目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

あなたにしかできない脱原発な暮らしを

2011年08月01日 | 核のこといろいろ


福島原発事故の後、原発の安全神話が崩れていく中、
多くの方が私ごときに、多くの相談や質問を寄せてくれました。

その質問の全てが、とても等身大で、純粋な感情の数々でした。

「自分に何ができるのか、何をすればいいのか」
切実で、ものすごくストレートで、未熟な私には、すぐには答えようもないものばかりでした。



その中のひとつ「原発がない社会のために、てっとり早くできることを教えて」
という質問には、ものすごいポジティブさに、しばらくのとまどいの後、
逆に私が励まされました。


同時に幾人かの同世代の方から、
「省エネくらいしかできないできない自分がもどかしいです」
というお手紙もたくさんいただき、考えされられました。


私個人の考えだけいえば、「省エネは決して小さいことではない」とは思っています。

ことに、家族をやしなっている一家の長(ともいえる)主婦が、
省エネ権(とあえていう)を握ったら、家族の不満や不平を処理しつつ、
家族の平和を守りつつ、電気使用量を減らすという努力それ自体、
相当なものだと思うのですが、
おそらく家庭の主婦の方々は、事態のあまりの大きさと比較してしまうと、
自分の家の電気量ごとき、と思ってしまわれるのでしょうね。



そして、省エネの結果はあまりに小さくて、実感に乏しいことへの不満が
そう思わせているのだとも思います。


でも、と考えてみました。

それだけなのだろうか?と。


彼女たちの、もどかしさと切実さを伝える沢山の手紙の文面に何度も目を通し、
思いをめぐらした時、
決して彼女達の不満が「省エネへのもどかしさ」だけにあるのではないと思えました。




「今の現代社会の中の生活は、普通に営んでいるだけで、
       確実に環境を悪化させてしまうこと」。



その罪悪感が彼女たちを苦しめ、悩ませているのではないか、と思ったのです

「当たり前」に使っている電気が、原発という放射能汚染を招いてしまった。
電気を使うことをとがめる人など、いままで誰もいなかったのに。


彼女達は気づき始めたのではないでしょうか。


普通に売られているバージンパルプのトイレットペーパーを買って使うだけで、熱帯雨林を壊してしまう。
周りは誰もとがめないのに、車に乗ってしまうだけで地球温暖化を加速させてしまう。
電化製品を買い換えればそれだけで産廃を増やしてしまう。
エコだと言われていた「オール電化」は、実際にはさらに原発を増やす原因になってしまう。

農薬、食品添加物、ゴミにダイオキシン。

生活を営むことが全て、こうした地球規模の環境問題に直結してしまう事実に対し、
『自分に何ができるのか、何をすればいいのか』と、
全てにおいて未熟な私ごときに相談してくれたのではないか、と。


そんな風にすら思えたのです。



結局、多くの相談してくれた人に私は結局こんな風にしかいえませんでした。



ひとりひとりは弱くても、他人まかせではなく自分が動くとき、大きな力が生まれると思うから

だから、ひとつだけでもいいから行動していきませんか、できれば一緒に。
できれば細くても長く。

行動のひとつひとつがどんなに小さくても、そこに信念があるなら、
次の行動とステップに必ずつながるから。
(それだけは本当に「絶対」)


もし、何か行動を起こそうと思ってくれたなら、
署名1回でも、デモ1回でも、
「将来のため」でなく「子供のため」でなく、ぜひ「自分」のためにやってみてください。


自分が、暗くみえるこの社会に呑み込まれないために、
誰かのために生きている自分を、見失わないために。











去年よりも、朝晩がすごく涼しいのは、
間違いなくこの夏の「省エネ」の結果ではないか、と確信しています。
夜のあつい空気は山を登ってくるのかな?
節電効果、ものすごいです!!
できれば来年もこの節電運動、やってもらえないでしょうか?
クーラーのない我が家は、保冷材をくるんで日中過ごしています。
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クーラーがイマイチつけにくい、この暑い夏をのりきる1枚に、是非ご活用ください。

福島の子どもたちは、未だ高い放射線量の中で暮らしています。
チェルノブイリでは、強制移住させられたほどの放射線量が、人口の多い福島市の一部などで
計測されています。
自主避難には補償がされないこと、国が非難の必要性を認めていないことから、
放射線量が非常に高い環境から非難したくてもできない方たちが多くいらっしゃいます。

通常の20倍ものの空間線量の屋外でマスクをせずに遊ぶ子供たち・・・。
予防が徹底されず、避難の必要性が軽視されているのも、
100ミリシーベルトまでの被爆をよしとする行政の人選によるリスクアドバイザーの広報活動も
影響しています。

まさに今!福島は助けを必要としています。
原発の危険性を、もっと広めていきましょう。

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