目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

やっと一升餅背負いました

2010年02月27日 | 育児日記
子どもが1歳になるとその子の将来の無病息災を祈って、
一升のお餅を担がせる風習が日本にはあります。

せっかく古来ゆかしき(?)佐渡ヶ島で子どもを産んだんだから
日本っぽいことをしてやろうではないか(←ある意味ミーハー)と

先月、深夜に連れ合いと一升餅を作ったまではよいけれど、
多忙なままに時がすぎ、満一歳から3ヶ月もすぎてしまいました。

通常の一升餅の重さは約1.8キロ。
増えた3ヶ月分だけ何割か増しにして、息子に担がせる餅の重さは
2.4キロです。

「このままではいつまでたっても、担がせられん。
しまいには餅もカビがはえてしまう」と内心焦り、昼食が終わって「さあやるぞ」と勢いづけました。

でっかいお餅を風呂敷にくるんで、たすき掛け。

「さあ持て!やれ持て!」と意味もなく大声で掛け声。

すると…

ひょこっ

簡単に起き上がるではありませんか。

「あれれ?」

巷では、重くて起き上がれず泣いてしまったとか
頑張って動こうとしたけれどぐずってしまったとかいう話をよく
聞いたので、わが家も「泣くこと」(というかオーバーなリアクション)を
期待していたのですが、

あんまりにもあっけなく持ち上げてしまい、拍子抜けしてしまいました(笑)

子どものイベントってそんなもんかもしれませんね。

かくして、せわしく、そしてあっけなく人生一度のイベントは終わったのでした。



追伸:以前の一升餅のブログでは、「佐渡ではあまり一般的ではない」と
書きましたが、その後読んだ「佐渡びとの一生」という本の中では
全島で一般的に行われている習俗だと知りました。

「柔らかい餅」では柔らかい(弱い)子どもになるので、「固い餅のほうがいい」とか
なかなか一々細かいようです。お餅は子どもの魂をあらわしているのだそうです。
たまたま私の家ではやらなかっただけのようです(笑)

コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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やったやった (たらい)
2010-03-01 20:00:53
そうか
一升もちもったか
楽しみだなあ
返信する
いいですねぇ! (まろ)
2010-03-02 21:59:29
立ち上がる様がたくましい!ですね。
元気に大きくなりますように!

お餅をかつぐの、うちもやりました。
夫の実家(ケーキ屋)から自家製のお餅が、誕生日ケーキと一緒に届きました。
私たちが聞いたのは、歩いたら担がせる、ってことだったんですが、一歩踏み出しかたどうかという時点で、送料節約?のため、お誕生日の行事ということでいいでしょう、とかつぐことにしました。
とはいっても手頃な風呂敷もなく、始めはおんぶひもにくるんでチャレンジしてみたり、しまいには、ビニールの買い物袋にいれて背中にぶら下げてみたり。
しかも、風呂上がり後にやったので、寝間着にビニール袋にお餅という不思議な格好・・・。
でも、とにかくしょったからよいでしょう!ぱちぱち!!って感じで、その不思議な写真を親戚で回覧したりなんかして楽しかったです。
(何キロだったかははかりソビレました。ふつうにしょってたから軽かったのかな)
お食い初めもそうですが、それで親族が集まったり、お祝いしてニコニコしたり、そういうつながりがあったまる感じがいいですよね。
返信する
Unknown (たらいさんへ)
2010-03-03 21:51:23
そうなんです。持ったんですよ。やりました。
これからも頑張ります。
返信する
Unknown (まろへ)
2010-03-03 21:56:28
そうですか。まろの家でもやりましたか。
やはり全国的にやっているんですねえ。しかも誕生日ケーキと一緒に届くなんて夢のようなお話ですねえ。
一歳のときなんて、ほんといつでも大変だからねえ。きちんとした写真なんて撮れないよね。
もうバタバタの内に終わったっていう感じなのは一緒かな。
大きくなってその時のことをいい思い出として話せるようになったらいいね。
返信する

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