実は結構、いいものがあります。佐渡博物館。
宝物がいっぱいです。
管理、(モノによっては)研磨、情報開示や
一般市民にアプローチする体制が整えば、
そして、その文化を現代の暮らしの中でシェアする形までもっていければ、
(すみません、自分でも難しいこと言っていること、わかっています)
佐渡が民俗学的に、貴重な場所であり、価値がある場所なんだっていう認識、
深まると思います。
宮本常一が魅了されたのもわかる。
あの民俗学者の大家、宮本常一が歩き続けた場所がここ。
ただ残念なことに、文化っていう分野は、後回しになりがりだし、
取り組む人に確固たる信念がないと、ぶれやすい分野でもあると思う。
つかみにくいし、とらえにくい。それこそ人によって、認識の仕方も違う。
よくも悪くも、数字であらわしにくいしね。
可視しにくいものでもあると思う。
本にして、写真になって、はい終りっていうわけにもいかない難しさ。
いざ、可視できる形に持っていけても、
「なんだこんなもん」みたいな
感じになったりもする。
それが文化というものでもあるのだけれども。
(少なくとも、「おお!すげえ」って、「現地の人」が思うものは文化にはなり得ないよね。
他の土地の人ならともかく。)
意地悪な存在だ、文化って。
いや、意地悪なのは、人のほうなのかな?
例えば、雨ざらしになっていた
石でできた「こね鉢」。
昔、かまぼこ作るのに使っていたものだそうだ。
魚の切り身をこれで、すり身にしたんだって。
すり鉢だけで、すりこぎはなかったそうだ。
手で身をすったそうだ。
「なにせ重いし、使わなくなったから」っていうことで、博物館に寄付してくれたもの
らしいけれども、すごい文化だよね。
陶器のすり鉢が全国的に当たり前だけど、
この佐渡は独自のすり鉢、持っているんだから。
これだけで、佐渡の文化、特筆すべき。
しかも石だよ!(笑)
なんで、石だったんだろう?
無名異焼みたいに粘土を使って陶器を作ってすり鉢作る技術だってあったはずだよ。
なんで石だったんだろう?
ビビンバの国と共通する何かがあるのかな。
原始人みたいっていうのはも楽しいし、
そこから入ってくのもいいだろう。
最近まで、佐渡は「石」のすり鉢を使っていた。
なんか、利点があったはずだよ。
重い、っていう不便を越えた利点、なんだろう?なんだろう?
ひとり興奮した。
考える余白があるものは大好きだ。
どんなに考えても否定されないものは、もっと好きだ。
佐渡博物館で、仕事をさせていただいて、前庭の説明を受けた時、
庭園にあったこの石に結構、興奮した。
ただひとり歩いているだけじゃわからないお宝がいっぱいだった。
こうしたお宝に、時々、会いに行くのは、もう少し子どもが大きくなった
後の趣味にするのも、悪くないなあ。とか思っている。
だけど、もし島外からきた誰かを案内するなら、説明してくれる人は
絶対必要だと思う。
例えば、そうだな、順路にそってボタンを押すと、
説明がながれる「音声ガイダンス」なんてあると、理解が深まるかもしれない。
佐渡博物館は、好きな施設です。
宝物がいっぱいです。
管理、(モノによっては)研磨、情報開示や
一般市民にアプローチする体制が整えば、
そして、その文化を現代の暮らしの中でシェアする形までもっていければ、
(すみません、自分でも難しいこと言っていること、わかっています)
佐渡が民俗学的に、貴重な場所であり、価値がある場所なんだっていう認識、
深まると思います。
宮本常一が魅了されたのもわかる。
あの民俗学者の大家、宮本常一が歩き続けた場所がここ。
ただ残念なことに、文化っていう分野は、後回しになりがりだし、
取り組む人に確固たる信念がないと、ぶれやすい分野でもあると思う。
つかみにくいし、とらえにくい。それこそ人によって、認識の仕方も違う。
よくも悪くも、数字であらわしにくいしね。
可視しにくいものでもあると思う。
本にして、写真になって、はい終りっていうわけにもいかない難しさ。
いざ、可視できる形に持っていけても、
「なんだこんなもん」みたいな
感じになったりもする。
それが文化というものでもあるのだけれども。
(少なくとも、「おお!すげえ」って、「現地の人」が思うものは文化にはなり得ないよね。
他の土地の人ならともかく。)
意地悪な存在だ、文化って。
いや、意地悪なのは、人のほうなのかな?
例えば、雨ざらしになっていた
石でできた「こね鉢」。
昔、かまぼこ作るのに使っていたものだそうだ。
魚の切り身をこれで、すり身にしたんだって。
すり鉢だけで、すりこぎはなかったそうだ。
手で身をすったそうだ。
「なにせ重いし、使わなくなったから」っていうことで、博物館に寄付してくれたもの
らしいけれども、すごい文化だよね。
陶器のすり鉢が全国的に当たり前だけど、
この佐渡は独自のすり鉢、持っているんだから。
これだけで、佐渡の文化、特筆すべき。
しかも石だよ!(笑)
なんで、石だったんだろう?
無名異焼みたいに粘土を使って陶器を作ってすり鉢作る技術だってあったはずだよ。
なんで石だったんだろう?
ビビンバの国と共通する何かがあるのかな。
原始人みたいっていうのはも楽しいし、
そこから入ってくのもいいだろう。
最近まで、佐渡は「石」のすり鉢を使っていた。
なんか、利点があったはずだよ。
重い、っていう不便を越えた利点、なんだろう?なんだろう?
ひとり興奮した。
考える余白があるものは大好きだ。
どんなに考えても否定されないものは、もっと好きだ。
佐渡博物館で、仕事をさせていただいて、前庭の説明を受けた時、
庭園にあったこの石に結構、興奮した。
ただひとり歩いているだけじゃわからないお宝がいっぱいだった。
こうしたお宝に、時々、会いに行くのは、もう少し子どもが大きくなった
後の趣味にするのも、悪くないなあ。とか思っている。
だけど、もし島外からきた誰かを案内するなら、説明してくれる人は
絶対必要だと思う。
例えば、そうだな、順路にそってボタンを押すと、
説明がながれる「音声ガイダンス」なんてあると、理解が深まるかもしれない。
佐渡博物館は、好きな施設です。
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