晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

レンゲショウマの御岳山、少し遅かった

2015年08月29日 | 

お盆までの厳しい暑さが以降は曇りや雨のはっきりしない空模様。御岳山のレンゲショウマを見に行く日を決めかねているうちに今週になってしまった。意を決し、眠い目をさすり朝5時半の出発で混み合うというケーブル駅の駐車場に7時前の到着。開場まで準備をして、朝一番のケーブルで山上駅に。乗車はカメラ持参の7人ほど。早速、歩いてすぐの群生地に入る。時折の霧雨の中、かなりの数の花が咲いているがピークを少し過ぎたようだ。枯れかけの花が多く、美しさを見せてくれる花びらが少ない。山腹をウロウロ探しているうちに結構な時間がかかった。この後、山頂である御嶽神社、せっかく来たのだからとロックガーデン、綾広の滝を巡って戻った。霧雨も僅かで天候的には良かったが、やはり花は時季が大事と悟った日だった。8月27日(木)/(圏央道・青梅ICより40分のケーブルカー駅駐車場)ケーブル滝本駅07:30―(ケーブルカー6分/往復1,110円)―07:36御岳山駅~07:50レンゲショウマ群生地・富士峰園地09:50~ビジターセンター~武蔵御嶽神社・御岳山929m~長尾平分岐10:40~天狗岩~ロックガーデン~11:30綾広の滝~休憩所12:00~天狗の腰掛杉~御嶽神社石段~ビジターセンター~13:40ケーブル御岳山駅<駐車場:07:10開場、1時間350円で最大1日1,400円/温泉:「河辺温泉・梅の湯」860円で高いが、青梅IC寄りで浴槽も多く、ゆっくり疲れを取った>

 

霧雨にぬれる 

森の妖精 

今日のロックガーデンは寒い  


終わりの夏野菜、最後の頑張り

2015年08月22日 | 市民農園

朝6時の市民農園は陽射しこそ弱いものの今朝もたっぷりの湿気。ただ時折の涼しい風が夏の峠を越えたことを感じさせてくれる。雨模様で2日ほど来ていなかったので野菜が大きくなっていた。ナス、オクラ、キュウリ、モロヘイヤなど。例年、夏野菜はそろそろ終わりのころだが今年のナスとキュウリは特別。ナスは剪定せずに水やりを欠かさなかったせいか多く採れる。キュウリは時間差の栽培で、これは第4弾か5弾の種を蒔いたもの。夏野菜の最後の頑張りを見つつ、移りゆく季節とともに間もなく秋野菜の畑づくりの時季に入る。

モロヘイヤ 

キュウリ 

種をまいたキュウリ  

ニンジン 

オクラはまだ採れそう 


紅葉の頃にもう一度、雷滝

2015年08月18日 | 写真&旅

今回の長野寄り道の観光スポットは高山村にある「雷滝」。上信越自動車道の須坂長野東ICを降り、市街地を抜けて山間の道をしばらく走る。登りの道になり、山田温泉街、「八滝」の看板を通り過ぎ、ICから約40分で「雷滝ごろごろ亭」という小さな売店脇の数台の駐車場に。満車だったので少し手前の路肩の空きスペースに停める。急斜面を5分ほど降りていくと岸壁がえぐられた滝の裏側に出る。裏見の滝とも呼ばれているとおり、豪快な音をたてて流れる滝のカーテンが見事だ。さらに降りた展望台から落差30メートルの滝全体を見上げる。周囲の緑とほとばしる水流は、まさに一服の清涼剤。紅葉の頃に今回パスした八滝、赤い橋の高井橋とともにもう一度来てみたいものだ。

 

感嘆の声 

下の展望台から 


今日は、「無言館」の無念の叫びに

2015年08月15日 | 雑記

昨夕の安倍談話。国内外の声にバランスを取ったものとの評価もあるが、そうであれば何故に今さらの談話発表にこだわったのか。言いたくない言葉は引用や間接表現で繕う一方、自らの歴史観と進めようとしている安保法制については「謝罪を続ける宿命」・「積極的平和主義」などで信念を主張しているように思える。元々期待していなかったので、これ以上読み解くのは止めよう。それよりも終戦70年の今日、あらためて昨年訪ねた「無言館」の声なき叫びに耳を傾けたい。戦没画学生慰霊美術館のここには、あの戦争で亡くなった画学生の遺作・遺品が置かれている。自画像、家族や身近な人、故郷の風景などとともに添えられている出征前の言葉に涙腺の抑えが効かない。すすり泣きの美術館とも言われる所以である。歩を進めるごとに重苦しさを増す無言館への坂道、今日も蝉の泣く声が降り注いでいることだろう。

去年も蝉の泣き声が 

(写真・フォトムービーとも昨年訪れたときのもの)


深く、重いメッセージ『写真集 インドネシア残留元日本兵』

2015年08月14日 | 読書

著者は地元の写真サークルの講師でもある長洋弘氏である。ジャカルタ日本人学校の美術教師として赴いた現地でその存在を知り、以来30年にわたって聞き取り、撮り続けた記録。戦争が終わったのに家族の待つ日本に帰らず、インドネシア独立戦争に参加し、その後も彼の地に留まり生涯を終えたのか。その疑問に、灼熱に焼けた顔に深く刻まれた皺、眼差しが110人の生き様として静かに答えてくれる。中でも前著『帰らなかった日本兵』(朝日新聞社刊)同様、<深い悲しみに私は圧倒されていた>という土岐氏の半生である。帰りたくても帰れなかった。家族や故国への思いをしまい込んだままの胸中を重いメッセージとして受け止めたい。<戦後70年の今年、日本国の行方に警鐘を鳴らすべく、…>とともに。明日8月15日は、それぞれの運命を変えた戦争が終わった日である。

          

      


レンゲショウマ、本番前に森林公園で

2015年08月13日 | 雑記

黄色い花のキレンゲショウマは徳島の剣山で見たことあるが、レンゲショウマはまだお目にかかったことがない。写真で見ると紫色で気品があり、一度その群生を撮ってみたいと思っていた。予定している奥多摩・御岳山の前に予備知識を得ようと近い武蔵丘陵森林公園に出かけた。野草園エリアの道沿い50mほどに咲いていたが予想どおり数は少ない。花は小さく、標示が無ければ通り過ぎてしまう。すでに枯れた花や蕾のものもあり、ここは一斉に花開くという感じでも無さそうだ。過去に6000輪以上も咲いたことがあるらしい御岳山・駒鳥山荘の開花情報。最近、1000輪を越えたとのことだ。期待が膨らむ。見頃は来週あたりになるだろうか。

枯れかけが残念  

 


国民必読、分かりやすい『白熱講義!集団的自衛権』

2015年08月09日 | 読書

著者は例の国会憲法審査会で安保法案を憲法違反と断じたとおり、本書においても<解釈の限界を超えた憲法解釈であり、「立憲主義」に反する>と厳しく指摘。<安倍政権が意図的にわかりにくくしている>と言うだけあって明快にその問題点を論じる。<集団的自衛権とは、「他国(同盟国)の戦争に加担すること>であり、そもそも国連憲章51条にも認められている<同盟国のために戦争に参加し、同盟国を守ることを正当化する>権利であるという。政府が示した「15事例」についても詳細に解説、ほとんどが個別自衛権で対応できるとしている。賛成派、反対派の代表的意見にもほぼ中立的にコメントしているように読める。憲法9条を「空想的平和主義」と批判、<憲法改正し、自衛隊の存在を明記すべき(自衛権を行使するための「自衛軍」を持つ)>と主張する著者だが、その際にも<集団的自衛権は厳格に管理すべき>と念を押す。1年前に書かれているが全く色あせていない。国会論戦、マスメディアの報道ともに本書を参考にしたら、理解を深めた国民の反対がさらに増えることだろう。

           


灼熱を避け朝の畑作業、その先は

2015年08月04日 | 市民農園

連日、38・39度のうだるような暑さ。これでは帽子を被って、飲み物持っての畑作業でも倒れてしまう。ということで、ここ最近は朝5時半ごろに市民農園に向かう。熱気は残っているものの幾分涼しい。早朝なのに駐車場は今日もすでに10台ほど、考えることは皆さん同じだ。キュウリは無くなったが、ここ最近はナスが生気を取り戻してきた。トマトも今年は順調。シシトウはずいぶんと長い間収穫している。そして今一番はオクラ、実が次から次へとできている。これは夏バテ予防に良いようだ。草取りやニンジンの間引きをしているうちに結構汗をかいてきた。帰ってシャワーを浴び、ビールを飲んでエアコンを効かせ、朝寝の続きと言いたいところだが、朝食だけでガマン。でも近いうちに一度やってみたいものだ。ハマってしまいそうで怖いような気もするが。

 

待ち遠しいキュウリ 

ニンジンは秋に