2月の半ばからだんだんと薪がなくなってきました。
連日一日中薪ストーブをつけ、さらに夕方からは薪風呂をするのですから
当然といえば当然なのですが、やはり小屋から薪がなくなっていくのを
見るのは、なんといいますか、気持ち的に寒々しいものがあります。
貯金がなくなっていくのを視的感覚でみているような…そんな感じです。
といっても、雪が積っているので、薪つくりはできません。
風呂を一日おきにしてみたり、農協で買った炭を使ったりなどしながら
なんとか節約モードで、薪をやりくりしています。
そんな時、外を散歩していたら
なんと!お宮のところに薪が10束近くもおいてあるではありませんか!
これは!欲しい!!
お宮だけに神様からの贈りもの!?…そんなわけはありません(笑)
連れ合いに話してみたところ、早速現場へ行って検分し、
「おそらくそれは下で暮らすYさんのものだろう」
と結論をだした。
「下で剪定した木を、こっちの集落の家で処理しようと思ったのだろうが
雪がまだ積っていて、車が登れないので、ここに薪をおいて、
溶けたら持っていくつもりなのだろう。坂の入口に車のタイヤの跡もある」
と冷静かつ的確な推測。
「きっとクズ枝だよね。ほしいね!ほしいね!」
と対照的に全く冷静でない私。
目の前にある魚にぴょんぴょん飛び跳ねる猫のごとき無節操さ。
薪は細枝とはいえ、強力な火力をだす柿の木。
しかもわが家の薪小屋はなくなる寸前。
クズ枝でも欲しいのです!!
「ああ、欲しいねえ」とクールに答える連れ合い。
「薪に手紙でもつけておこうかな」と私。
「雪がふったらすぐに濡れるし、不法投棄を責める手紙だと思われるに
きまっている」とまたまたクールな対応。
「まあまあ」と馬のごとき私をおさえ
「また通るだろうからその時に話をしにいこう」と連れ合い。
…なんというか性格の違いだよな~と思いましたよ。
そして何日かたった晴れた日に、Yさんの軽トラがわが家の前を通りました。
「連れ合い!連れ合い!Yさん通ったよ!」と興奮して、
歯ブラシを加えながら部屋にかけこんだら、
連れ合いは息子のおしめをかえている途中でした(笑)
連れ合いは、いそいでおしめをかえ、息子をベビーカーに乗せ走るように
でかけていきました。
…そして10分後。
柿の薪をもらってきてくれました!!
しかも全部!
しかもまだあると!!
薪をお宮に置いたのがYさんなら、何故そこに置いたかも
連れ合いの推測通りでした。
「こんな枝、いらないだろ?」と言ってくれたので話がはやかったです。
柿の枝の剪定はこの時期にやるそうで、まだでるので持ってきてくれると
のこと。
あちらも処理に手間がかかるそうなので、ありがたがってくれ
本当にお互いにとって有難い話でした。
「こういうことがあるんだから、おもしろいねえ」
ぽつりと連れ合いがつぶやきました。
連日一日中薪ストーブをつけ、さらに夕方からは薪風呂をするのですから
当然といえば当然なのですが、やはり小屋から薪がなくなっていくのを
見るのは、なんといいますか、気持ち的に寒々しいものがあります。
貯金がなくなっていくのを視的感覚でみているような…そんな感じです。
といっても、雪が積っているので、薪つくりはできません。
風呂を一日おきにしてみたり、農協で買った炭を使ったりなどしながら
なんとか節約モードで、薪をやりくりしています。
そんな時、外を散歩していたら
なんと!お宮のところに薪が10束近くもおいてあるではありませんか!
これは!欲しい!!
お宮だけに神様からの贈りもの!?…そんなわけはありません(笑)
連れ合いに話してみたところ、早速現場へ行って検分し、
「おそらくそれは下で暮らすYさんのものだろう」
と結論をだした。
「下で剪定した木を、こっちの集落の家で処理しようと思ったのだろうが
雪がまだ積っていて、車が登れないので、ここに薪をおいて、
溶けたら持っていくつもりなのだろう。坂の入口に車のタイヤの跡もある」
と冷静かつ的確な推測。
「きっとクズ枝だよね。ほしいね!ほしいね!」
と対照的に全く冷静でない私。
目の前にある魚にぴょんぴょん飛び跳ねる猫のごとき無節操さ。
薪は細枝とはいえ、強力な火力をだす柿の木。
しかもわが家の薪小屋はなくなる寸前。
クズ枝でも欲しいのです!!
「ああ、欲しいねえ」とクールに答える連れ合い。
「薪に手紙でもつけておこうかな」と私。
「雪がふったらすぐに濡れるし、不法投棄を責める手紙だと思われるに
きまっている」とまたまたクールな対応。
「まあまあ」と馬のごとき私をおさえ
「また通るだろうからその時に話をしにいこう」と連れ合い。
…なんというか性格の違いだよな~と思いましたよ。
そして何日かたった晴れた日に、Yさんの軽トラがわが家の前を通りました。
「連れ合い!連れ合い!Yさん通ったよ!」と興奮して、
歯ブラシを加えながら部屋にかけこんだら、
連れ合いは息子のおしめをかえている途中でした(笑)
連れ合いは、いそいでおしめをかえ、息子をベビーカーに乗せ走るように
でかけていきました。
…そして10分後。
柿の薪をもらってきてくれました!!
しかも全部!
しかもまだあると!!
薪をお宮に置いたのがYさんなら、何故そこに置いたかも
連れ合いの推測通りでした。
「こんな枝、いらないだろ?」と言ってくれたので話がはやかったです。
柿の枝の剪定はこの時期にやるそうで、まだでるので持ってきてくれると
のこと。
あちらも処理に手間がかかるそうなので、ありがたがってくれ
本当にお互いにとって有難い話でした。
「こういうことがあるんだから、おもしろいねえ」
ぽつりと連れ合いがつぶやきました。
のびのびあったまれそう!
年をとったらできないだろうけれど、体力がある限りはやりたいな。