最近仕事がまたひとつ増えました。
引き受けるのに迷いはなかったけれど、時間のやりくりに色々と悩みました。
その仕事の取材に先日、行ってまいりました。
場所は「環境保全事業」というゴミ処理会社、
もうひとつの名は「環境保全のパイオニア」だと本人達はいっていました。
今回の取材場所は赤泊と羽茂の境にある、堆肥処理場です。
佐渡の先進的かつ革新的な、生ゴミ処理施設です。
何も知らなければ、生ゴミのにおいとハエが多いゴミ収集所かもしれません。
しかし、こここそが佐渡をエコという名にふさわしい島へと
確実に近づける処理施設だと、確信をもっていうことのできる施設です。
給食センターや佐渡中の生ゴミのでる飲食店やスーパー、佐渡病院などで
だされる生ゴミを、ここに持ってきて、微生物処理し、
3ヶ月もの長い期間をかけて、完熟堆肥にしています。
生ゴミという性質上、衛生のため(日曜日以外)毎日回収しなくてはならず、
堆肥場はその鼻をつくにおいのために、遠い山の中に建てなくてはいけなかった。
できあがった堆肥をひきうけてくれるルートはまだ完全に確立はしておらず、
その目標のために目下、様々な業務をこなしている、とのこと。
慈善事業でなく会社として運営していくための、
幾つものデメリットを抱えつつ毎日1トンの生ゴミを回収し、
ここまで運ばれ処理されています。
話を聞くと、最初は従業員さんの反対も多かったそうです。
それでもやったのは「地球温暖化を防がなくてはいけないから」と
本当に真剣に言うのです。
建前でなく、ましてや企業PRのためでもなく本当に真剣にこの問題を考えている。
将来の、温暖化による伝染病の蔓延、国の沈没、食糧危機を自分たちの問題として
とらえ、まずは足元から、と佐渡の中での完全循環を目指しているのです。
「今はまだ赤字だけれども」と苦笑しながら言います。
これからどんどんPRして、この事業を理解してもらわなくてはいけない、
とこれまた熱を込めて言う。
どうしてだろう?と思わずにはいられませんでした。
何故、この問題にそこまで熱を込められるのだろう、と。
自分自身も環境問題には真剣に取り組んでいるつもりだけれど、
この企業の人達の思いにはかなわない。
どうしてだろう?
「それは社長にいつか聞いてみてください。
忙しくて中々聞けないんですよね」と笑って取材に答えてくれた人はいいました。
この堆肥処理場の目下の目標は、生ゴミをあと1トン増やすこと。
そのために家庭の生ゴミを、ルールを守って、だしてもらえるシステムを作ること、
なのだそうです。
「小さな店、集落の方は、声をかけてほしい。
そして堆肥が欲しい、という人もどんどん聞いてほしいです」
循環型地域は、こんな小さな企業の地道な作業と取組みから始まるんだなあ。
環境保全事業
佐渡市真野新町814-1 電話0259-51-2195
引き受けるのに迷いはなかったけれど、時間のやりくりに色々と悩みました。
その仕事の取材に先日、行ってまいりました。
場所は「環境保全事業」というゴミ処理会社、
もうひとつの名は「環境保全のパイオニア」だと本人達はいっていました。
今回の取材場所は赤泊と羽茂の境にある、堆肥処理場です。
佐渡の先進的かつ革新的な、生ゴミ処理施設です。
何も知らなければ、生ゴミのにおいとハエが多いゴミ収集所かもしれません。
しかし、こここそが佐渡をエコという名にふさわしい島へと
確実に近づける処理施設だと、確信をもっていうことのできる施設です。
給食センターや佐渡中の生ゴミのでる飲食店やスーパー、佐渡病院などで
だされる生ゴミを、ここに持ってきて、微生物処理し、
3ヶ月もの長い期間をかけて、完熟堆肥にしています。
生ゴミという性質上、衛生のため(日曜日以外)毎日回収しなくてはならず、
堆肥場はその鼻をつくにおいのために、遠い山の中に建てなくてはいけなかった。
できあがった堆肥をひきうけてくれるルートはまだ完全に確立はしておらず、
その目標のために目下、様々な業務をこなしている、とのこと。
慈善事業でなく会社として運営していくための、
幾つものデメリットを抱えつつ毎日1トンの生ゴミを回収し、
ここまで運ばれ処理されています。
話を聞くと、最初は従業員さんの反対も多かったそうです。
それでもやったのは「地球温暖化を防がなくてはいけないから」と
本当に真剣に言うのです。
建前でなく、ましてや企業PRのためでもなく本当に真剣にこの問題を考えている。
将来の、温暖化による伝染病の蔓延、国の沈没、食糧危機を自分たちの問題として
とらえ、まずは足元から、と佐渡の中での完全循環を目指しているのです。
「今はまだ赤字だけれども」と苦笑しながら言います。
これからどんどんPRして、この事業を理解してもらわなくてはいけない、
とこれまた熱を込めて言う。
どうしてだろう?と思わずにはいられませんでした。
何故、この問題にそこまで熱を込められるのだろう、と。
自分自身も環境問題には真剣に取り組んでいるつもりだけれど、
この企業の人達の思いにはかなわない。
どうしてだろう?
「それは社長にいつか聞いてみてください。
忙しくて中々聞けないんですよね」と笑って取材に答えてくれた人はいいました。
この堆肥処理場の目下の目標は、生ゴミをあと1トン増やすこと。
そのために家庭の生ゴミを、ルールを守って、だしてもらえるシステムを作ること、
なのだそうです。
「小さな店、集落の方は、声をかけてほしい。
そして堆肥が欲しい、という人もどんどん聞いてほしいです」
循環型地域は、こんな小さな企業の地道な作業と取組みから始まるんだなあ。
環境保全事業
佐渡市真野新町814-1 電話0259-51-2195
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