晴耕雨読、山

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雑記…

戦争と平和、どう語りたかったのか『約束の海』

2015年06月29日 | 読書

2年前に亡くなった山崎豊子の絶筆、未完の作品である。しかし、書き終えていた第一部「潜水艦くにしお編」自体が読み応えあると同時に、収められている第二・第三部の構想を読むことで、他の作品同様そのスケールの大きさと今の日本社会への問題提起を感じ取ることができる。著者は「執筆にあたって」の中で、日米開戦の幕開けとなった真珠湾攻撃に参加、捕虜となった人物の波乱の人生を<テーマが“戦争と平和”で、なお現在の日本にも通じるもの>として書きたかったという。行き着いたのが日本周辺海域で<人知れず日本への脅威と対峙している>海上自衛隊の潜水艦の存在。だから第一部では、記憶にある潜水艦なだしお・遊漁船衝突事故がモデルとなっているような物語が展開、若い潜水艦乗りが主人公として描かれている。この主人公のその後については「ハワイ編」「千年の海 編(仮題)」の構想の中で多少知ることは出来たが、想像力の無さをあらためて痛感。完成作品を読んで、著者が追究してみたいと言っていた「戦争をしないための軍隊」なるものを考えてみたかった。例の新安保法案がめざしているものとは明らかに違うと思うが。

                 

 


ジャガイモ不作に、トマトも

2015年06月24日 | 市民農園

朝から青空の日、絶好のタイミングとばかりに3月下旬に植えたジャガイモの収穫。発芽が良くなかったので予想はしていたものの5割程度の成果にショック。覆土が多すぎたのか、種イモがモグラに食べられてしまったのか、連作のせいか。市民農園の他の栽培者にも聞いて原因を突き止め、来年こそは。そして今日はもうひとつガッカリすることが。昨日見たときに赤く熟していたトマトが無くなっていたのだ。カラスに盗られてしまったのか、それとも。喰いかけなどの残りが無いのでカラス犯人の可能性は少ないが、最近は知能的だとも聞く。でも、そうだとしたら枝からうまく切り離したものだ。昨夜の雷雨で2個とも落下し、それを持ち逃げしたと言うのだろうか。謎は深まるばかりである。

    

昨日携帯で撮影していたが  

これは大丈夫か 

豊作の 

ピーマンは食べないか 

 

 


梅雨どきの野菜づくり

2015年06月22日 | 市民農園

夏野菜が今のところ順調だ。今日はナスとキュウリ、ズッキーニ、サニーレタス、ニラなどを収穫。キュウリは3回に分けて植えたが、これはまだ1回目のもの。まだ暫くは採れそうだ。ナスも今が盛りと実っている。ズッキーニは急に大きくなった。シシトウはもう少し先、ピーマン、トウガラシもこれからだ。トマトが雨で割れないようにビニールをかけて今日の作業は終わり。本格的な梅雨になり、あとは適度な雨量と太陽の恵みに期待したい。

放任で育つ  

花も実も大きい 

トマトにビニールがけ 


そぼ降る雨に、六月の花

2015年06月21日 | 雑記

ここ数日、曇りや雨の梅雨らしい天気が続いている。月一度の写真教室で武蔵丘陵森林公園を訪れたときもそぼ降る雨の日。しっとりした森の緑と道の両脇に点在する紫陽花が一段ときれいに映る。公園中央口から時間をかけて楽しみ、都市緑化植物園へ。あまり多くは咲いていないが、この時季の花が自然のシャワーに生気あふれていた。傘をさしていたこともあり、三脚を使わなかったことの反省は次回に。来月は梅雨明けのころ、出番のヤマユリ、オミナエシをしっかり撮ろう、と。

移り気と言われても 

露を着飾って 

     それは慈雨  

雨が止んで  

 


さきたま緑道、六月に歩いて

2015年06月17日 | 雑記

久しぶりの「さきたま緑道」だから周囲の景色を眺めながら歩く。水を張った田に木々の緑はおなじみだが、ビニールハウスが映り込むと変わった光景になる。遊歩道で出会った薄紅色の不思議な花を咲かせた木、これはネムノキだそうだ。見ごろは終えたはずなのにツツジもピンク色を保っている。だが何と言ってもこの時季の花、紫陽花が目につく。よく見ると色、形いろいろある。今度は一番似合うという雨の日に、その七変化ぶりを見てみよう。

田植え前だから  

これがネムノキ 

まだ元気 

 紫陽花いろいろ  

これから  

好きな色  

円熟  

 


梅は熟したが梅雨はどこへ

2015年06月15日 | 雑記

梅雨入りして1週間、九州のような大雨も無く蒸し暑さはあるものの晴れの日が多い。月間予報では雨の日が多いはずだったが今日もいい天気だ。梅雨の語源のひとつに梅の実が熟すころの雨という話があるとおり、庭の梅が丁度いい具合になってきた。脚立を持ち出し、それでも手が届かないところは高枝切り鋏で格闘すること小一時間、ほぼ採り終えた。今年が幾分多いのは去年の場合、大雪で枝が折れたせいかもしれない。熟した梅は梅干しに、青い梅は梅ジュースでそれぞれ自然の恵みとしていただく。もっと小さな梅は遊びに来る小鳥用に枝に残しておいた。その感謝の声とは思わないが、朝の目覚めに鳥のさえずりを聴くのも悪くは無い。

全部で11キロ  

落ちた梅も小鳥用に  


満開のクリンソウと日光高山、そして

2015年06月13日 | 

梅雨の貴重な晴れ間、今が見ごろのクリンソウ撮影と近くの日光高山を登るという贅沢なコース。自宅を早朝に出発したおかげで8時前に竜頭の滝駐車場をスタート。左足元に中禅寺湖が見え隠れする湖畔沿いの道を緩やかに登り、下りして熊窪の砂浜に。間もなく湖一望の千手ヶ浜、二つ目の橋を渡るとクリンソウの群生地だ。一面の花々は見事だが、木漏れ日の明暗があって悲しいかな素人には写真撮りが難しい。見切りをつけて熊窪まで戻り、高山へ向かう。沢筋の道は少しずつ急斜面になり、小田代原・戦場ヶ原への道を左手に分ける無名峠。山腹を大きく左右に巻き、僅かな鎖場を越えて山頂に着く。眺望が良くないので早々に下山、予想外にこちらのほうは急傾斜が多かった。下山口からは新緑の竜頭の滝を眺めながら駐車場に戻るというオマケ付き。初めて見るクリンソウ、登りやすい高山、そして久しぶりの竜頭の滝と今回の奥日光は大満足だった。2015年6月11日(木)(清滝ICより30分の竜頭の滝・駐車場)駐車場1360m 07:50…遊歩道入口08:05…(赤岩)…09:10熊窪…09:25千手ヶ浜(クリンソウ群生地)10:40…10:55熊窪<昼>11:10…11:45無名峠11:55~(鎖場)…12:30日光高山1667m 12:45…13:45竜頭の滝…14:10駐車場

横幅制限?の階段道  

群生地 

水辺に寄り添う  

竜頭の滝  

新緑と競演  

 


夏を前に、みずいろの志賀高原

2015年06月09日 | 写真&旅

梅雨前の先週末に訪ねた志賀高原。志賀草津高原ルートの白根山周辺は噴火警戒レベル2で夜間通行禁止と知ってはいたが車の通行が極端に少ない。立ち寄ることも考えていた白根山のレストハウスは休業で駐車場も閉鎖中。箱根だけでなく、ここの観光産業も影響を受けているなどと考えているうちに群馬から長野県に。曇天で雨も降りだしたので横手山は中止。夏の蛍の下見を兼ねた石の湯を経て訪れた一沼は周辺の白樺、ツツジなどが水面に映って、まさに水辺のパレット。快晴の翌々日は、それぞれ特徴あるいくつかの池を見て回ったが、どこも閑散。高原の湖沼は夏を前に休息しているかのように静寂そのものだった。

快晴の一沼  

木戸池  

蓮池も静か 


敗北の記録とせずに『青木理の抵抗の視線』

2015年06月03日 | 読書

雑誌のインタビューでの発言や連載コラムなどをまとめたこの書の内容はタイトルどおり、警察・検察含めた国家権力やメディアへの斬りこみ鋭く、痛快でもある。特に第一部「不寛容の空気に抗(あらが)う」では今、まさに国会審議されている集団的自衛権の行使容認を<海外で自衛隊が直接武力行使するということです。海外で人を殺し、殺されることにお墨付きを与える。(中略)憲法改正で九条を削除したのと同じぐらいの意味を持つことになります>と指摘。第二部「いま、この国の深層に蠢(うごめ)くもの」も含め、繰り返し指摘しているNHK人事について<「政府が右と言っているものを左とはいえない」などというトップは、受信料の不払い運動を起こしてでも辞めさせないといけない>と言い、経営委員2氏についても<「特異な歴史観」を披露>や<時代錯誤的な趣旨の駄文を発表>など<高度な責任と自制>に欠けると手厳しい。しかし、焦燥感募らせる著者は「あとがき」で本書を「敗北の記録」とも。現在進行形の為政者の思惑が社会の大勢なのか、ひとり一人が向き合わねばならない。

                         

                      


今年の夏野菜の一番手はキュウリ

2015年06月02日 | 市民農園

好天が続き、市民農園の夏野菜も順調に育ってきた。ほぼ毎日の水やりが功を奏したのか、早々とキュウリが食べごろになったので今年最初の収穫。ナスやピーマン、トマトも実がついてきたが、これらはもう少し。隣りの区画の方から苗をいただいたサニーレタスは大きくなってサラダとして食べれそうだ。うっとうしい梅雨はもうすぐだが、畑にとっては恵みの雨。自家製の新鮮野菜でビールを美味しく飲んで、この時季を楽しもう。

ナス 

ピーマン 

レタス 

大玉トマト 

タマネギを採り終え 

次の野菜づくりを