日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

リンゲルマン効果(社会的手抜き)

2017-05-06 | 危機管理
社会的手抜きとも云われる「リンゲルマン効果」

マクシミリアン・リンゲルマンは
綱引き、荷車を引く、石臼を回すなどの集団作業時の
一人あたりのパフォーマンスを数値化した。

実験の結果、
1人の時の力の量を100%とした場合、
2人では93%、
3人では85%、
4人では77%、
5人では70%、
6人では63%、
7人では56%、
8人では49%と1人あたりの力の量は低下した。
リンゲルマンは集団が大きくなるほど
集団全体のアウトプットと個人のアウトプットの合計の差は
拡大するリンゲルマン効果という現象を明らかにした(Wikipediaより)。

無意識のうちに周囲の人に頼ってしまうという事はよくあることです。
しかし、これが企業内で起きているとすればゾッとしてしまいます。

打開策は、チームワークづくりであり周囲への思いやりという事になるでしょうか。
是非対策を考えたいものです。

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ボクサーブリーフ3800円という選択

2017-05-06 | 素敵な企業・素敵なスタッフ
女性下着メーカーとして有名なワコールに
男性用インナーブランド「ワコールメン」があります。

さすがにワコールの戦略です。
安かろう物を発売する筈もなく一枚3800円(税別)という値付けがされています。

しまむらへ行けば1,000円で2枚買えます。
ユニクロでも1,000円で1枚買えます。
それがワコールメンでは4,000円を持たないと1枚買えないという戦略
中小企業に有っては見習わないといけない部分です。

もちろんただ値段が高いという代物ではなく
ズレない、蒸れない、衛生的なノウハウ満載です。
これなら一枚持ってみようかと思わせる商品に仕上がっています。

市場的にも女性オンリーではなく
男性に市場を広げているので新たな分野という事になります。
現在の市場を食い合うという消耗戦も避けられますし
値段帯も他との競合が有りません。
しかも今までのブリーフとは異なりますから新商品開発にも成功していることになります。

昔々憧れを以って「いつかはクラウン」というトヨタのCMが有りましたが
今は。「いつかはワコールメン」といった心境です。

えっ!?
モノも値段も違いすぎるだろうって??
ブリーフの中に包まれるものと同じで小さいんです私は(>_<)



掲載した画像はワコールメンさんのHPから転載しました。
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