります。

その方が書いている通信には、全国の受け入れ先の方の職業や農園のことが紹介されています。
陶芸家だったり、無農薬野菜の農園だったり、一般のお宅だったり・・・。
皆、優しく迎え、そして手をふって見送る、そんなあたたかい様子が書かれています。その受け入れ先の中で、気になった農園(牧場?)がありました。

岩手県にて、自分一人の手で何頭もの羊を育て(え?アルパカも?)、羊毛をとり、そして靴下や洋服にして販売されているそうです。
その事実に興味がわき、農園の名前だけを頼りに検索し、住所を知り、
お手紙を書いてみました。

何週間かたった後、丁寧なお手紙と共に、その方が飼育されている羊毛で作られた靴下が
送られてきました。
「羊毛はウチでやっていますが、糸にするのと、靴下として編むのは大阪のほうの工場に頼んでいる」らしく、まさに日本中の生産者と技術者の人の手を渡って作られた靴下です!

今回購入したものは雪の結晶が編みこまれたもの。

羊の色そのままの生成り色がナチュラルです。
結晶の部分はアルパカ濃茶をブレンドした糸で編みこみしたのだそうです。

こんな素敵な商品、作り上げるまで幾つもの困難があっただろうなあ。
そんな中で結実した商品がこの靴下なんだろうなあ。
なんとなくもったいないくらいの気持ちでいて、
足を通すのでなく飾り続けていたのですが(笑)ようやく今日はきました。

「足をつつみこむようなあたたかさ」と商品説明に書いてありますが、確かにその通り。
ウール独特の「空気をいっぱい含んだ」あったかさがあります。
特にあたたかい部屋から、冷たい板張りの廊下や玄関にでると、この靴下のあたたかさが
わかります。

毛糸の靴下のように厚ごくはないので、おしゃれ服にもあいそうです。
1足1000円以上するけれど、それだけの価値がある靴下です。
こちらのHPに詳しい商品の説明が書かれています)

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