「食育」という言葉が普及し始めたのは、私がまだ大学生だった頃。
環境教育の世界で(無闇に)ボランティア経験を積んでいた私は、
この言葉に猛反発をしていた、若くて青い時期があります。(遠い目)
「食事と教育をイコールで結ぶなんて、
命をもらうという食べ物を食べる上での前提を忘れている解釈だよ」と。
ああ、若かったなあ。
「食育」という言葉を環境教育のシンポジウムで使う、使わないで、何日も(無駄に)
話し合った若かりし頃。
そんな話も今や昔。今や完全に市民権を得た「食育」。
Aコープが掲げるのぼりにも「今日は食育の日」と書かれていて、時の流れを感じました。
私も、当時のようなこの言葉への拒絶感というものもなくなりました。
若かったね、と当時の友人と話したりしています。
前振りが長くなりました。
カツオ節削り機で、カツオ節を削ろうとしたら、息子が「ぼくがやる」と言ってきました。
子どもにはたまらない道具に見えるでしょうね。
鋭利な刃を持つカツオ節削り機です。
一人でやらせるわけにはいきません。
ありがたいことに、ダンナが手をそえてカツオ節削りのやり方を教えてくれました。
丁寧に、一枚ずつ、カツカツと音をたてて、削り方を教えてくれました。
知らないうちに、指を切ってしまい、出血も多かったですが、本人は大満足の様子。
削ったカツオ節で作った料理は・・・
「焼きうどん」!(しょぼい料理ですみません)
油を全く使わないで作る焼きうどんで、とってもヘルシーです。
削った鰹節で味付けしたので、めんつゆを使わなくても味が濃かったです。
うどんは地元の製麺所でつくられた佐渡うどん。
本土のうどんに比べると、何割か高いのですが、原材料が小麦粉と塩だけなので、
ついついこちらを選んでしまいます。
母は、「お母さんが小さい頃は、毎朝おばあちゃんに
かつお節を削らされていたよ。みそ汁に使うためにね」と話してくれました。
超多忙な朝に、削りたてのかつお節を使ってみそ汁を作ろうという、
おばあちゃんの心意気、というかそれが当たり前だった当時って、
色々なものが「大切にされていた時代だったんだなあ」と今更ながらに思います。
(私が幼少の頃はもっぱら味の素でしたけどね)
削り機の使い方を教えて、それを使った料理を見せてあげて、
カツオ節と削り機が日常的に家庭に存在するものとして、
息子の体にしみこませることが、「食育」というならば、
1回や2回くらいじゃ「食育」なんて完成するものじゃないよなあ~
としみじみ思ってしまいました。
ずるずるずる~
(そして10分でなくなる焼きうどん)
つわりのせいか、あんなに大好きな「ご飯」への執着が薄くなって、麺類にはしっています。
麺類嫌いだった私を知る母は驚いています。
これが「つわり」の魔力なんですね~。
中華料理屋で焼きそば食べたい!なんて、以前は絶対思わなかったことで、自分でもなんか不思議。
(一時的な)麺類大好き人間の妊婦に1クリックをお願いいたします。
環境教育の世界で(無闇に)ボランティア経験を積んでいた私は、
この言葉に猛反発をしていた、若くて青い時期があります。(遠い目)
「食事と教育をイコールで結ぶなんて、
命をもらうという食べ物を食べる上での前提を忘れている解釈だよ」と。
ああ、若かったなあ。
「食育」という言葉を環境教育のシンポジウムで使う、使わないで、何日も(無駄に)
話し合った若かりし頃。
そんな話も今や昔。今や完全に市民権を得た「食育」。
Aコープが掲げるのぼりにも「今日は食育の日」と書かれていて、時の流れを感じました。
私も、当時のようなこの言葉への拒絶感というものもなくなりました。
若かったね、と当時の友人と話したりしています。
前振りが長くなりました。
カツオ節削り機で、カツオ節を削ろうとしたら、息子が「ぼくがやる」と言ってきました。
子どもにはたまらない道具に見えるでしょうね。
鋭利な刃を持つカツオ節削り機です。
一人でやらせるわけにはいきません。
ありがたいことに、ダンナが手をそえてカツオ節削りのやり方を教えてくれました。
丁寧に、一枚ずつ、カツカツと音をたてて、削り方を教えてくれました。
知らないうちに、指を切ってしまい、出血も多かったですが、本人は大満足の様子。
削ったカツオ節で作った料理は・・・
「焼きうどん」!(しょぼい料理ですみません)
油を全く使わないで作る焼きうどんで、とってもヘルシーです。
削った鰹節で味付けしたので、めんつゆを使わなくても味が濃かったです。
うどんは地元の製麺所でつくられた佐渡うどん。
本土のうどんに比べると、何割か高いのですが、原材料が小麦粉と塩だけなので、
ついついこちらを選んでしまいます。
母は、「お母さんが小さい頃は、毎朝おばあちゃんに
かつお節を削らされていたよ。みそ汁に使うためにね」と話してくれました。
超多忙な朝に、削りたてのかつお節を使ってみそ汁を作ろうという、
おばあちゃんの心意気、というかそれが当たり前だった当時って、
色々なものが「大切にされていた時代だったんだなあ」と今更ながらに思います。
(私が幼少の頃はもっぱら味の素でしたけどね)
削り機の使い方を教えて、それを使った料理を見せてあげて、
カツオ節と削り機が日常的に家庭に存在するものとして、
息子の体にしみこませることが、「食育」というならば、
1回や2回くらいじゃ「食育」なんて完成するものじゃないよなあ~
としみじみ思ってしまいました。
ずるずるずる~
(そして10分でなくなる焼きうどん)
つわりのせいか、あんなに大好きな「ご飯」への執着が薄くなって、麺類にはしっています。
麺類嫌いだった私を知る母は驚いています。
これが「つわり」の魔力なんですね~。
中華料理屋で焼きそば食べたい!なんて、以前は絶対思わなかったことで、自分でもなんか不思議。
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