息子が大好きで毎週のように通っている公園があります。
それは、佐渡の中央に位置する「真野公園」。
順徳天皇ゆかりの地として、観光名所としても有名です。
息子は、その中でもこの朱鷺のモニュメント(実は噴水)のある池がお気に入り。
この中にある金魚が大好きで、いつものぞきこんでは興味津々にエサやりをします。
ある日、いつものように覗き込んで「きんぎょどこかな~?」と覗き込んでいたら、
公園の管理をしてらっしゃるおじさんが、仕事の手を休めて、
「どれ、見せてやろう」と話しかけてくれました。
屋根にしていた板を、重いブロックを外し、水中の中の何十匹の金魚をみせてくれました。。
金魚は板を外した途端、一斉にぱ~っと泳ぎだしました。
息子大喜び。
「この板をしておかないと、休む場所がなくて太陽の光があつくて、金魚が死んでしまうんだ」
と説明してくれました。
「わしが最初にこの仕事についた時に一番最初にした仕事が、
この噴水池をきれいにすることだった」と。
それまでは、とても汚かったのだといわれました。
決して目立つ存在ではない噴水だけれども、おじさんが地道にコツコツとしてくれた仕事の
結晶がここにあるんだなあ、と感じました。
今、この池でこうして生き物が生きていることができるのも、
このおじさんの管理のおかげなのです。
ふわ~と、静かな感動がありました。
その後、息子を見ながら、
「この(朱鷺の)噴水から水をだすこともできるんだ。だしてやろう」と
わざわざ管理室まで歩いていって、朱鷺のモニュメントから水をだしてくれました。
すたすた・・・。結構距離あるのに歩いていってくれました。
私、この朱鷺はオブジェだとずっとおもっていて、噴水だとは知りませんでした。
でた瞬間。
バサーッという噴水らしい水の音が聞こえた時は、なんか生気を取り戻したような感じがして
思わず拍手しちゃいました。
「毎朝、朝の8時頃から10分間(20分だったかな?ちょっと忘れちゃいました)
冷たい水をだしてやるんだ。
そうしないと池の水がぬるくなって、金魚が死んでしまう」と説明してくれました。
おじさんは色々と公園の池や噴水、生き物の管理方法や、これまでの苦労話などを
楽しそうに話してくれました。
たったお一人で、実にたくさんの管理の仕事をされておられます。
そのお仕事のおかげで、この真野公園の美しさは保たれているのですね。
おじさんは、その仕事のひとつひとつを楽しそうに話されています。
きっと、おじさんの努力と苦労に大きな自負があるのでしょう、
その話っぷりに仕事以上の仕事をされていることすらうかがえます。
人が関わることで輝きを増す自然というものがあるとしたら、
この真野公園のような自然をいうのでしょう。
佐渡には、天然杉と呼ばれる自然のように写真家さんの写真によって、一躍有名になった自然もあります。
それは人が接さないことによって培われてきた美しさといえるものでしょう。
でも、人が密接に関わっている自然にもまた、十分に感動をよぶ美しさがあること、
気づくことは難しいかもしれないけれども、それもまた価値あるものかもしれないなあ、と
しみじみおもいました。
大人はついつい「希少価値」があるものにひかれてしまいますね。
いけないね、とつい心秘かに、自分をいましめる母でした。
息子に公園の管理のお仕事をみせてくれて、ありがとう!おじさん。
佐渡のおじさん、おばさんって子どもにやさしいね、な1クリックを↓
それは、佐渡の中央に位置する「真野公園」。
順徳天皇ゆかりの地として、観光名所としても有名です。
息子は、その中でもこの朱鷺のモニュメント(実は噴水)のある池がお気に入り。
この中にある金魚が大好きで、いつものぞきこんでは興味津々にエサやりをします。
ある日、いつものように覗き込んで「きんぎょどこかな~?」と覗き込んでいたら、
公園の管理をしてらっしゃるおじさんが、仕事の手を休めて、
「どれ、見せてやろう」と話しかけてくれました。
屋根にしていた板を、重いブロックを外し、水中の中の何十匹の金魚をみせてくれました。。
金魚は板を外した途端、一斉にぱ~っと泳ぎだしました。
息子大喜び。
「この板をしておかないと、休む場所がなくて太陽の光があつくて、金魚が死んでしまうんだ」
と説明してくれました。
「わしが最初にこの仕事についた時に一番最初にした仕事が、
この噴水池をきれいにすることだった」と。
それまでは、とても汚かったのだといわれました。
決して目立つ存在ではない噴水だけれども、おじさんが地道にコツコツとしてくれた仕事の
結晶がここにあるんだなあ、と感じました。
今、この池でこうして生き物が生きていることができるのも、
このおじさんの管理のおかげなのです。
ふわ~と、静かな感動がありました。
その後、息子を見ながら、
「この(朱鷺の)噴水から水をだすこともできるんだ。だしてやろう」と
わざわざ管理室まで歩いていって、朱鷺のモニュメントから水をだしてくれました。
すたすた・・・。結構距離あるのに歩いていってくれました。
私、この朱鷺はオブジェだとずっとおもっていて、噴水だとは知りませんでした。
でた瞬間。
バサーッという噴水らしい水の音が聞こえた時は、なんか生気を取り戻したような感じがして
思わず拍手しちゃいました。
「毎朝、朝の8時頃から10分間(20分だったかな?ちょっと忘れちゃいました)
冷たい水をだしてやるんだ。
そうしないと池の水がぬるくなって、金魚が死んでしまう」と説明してくれました。
おじさんは色々と公園の池や噴水、生き物の管理方法や、これまでの苦労話などを
楽しそうに話してくれました。
たったお一人で、実にたくさんの管理の仕事をされておられます。
そのお仕事のおかげで、この真野公園の美しさは保たれているのですね。
おじさんは、その仕事のひとつひとつを楽しそうに話されています。
きっと、おじさんの努力と苦労に大きな自負があるのでしょう、
その話っぷりに仕事以上の仕事をされていることすらうかがえます。
人が関わることで輝きを増す自然というものがあるとしたら、
この真野公園のような自然をいうのでしょう。
佐渡には、天然杉と呼ばれる自然のように写真家さんの写真によって、一躍有名になった自然もあります。
それは人が接さないことによって培われてきた美しさといえるものでしょう。
でも、人が密接に関わっている自然にもまた、十分に感動をよぶ美しさがあること、
気づくことは難しいかもしれないけれども、それもまた価値あるものかもしれないなあ、と
しみじみおもいました。
大人はついつい「希少価値」があるものにひかれてしまいますね。
いけないね、とつい心秘かに、自分をいましめる母でした。
息子に公園の管理のお仕事をみせてくれて、ありがとう!おじさん。
佐渡のおじさん、おばさんって子どもにやさしいね、な1クリックを↓
そうなんです。
実は桜の時期の写真を使っています。
私自身はまだまだ遠出はできそうにないので、
せめてブログ上だけでもと・・・。
真野公園にもいけないくらいですう~。
ショウブきれいそうですね。
気分がよくなったら足を運びたいです。
私も遠足の時は真野公園でした。
動物園という形ではありませんが、猿だけがいますよ。孔雀はもういませんでした。
そういえば春に脱走したそうです、猿。
少し遠出も出来るようになったんだ・・・
ん・・・でも違和感が・・・
桜も咲いているし、何たって皆さんの服装は、
どう見ても初夏の物ではない。
この公園はしばしば訪れるポイントですが、
綺麗に整備してくれていたのは、
このおじさんの苦労のたまものだったのですね。アリガトウ。
今、公園はあじさいと水辺に植えられた花菖蒲が綺麗だと思います。Nさん落ち着いたら、
気分転換にお出かけになっては。
昔は、真野動物園とかあったと思うのですが、今はどうなっているのかしら?