晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

五月の風と皇鈴山、大霧山へ

2023年04月28日 | 

二本木峠でツツジ散策を終えてから新緑あふれる山の中へ。峠から続く右側斜面のツツジを横目に木段状の道を直登。すぐの愛宕山からの緩やかな山道の両脇にはミツバツツジも仲間入り。賑やかな彩りロードに度々足を止め、カメラを向ける。下って道を横切り、なおも快適な軽いアップダウン。登り返して小広場の皇鈴山(みすずやま)に着く。東屋から右手すぐの展望台で休憩。青空ひろがる景色を眺めてから往路を下山。車で少し移動、彩の国ふれあい牧場に駐車して車道、牧道を粥新田峠に。皇鈴山より登りがいのある山道も点在するツツジを見つけながら僅かの距離。平坦な道から最後の登りで大霧山の山頂に到着。左端の武甲山から始まる秩父の山なみ、目を転じて上越、右端の日光連山までの眺望に気分爽快。用意してこなかった昼食は下山後で遅くなったが足をのばして良かったと実感。ひと足早い五月の風とツツジ、新緑に満足しながら帰り道についた。2023年4月27日(木)/(路肩の空きスペースに駐車)二本木峠09:20~09:30愛宕山~10:05皇鈴山679m 10:20~10:55二本木峠<11:05=(車移動)==11:15>彩の国ふれあい牧場P 11:25~粥新田峠565m 11:50~12:10分岐12:20~12:35大霧山767m 12:50~13:25粥新田峠~13:45 彩の国ふれあい牧場P

    

    

    

    

       

 

   

 


見ごろのツツジを新緑の二本木峠で

2023年04月27日 | 写真&旅

例年、GW時期に見ごろとなる東秩父村二本木峠のツツジ。桜の開花と同様に今年はどの花も咲く時期が早いのでタイミングが気になる。逸しないように雨の翌日、急いで出かけると丁度の時季。そろそろ終わりころの花びらもあるが、これから花開くのもある。深紅や濃淡のピンクの山ツツジが峠周辺に群生する。1時間近く、朝の光の中に輝く新緑とともに彩りを楽しんだ。

   

   

   

 

 


朝日流・始末の付け方か『朝日新聞政治部』

2023年04月25日 | 読書

あえてサブタイトルを付けなかった筆者の意図は何か。日本のマスメディアの代表格の新聞社、その中で歴代政権の政治姿勢に厳しく向き合ってきた部門である。飾りを付けず、その実像をさらけ出す意味でもあるのかと読み始めた。まずはその実情が実在人物とともに詳細に語られる。社内でもエリート集団のトップである政治部長の多くは経営層に抜擢。社会部や経済部との紙面内容をめぐる激しいやり取り、人事についても同様。他社とのスクープ合戦の中で政治家と密着する距離感も微妙に描く。そして筆者が退職を選択することになる「吉田調書」の顛末と責任問題、この書の核心に入る。東日本大震災当時の東電福島第一原発所長の聴取内容をスクープした記事を後に誤報として取り消した件である。<「説明不足」や「不十分な表現」は認めるも、誤った事実を伝えた「誤報」ではない。(朝日新聞を揺るがし、経営責任に波及の)「慰安婦」「池上コラム」問題をやわらげる狙い>と言い切る。これ自体に読みごたえあったが、それ以上に期待していた内容は別にあった。20代の頃より長く購読者であった一人として近年思うことがある。世間一般のバランスを意識、優等生的な論調に陥ってはいないか。政権・与党へのチェック機能、少数派・弱者への肩入れに物足りなさを感じる。現場記者から遠いその水脈には政治部、経営層の深謀遠慮があるとみる。よくある大企業不祥事の始末記に終わらせず、筆者には続編を願いたい。(退職した筆者のWeb紙「SAMEJIMA TIMES」

       

 

      

 


スズランが咲いて

2023年04月21日 | 雑記

北国の地に春の到来を知らせるスズラン。我が家の庭でも一斉に咲き出した。例年であればGW直前ころだが最近の陽気に急いで顔を見せたようだ。純白の花と控えめな香りは、この小さな庭でも特別な存在。30年以上も前に母が遊びにきたおりに数株持参し、植えた花だ。十代後半まで過ごした故郷を忘れさせないようにとの母の思いがあったのかどうか。だが毎年、北の野に一面に咲く景色とその頃を思い出す。もう渡すことのない母の日も近い。

    

 


畑のジャガイモ、玉ネギの食べごろは

2023年04月20日 | 市民農園

初夏のような季節にとまどいながら藤の花が咲く市民農園。今日は先日のジャガイモの芽かきに続いて、追肥と土寄せ。蕾が見えたころに2回目の追肥・土寄せを行なえば、あとは収穫。この分では早めの5月下旬くらいには新じゃがを試食できそう。同様に成長めざましい玉ネギの植穴に生えている雑草取りも。こちらの収穫は3週間後あたりと予想。花が咲き始めた絹サヤはもうすぐ。先日種を蒔いたズッキーニの芽が出てきた。去年は出来が良くなかったので今年は大事に育てよう。成長の具合と食べごろを楽しみに、ほぼ連日の畑通いが続く。

   

    

 


今年も遅かったアカヤシオの三ツ岩岳

2023年04月13日 | 

アカヤシオ見ごろとの情報を得てから数日後の三ツ岩岳へ。“黄砂”襲来の予報どおりで晴天の空の青さは無く、遠くの山も霞んで見える。平日ながら駐車場は満杯、路肩の駐車スペース探しで時間を取られたが久しぶりの山道に入る。傾斜ある直登で足慣らし、分岐から小さなジグザグで樹林帯の中を登り詰めて南西鞍部。ひと息入れて明るい斜面を行くと第二鞍部、ここでお目当てのアカヤシオが登場。点在するミツバツツジも見ながら、岩稜地帯の登下降、下りロープ、大岩を巻きながら進む。登りロープの左手に黄色いヒカゲツツジを見て、少し登れば分岐。アカヤシオの花びらが散乱、枝の花も変色し始めている。やはり少し遅かったようだ。それでも花のトンネルを通り抜けて山頂着。狭いので軽く見渡して早々に退散、分岐までもどって周回コースの下山路に。向かう前方の小ピークのアカヤシオ、新緑が今日一番の見どころ。岩稜を慎重に下って登り返し、花の山頂部を振り返って見納め。あとは竜王大権現経由、小ジグザクの滑りやすい道を一気に下って登山口に戻った。去年は4/22に来てアカヤシオが遅かったこの山。今年の陽気では、さらに1週間前くらいが正解だったようだ。3年続きで来年こそはベスト時季に。2023年4月13日(木)/(大仁田ダム下・新里宮わき駐車場近くの路肩に駐車)龍王里登山口08:50~09:00竜王大権現分岐~09:25南西鞍部09:30~09:45第二鞍部~(下り・登りロープ、岩稜地帯)~10:20分岐~10:30三ツ岩岳1032m 10:40~11:20竜王大権現~11:45竜王大権現分岐~11:55龍王里登山口<炭酸泉の下仁田温泉・清流荘の露天風呂に浸かりたかったが本日は休みで残念>

    

   

    

     

 

  

 


晴れた4月の空に

2023年04月11日 | 雑記

去年4月から引き受けた地域の仕事をやっと終えた。まだ上部組織の仕事が5月初めまで残っているものの今日の空のように気持ちはスッキリ。以前、近所の年長者の方からの「いやだいやだとやる1年より、せっかく引き受けたのだから思い切りやる1年のほうが気持ちいいよ」の言葉どおりだ。例年のように楽しめなかったこの春。でも今日は街路にハナミズキが早めに咲き、公園の新緑も心癒してくれる。続く遊歩道の花やまだ咲き残っている桜も。

    

    

    


桜に続け、夏野菜づくりスタート

2023年04月07日 | 市民農園

初夏のような陽気を残して桜が去った。いつもより早めの夏野菜づくりのスタート。この日のために2週間前より石灰、堆肥、そして化成肥料を混ぜ、耕していた畑。畝を作り、黒マルチをかぶせた後にナス、キュウリ、中玉トマト、ピーマン、シシトウの苗を植え付ける。種はズッキーニ、空いた隅に青シソを少々。風よけ、保温のためビニールのアンドン、キュウリには寒冷紗で囲む。これで第一陣は終了。さあ、あとは天の恵み、太陽と適度な雨にお願いしよう。日ごとの成長を見るのが楽しみ、もちろん先だが試食も。

    

   


桜、旅立ちのとき

2023年04月04日 | ひな人形と花のまち

2002年と並んで最も早いと言われ、3月17日の開花から2週間。多少寒い日や雨の日もあったが強風が無く、長く楽しませてくれた今年の桜。でも若葉に優しく促されて、ひとひら、ふたひらと散る。川面の花びらは、ところどころで逡巡、映す樹々と別れを惜しむ。そして思いを断つように一気に流れに乗って去ってゆく。4月は旅立ちの季節でもある。1年後に再会する桜を楽しみに。

    

    


早いチューリップ畑の隣で

2023年04月01日 | ひな人形と花のまち

市民農園隣接の花のオアシスではチューリップ畑が今、見ごろ。例年であれば4月10日前後だが桜と同様に先週から満開が続く。赤やピンク、黄色、白、紫など色とりどりの鮮やかさに目を奪われる。残念ながら花が大きく開いているのも多く、間もなく散ってしまいそう。この暖かさに農園の野菜づくりも急ぎ足。ジャガイモの芽が出たと思ったら、すぐに葉が大きくなってきた。夏野菜の植え付けの準備もいつもより早めに。急ぎ足の今年の春に引かれながら季節は進んでゆく。