目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

佐渡観光・無宿人の墓

2008年03月30日 | 佐渡だいすきネタ
少し前のことですが、相川に佐渡観光に行きました。
どちらかといえば仕事で。
エスライフのミニスペースで佐渡の観光地でもう少しレアなところをとりあげてみたい
という思いが以前からあり、休みの日に連れ合いにもつきあってもらって
(観光地を一人で行っても楽しくないですからね~←やっぱり楽しみ目的)
出かけてみることにしました。

でも佐渡の観光地でレアな場所ってどこでしょう?
あんまりレアすぎて、小さい集落の中の私有地に入りすぎてもいけませんし、
文献が全くない「珍しい石碑だけ」という場所もいけません。
(佐渡にはそういうのも沢山あります)

そこで、甚だ適当な基準ではありますが、
佐渡人の私は行ったことがあるけれど、神奈川県民の連れ合いは行ったことのない場所
にしてみることにしました。

そこで検討の結果、今回は相川佐渡金山の「無宿人の墓」に行ってみました。
佐渡人にとってはかなりメジャーですが、今まで何度も金山に行った連れ合いは「行ったことない」のだそうです。

ちょっと外れた場所にありますし、案内も小さな看板程度なのでわからない、とのこと。細い山道を歩くようにして行くのでわかりずらいのかもしれませんね。

佐渡金山には、金山最盛期の江戸時代、労働人口の不足のため、
江戸・大阪・九州などに出稼ぎにきた若者(そこに戸籍を持っていなかった若者)を(今でいうフリーター?)
軍鶏カゴに入れて(!)無理矢理つれてきて働かせた、という
ちょっとおそろしい負の歴史があります。

金山の労働環境の悪さから、6ヶ月で命を失ったといいます。

その時に命を失った若者二十数名の弔いのお墓が、ここにあります。
(実際には千人以上の命が失われたそうですが)

墓から少し外れたお寺の近くには鎮魂鐘があり、自由に鳴らすことができます。
「心を平静にして、金山反映の礎になった人への鎮魂」の思いを込めて打つのだそうです。
ちなみに「乱打しないこと」とも書かれていました(笑)
私たちも、手をあわせてから打たせてもらいました。

連れ合いはこの鐘を打てたことが随分嬉しかったようです。

ネタになるかどうか、ただ今検討中…。




コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (たけ)
2008-04-03 16:11:45
少しレアなところ・・わかりますそれ。
僕なんかは、そんなのを探してるとわざわざどこか旅行しなくても島の中だけで十分楽しめます。

そういえば、なんか金山に新しいコースが出来たみたいですね。
返信する
Unknown (たけさんへ)
2008-04-05 14:01:37
島の中にはそんなんにかなりあふれていますね。
佐渡にわずかでも興味を持っている人なら、毎週どこででも楽しめそうですね。金山の新しいコース…それはまだ知らなかったなあ。
返信する

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