目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

田舎に住みたい人へのアドバイス

2006年07月06日 | ぷち農作業
3年日記を使っています。
去年の今頃の記述を読み返してみたら、奇妙な訪問者がいたことが書いてありました。
その人は
「この集落に住みたいのですが、アドバイスをいただけませんか!」

と挨拶もそこそこに、突然の訪問にも関わらず話をしてきました。

思いが強かったのでしょうね。
若い、20代の男性でしたかね。

・自分は若いけれど、町の生活は自分にあわないと思っている
・実家は農家なので田舎暮らしをする上での道具は一式そろっている
・田んぼをやりたい 
ってなことを言ってました。


そんな「あつい」話を聞きつつ、私は何を言ったか。
実はほとんど何も言っていないのです。
たまたま訪問していた集落の人が、その若者と別の意味で「あつく」話していたから。
ほぼ私は聞いていただけですね。

その人が語った、若者へのアドバイスは


・週に一回くらい泊り込んで、ここでの暮らしがどういうものか知ってからのほうかいいかもしれない。
・社会生活を何年か経験してから来たほうがいい。
・お金を200万円くらい貯金してから来たほうがよい。

というようなアドバイスをしていました。

ふーん。

もし、私が田舎暮らしをしたいという人にアドバイスをするのなら、こういうかな。
「いいじゃない、しなよ。」と。

200万円も貯金なんて、田舎暮らしをしたいと思っている人にとっては無理ではないでしょうか。
あればもちろん、それにこしたことはないけれど、
それだけの金額がなくっちゃ田舎暮らしが無理か、といえば答えは「NO」。
垣根はないほうがいいはずです。どんな場合でも。
私もそんな貯金ゼロでした。200万円どころかその1/10もありませんでした。
それでもこれたのは、来たのは何故か。

チャンスだと思ったから。出会いだと思ったから。

恋愛と一緒で、この人と思ったら突っ走る。それくらいの向こう見ずさがあったっていいではないですか。
ましてや、相談者は連れ合いのいない独身者。
「ここがいい!」と、強く思ったのなら来ればいい。
失敗だったなら、その反省を活かすだけの年齢的余裕だってまだあるのですから。

ふところ深くいったほうがいいですよ。

絶対。

都会も、田舎も。

結局その男性は、えーと、どうなったのかな。
今のところ、こちらに住んでいるという情報はないようです。

田舎らしい画像:草刈しているところを2階から撮りました。

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