目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

はじめて読んだ宮沢賢治の本

2007年03月20日 | おすすめ本
自分のことを「宮沢賢治みたい」と知り合いに言われ、
漠然と興味がわいた宮沢賢治。

「宮沢賢治ってどんな人?」
実は一度も読んだことがないのです。
ようやく一冊目をひもとくきっかけになりました。

選んだ本は「よだかの星」。
絶望的でありながら、限りなく美しい物語に感嘆してしまいました。
子どもに読ませるにはあまりに残酷なようにさえ思えます。

宮沢賢治の
世に認められることへの「静かなあきらめ」をこの童話から感じ、
痛みさえ感じます。壮大な物語でした。


次の1冊を読みたくなりました。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tomo)
2007-03-22 09:14:30
図書館から借りて読んでみました。子供に読ませるにはちょっとためらってしまいますね。自分で命を絶ってもいいんじゃない?という考えを持ってしまったら・・・と、つい頭をよぎってしまいました。
いじめで自殺が相次いだニュースが多かったので、命の大切さを教えましたが、読書は自由なので、いつか子供が読む時が来るかもしれません、その時は物語として受け止めてくれるといいなと感じています。
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Unknown (tomoさんへ)
2007-03-22 11:52:05
同じ本を共有するっていいですねえ。「自分で命を絶ってもいい」というとこ読んで、「あ、そっか。最後はあれは自殺になるのか」とやっと気づきました。あの物語は自ら死んだという風に読めず、生きようとした故の苦悩みたいなものを強く感じました。生への強い願望、みたいな。壮大だけに、人によって様々なとらえ方があるんですね。tomoさんのコメントでまた深くとらえられました。ありがとう。
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