市内吹上の荒川堤。早くから咲いていた菜の花がさらに伸びて、目一杯に咲き誇っている。その黄色のカーペットを背景に今、満開の桜。桜並木から離れた土手の斜面に大きく枝を広げている2本。菜の花に負けじと薄紅色が華を競う。さらに誘われてコスモアリーナを一周する遊歩道へ。菜の花の中に埋もれ、戸惑うような桜も。二大競演に、長さ日本一の水管橋も今日は遠慮がちに映る。
市内吹上の荒川堤。早くから咲いていた菜の花がさらに伸びて、目一杯に咲き誇っている。その黄色のカーペットを背景に今、満開の桜。桜並木から離れた土手の斜面に大きく枝を広げている2本。菜の花に負けじと薄紅色が華を競う。さらに誘われてコスモアリーナを一周する遊歩道へ。菜の花の中に埋もれ、戸惑うような桜も。二大競演に、長さ日本一の水管橋も今日は遠慮がちに映る。
いよいよ4月半ばからの野菜作り本格始業に向けての準備開始。故障続きだったミニ耕運機も新しくなり、第1回の畑づくりには大きな助っ人。人力に比べると1/5の時間、もちろん体力の消耗も僅か。次回以降に苦土石灰や堆肥を施し、さらに畑を耕す。白い花を付け始めたキヌサヤは根元に化成肥料の追肥。植え付けて間もなく1か月のジャガイモ、芽がいくつか出てきた。玉ネギもすくすくと育っている。元気の良いお隣のチューリップ畑に負けてはいられない。
地元にある桜名所でも一番と言われる吹上・元荒川沿いの桜並木。ほぼ満開に見えるが、よく見るとばらつきがあり6・7分咲きの木も多い。だから、幾重にも薄紅色を重ねての華やかさに欠けるようだ。コロナ影響によるイベント縮小のせいか、少し寒いこともあるのか人出も少ない。暖かい日があと1・2日あれば満開となって本来の美しさを見せてくれるに違いない。その頃にもう一度来て、岸辺を眺め歩いてみたい。
熊谷地方気象台が今年の桜開花を発表してから1週間。そろそろ満開かと向かった近くのさきたま古墳公園はまだ7・8分咲き。それでも平日ながら多くの人々が桜を楽しんでいる。一緒になって丸墓山古墳を一周、足元には彩りを添えるタンポポや菜の花が咲く。入口付近に戻ると白い桜が数本。話しているのを聞くと大島桜というらしい。青い空に純白が映える。でも桜はやはり薄紅色、今年の満開はいつ頃に。
フクロウの仲間であるコミミズク。その写真が撮れるとAさんから教えてもらい4日間通ったが会えずじまい。そして今週、念のため出かけるとAさんも来ていて話をしているうちに何と飛来してきた。河川敷の小さな流れの対岸、菜の花が咲き誇る土手の斜面を低空飛行。そのうち低い木杭に止まってくれた。ただ残念ながら300㎜の望遠、おまけに加齢による視力低下で表情がよく見えない。狙いたい真正面を向いているのか、それとも横向きなのか。ともかく絶好のチャンスを逃すまいとシャッターを押し続ける。この荒川土手上には関東近県はもちろん遠く中部圏からの車も。カメラの長い放列にサービスするかのようにコミミズクは飛び上がって右へ、左へ飛行して移動。湿地帯近くに降り立ったり、別の杭に止まったり。そうこうしているうちにもう一羽がやって来て、カメラマンも大忙し。撮影はともかく、しばしコミミズクの姿を追って楽しんだ。冬鳥ということなので次に会えるのは来季になるかもしれない。Aさんに感謝とともに来週、ベストショットを見せてもらおう。
越生町と飯能市を分ける尾根筋の二つのピーク。それと八徳一本桜の下見を兼ねた今回は予定外のロスタイムあり、7時間強の山行となった。最初は駐車場からの車道歩き。黒山三滝から流れる川沿いに5・6人のカメラマンの姿。野鳥を撮るような大型レンズなのでセキレイでも狙っている様子。静かにその横を通って三滝の手前、天狗滝入口から右上の山道に入る。堰堤に出たところで進行方向を一瞬考え、右上の岩を少し登る。岩上部に短くなったロープが放置されていたが、新設するか矢印でもあった方が良いところだ。林道猿岩線に出て淡々と進むと花立松ノ峠への登山口、丁度よくそばにある水場で喉を潤おす。すぐに、たぶんオオカミ岩だろうと思われる大岩を過ぎ、歩きやすい山道は自然と高度を上げる。左手の見晴しを見ながら進むと林道に。後ろを歩く方からショートカットあるよと教えられて僅かな踏み跡を右上に登る。これで花立松ノ峠は経由せずに再びの車道、すぐに関八州見晴台への山道。3度ほどピークを越えて高山不動尊奥ノ院と東屋のある山頂に立つ。北西から南部が大きく開けて展望良好。棒の嶺、御前山の先に見える富士山、秩父・奥武蔵、奥多摩の山々、関東平野の眺めを楽しむ。そして高山不動尊へ向かって下る。着いたところの荘厳な本堂と大イチョウ、今年最初のツツジの花などを見ているまでは良かった。この後、誤って三輪神社まで下りてから八徳への山道を探しながら林道を相当下ってしまった。間違いに気づき、固い舗装路を登り返して本来の登山道入口までのロスタイムは足、膝に来た。ようやく見つけた入口から杉林の中を八徳へ下る。林道に出て、合流する林道を左上に進むと顔振峠への入口。これを通り過ぎて一本桜に着いた。地元の方が言うとおり八分咲き、連年4月上旬とのことで相当早い。満開前の試し撮りを終え、顔振峠へ。先ほどの峠入口まで下る予定は変更して奥武蔵グリーンラインまで上がる。林道をてくてく歩いて顔振峠。最後の下山道、先月は問題無く歩いた道。今日は足を労わりつつ駐車場に戻った。歩数計は32,000歩を超え、久しぶりに疲れたが一本桜と八徳への道の最後に咲いていたミツマタの花に満足。2021年3月24日(水)/(黒山三滝町営無料駐車場に13台目停める。残余スペースは4台程度)黒山三滝P 08:15~08:25天狗滝分岐~(林道猿岩線)~08:55登山口・水場~(オオカミ岩)~09:30林道(ショートカット)~10:00関八州見晴台760m (高山不動尊奥ノ院)10:15~(丸山)~10:40高山不動尊・常楽院不動堂(大イチョウ)・三輪神社11:45(林道の下り、登りで1:15のロスタイム)12:00~12:40八徳(昼食)12:55~13:10八徳一本桜 13:25~13:50車道分岐~(奥武蔵グリーンライン)~14:15顔振峠539m 14:30~15:15坂尻~(車道)~15:30黒山三滝P(山中での出会いは関八州展望台で7・8人、各登山道では1~2人と少なかった)
3日前、東京の桜が開花したと発表された。去年と並んで観測史上最速とのこと。当地は気象的に概ね熊谷エリアに属するので、東京より4・5日から1週間くらい後となる。ハナモクレンが咲き終わろうとしている近くのさきたま緑道。桜の並木を歩きながら観察してみたが、まだ完全な蕾状態。途中、1本だけ開花しているソメイヨシノを発見。ここの陽当たりが良いので一足先に目を覚ましたらしい。遠い故郷の春を歌う『北国の春』に出てくるコブシの花も咲く。<♪白樺、青空、南風~>ではないが、ここ最近は4月の陽気。緑道がピンクに染まるのはもうすぐだ。
東日本大震災から10年目となる。あの日も今日のような晴天だった。車を走らせていた時にカーラジオからの緊急地震速報の警報音、そしてすぐの激しい揺れ。通りの電線が波打っていたのを覚えている。遠く当地にまで震度5弱をもたらしたのはマグニチュード9.0、最大震度7の大地震だった。震源地に近い東北沿岸部を中心に広い範囲にわたっての大きな被害。特に大津波は多くの尊い人命を奪い、街並みを破壊し尽くした。そして、あの福島第一原発の事故は災害をさらに拡大する。震災の2年後、まだ爪痕が残る現状を自分の目で確認し、記憶に留めようと現地に赴いた。宮城県石巻から女川、南三陸、気仙沼、岩手県の陸前高田へと北上。復旧工事のトラックが行き交う街々で目にする光景はあの日、あの時を訴えかけてくる。避難を呼びかけ続けた防災対策庁舎、ベンチが残るだけの駅舎、その近くまで打ち上げられた大型漁船、消えた松原に立つ一本の松。これ以外も含めて、当時の悲惨な状況と自然の猛威をいやというほど突きつけられた。南三陸の語り部バスや陸前高田の「花っこ畑」では直接話も聞けた。直に見たこと、聞いたことをあらためて思い返す。この先も忘れないようにしたい。10年の歳月を経た今、震災の風化や世間の関心の低下を伝え聞く。福島原発事故にしても然り。周辺7市町村に住むことのできない帰還困難区域が残る。双葉町は全町民がふるさとに戻れていない。今なお原発被災者の3万6千人が避難を続けている(福島県集計)という現実。増え続ける汚染水や膨大な量の除染土の最終処理、廃炉の行方も分からない。まさに人類が制御できないことを実証した原発事故。原発推進の旗を振り続ける国は、あの時の危機感と現状を見つめるべきではないか。
(写真は2013年6月に撮影したもの)
久しぶりの市内吹上の荒川堤。しばらく来ないうちに土手いっぱいに菜の花が咲き、遠く水管橋まで黄色のジュータンを広げている。ウオーキングの人たちの歩きも軽やかに写る。近くのコスモアリーナを半周する遊歩道では河津桜が終わりごろ。もう若葉が勢いを増している。足を向けるのが少し遅かったようだ。シダレヤナギの足元には菜の花、そして小さいながらも背伸びして咲き乱れるオオイヌノフグリの青い花。負けじとソメイヨシノが一帯をピンク色に染め上げる時季は間もなくやって来る。
庭の梅の木に遊びに来ていたメジロ。黄緑色の上半身に暗褐色の羽、目の周囲が白いので「メジロ」と名付けられたと聞く。親子3人組で大きな親鳥は上の枝にとまって、あまり動かない。どうやら親鳥は外敵を見張っているようだ。その子らしい小さなメジロは小さな鳴き声を発しながら、花から花へと縦横無尽に飛び回っている。花の蜜や果汁を好み、特に梅の花が好きらしい。子のほうは時々近づいたりするが、枝に並んだり押し合ったりの習性は見せてはくれない。「目白押し」の言葉の由来は来季に機会あれば撮ろう。花は散り始め、姿を見なくなった。間もなく桜の開花だが今年はメジロの姿も探すことになりそうだ。
日一日と春めいて、今年もジャガイモ植え付けの時季がやって来た。例年は3月中旬だったと記憶しているが、ここ最近は3月の初め。1月に土を粗く掘り起こす寒起こし、2週間前の堆肥を入れての耕し、そして今日は化成肥料を軽く蒔いて最後の畑づくり。鍬で溝を掘り、種イモを30㎝間隔で置く。その間隔の中ほどにシャベルで鶏糞、一掴みの化成肥料、そして最後に土をかけて植え付けは完了。去年同様に北アカリを3kg、先ずは1か月後に無事に芽が出てくれることを願う。次に玉ネギ、11月に植えて約8割が育っている。株穴に追肥として化成肥料を入れる。秋のダイコンとともに当畑の三大保存野菜である玉ネギ、ジャガイモ。5月下旬から6月初めの収穫に期待したい。
1週間ほど前から咲き始めていた梅の花がほぼ満開となった。以前は3月8日前後だったが、ここ近年は3月初めに咲きそろう。これも最近よく言われる気候変動の影響だろうか。ともかく、早い春の訪れは喜ばしいことだ。樹齢30年くらいの古木、そのゴツゴツした幹に枝に咲く白梅。暖かな春の光りにほんのり染まる薄紅色。背景の空も青みを増して歓迎する。寒さ、そしてコロナにも身を縮めていたこの季節。冬が遠ざかり、野山から誘いの声が聞こえてくるようだ。本当の春が待ち遠しい。
春の気配を感じる三寒四温の日々のなかで開催中の鴻巣びっくりひな祭り。そのサテライト会場の「花久の里」で昨日まで限定展示の「ひな人形カー」。ひな人形のまちをPRしたいと市内の関東工業自動車大学校の学生さんたちが制作したとのこと。外観・内装ともひな人形の着物や装飾品を参考に車体の右側は男雛、左側が女雛をデザイン。運転席・助手席のシートには着物の生地が使われ、内部もカラフルに色づけされている。車体をよく見ると左右の梅は右側が紅梅で左側は白梅、サイドミラーも雪洞(ぼんぼり)をイメージなど、こだわった作り。後部に飾られたひな人形を含め、市内の人形店や関係者の協力を得ての制作らしいが、見事な出来栄えに感心した。その後、館内の雛飾りや中庭に咲く梅、菜の花などを見学。コロナ対策で今年の展示内容は縮小されているようだが、春を満載したかのようなHina doll carに満足した。