晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

黄昏どき、もう一度ポピー畑へ

2018年05月30日 | ひな人形と花のまち

前日訪れたときは富士山が見えなかった鴻巣のポピー畑。夕暮れ近い時刻だったが晴天で風が強い、もしやと思い車を走らせる。残念ながら西の空は雲に覆われて見ることはできなかった。せっかくなので南端まで歩いて麦なでしこの花畑へ。もう終わりに近い紫色の花が吹く風に身を任せて大きく揺れている。何気なく見上げると雲間から今日最後の照射がポピー畑の方向に。富士に代わる景色を見ることができた。黄昏の中、閉じ始めた花びらにせかされるように帰り道を急ぐ。明日もまた咲くから、と聞こえたような。

残照

明日もまだ咲きそう

 *フォトムービー『3000万本の彩り』http://www.digibook.net/d/2fd5c137800f362d6e04cda1ac67cf7c/?viewerMode=fullWindow&isAlreadyLimitAlert=true


まだ見ごろ、花咲き誇る鴻巣のポピー畑

2018年05月29日 | ひな人形と花のまち

今年まだ出かけていない市内の荒川河川敷に広がるポピー畑に行ってみた。混み合う土・日曜を避けたので入る細い道は渋滞も無く、駐車場も無料で余裕を持って停める。「日本一の川幅」を誇る荒川の御成橋の下流域、日本一広いというポピー畑に約3,000万本が咲き誇る。昨年と違う花が栽培されている場所を中心に1時間ほど、それでも全体の1/3くらい歩いただろうか。イベント開催のまつりが過ぎ、花はピークを越えつつあるが種類によって蕾の花も結構多い。まだ1週間前後は見ることが出来そうなので機会あればもう一度。撮れれば富士見百景にも選定されているこの花畑からの富士山を。

例年見かけない

定番

 


五月の風の中、西沢渓谷を歩く

2018年05月24日 | 

6年ぶりの西沢渓谷、前回は11月初めの紅葉期。新緑のこの時季に昨年購入したNDフィルターで渓流を写し取ろうと出かける。埼玉と山梨県を結ぶ140号線、通称彩甲斐街道を走って2:30。平日ながら天気も良く、駐車場には神奈川・千葉方面含め結構来ている。甲武信ヶ岳への登山道を2本見送るとハイキング道に入る。狭く、左足元は深い渓谷で数年前には滑落の死亡事故もあった道。岩場を何度か登り、次から次へと現れる名のついた滝。流水と飛沫、そして新緑になかなか前に進めず予定時間を大きく超えてしまった。帰路の森林軌道跡の道は、渓流から離れるものの若葉あふれる森林浴ロード。五月の風とともに緩やかに下る道もまた気持ち良かった。5月22日(火)/(秩父経由、有料730円の雁坂トンネル先・大橋真下の市営駐車場)駐車場1102m 08:35~08:55ネトリ橋分岐~09:30三重の滝1200m 10:20~10:40竜神の滝1252m ~12:00七ツ釜・五段の滝1289m 12:30~12:45滝の上展望台1323m 13:00~14:00ネトリ橋1135m ~14:20駐車場(写真撮りながらのタイム)

     

 

 

         

  

*フォトムービー『水と緑のシャワー』

http://www.digibook.net/d/d014ad3f90c93e697e434717fc7e4f2a/?viewerMode=fullWindow&isAlreadyLimitAlert=true


玉ネギ、半年の長旅お疲れ様

2018年05月23日 | 市民農園

いよいよ玉ネギの収穫。去年より1週間ほど早いがこれも今年の気候のせいか。150本植えて、大きさは大中小あるが9割くらいの収穫率だから上出来としょう。まだ倒れていない葉の玉ネギは残して天日干しをすることに。本来は軒下で陰干しだが戸建ての家ながら、そんな場所は無い。ここで1週間くらい干し、家に持ち帰って保存だ。昨秋の11月に植え付けしてから半年、この冬の厳しい寒さにも耐えてきた。いつも以上に楽しみな味、生のスライスいやいや煮物、試食はもう少し後に。

  


静かな朝を河口湖で

2018年05月20日 | 写真&旅

夜通し写真を撮り続けて5時、帰ることにする。早朝だから登山口まで上がってくる車は無いだろうと思いながらも狭い林道、慎重にハンドルを握る。幸い交差することなく麓の集落に入り、河口湖北岸を走る途中の大石公園で車を停める。眠気覚ましにと立ち寄ったのだが、富士山と河口湖が目の前。朝6時前なのに数人のカメラマンが花を撮っている。釣り糸をたれる小舟も浮かんで絵になりそう。車に戻ってカメラを手に遊歩道をひと回り。朝の冷気を吸い込んで多少の元気が出た。家で横になるまで2時間半の道のり、気を付けて走ろう。

朝の釣り人

          

  

花も目覚めて


新道峠、星夜の富士山は再挑戦へ

2018年05月19日 | 写真&旅

山梨・御坂山塊の黒岳へ向かう稜線にある新道峠、峠先にある展望台からの富士山が人気スポットになっている。昨年12月から冬季閉鎖となっていた登山口への林道が4月下旬に解除。それから最初の新月で晴れの予報、午後自宅を出て17時の到着は一番乗り。先ずは昨年の4月・12月に続いて3回目となる場所の下見。登り25分、下り15分で戻って夕食の後は車中で仮眠。18時ころから車が何台も到着して眠れぬまま23時に出発。すでに5人ほどの先客で好位置は取られてしまった。加えてガスが出て富士山も河口湖の街並みも見えない。近くに設営したツェルトに入り込んで様子を見ていると星が見え始めてきた。以降明け方の5時まで、途中でツェルトに戻って身体を休めた1:30ほど除いて夜空を眺め続けた。薄くぼんやりだが天の川が時間経過とともに斜めから直立の方向に。狙いの写真とはならなかったのでまた再チャレンジ。フリースと防寒衣では寒かったので次回はダウンも持参。そして撮影の腕前とともに、すれ違い不可能な林道での曲がりくねった後退も練習せねば。

01:01

01:44

 

  01:53

約2kmの狭い林道

新道峠

ツツジ

夕刻

04:18  


植え付けから3週間

2018年05月17日 | 市民農園

植え付けから3週間が経過した市民農園の夏野菜。風除けと保温対策で成長を助けていたアンドン囲い、今日はナスとキュウリの分を外す。これで全て外したことになる。結構大きくなったのでもう大丈夫だ。トマトも元気、ピーマンとズッキーニは実が付き始めてきた。根を全部掘り出した思って心配していた山ワサビ、大きな葉が茂って今年もあの独特な香りと味を楽しめそう。種がこぼれたらしいシソもたくさん出てきている。短い作業を終え、あらためて小さな畑を眺める。育てる喜びを感じるひとときだ。

 

  

 

 

 

     


若葉と2色群落の熊鷹山・根本山

2018年05月12日 | 

5日前の情報ながら三色の見事なツツジ群落、残っていることを期待して群馬・栃木県境の2山へ。今回、1年ぶりに同行する千葉在住の山トモさんとは8年前のヒマラヤトレッキングで知り合った仲。車は館林市を経由、佐野市田沼から蓬山ログビレッジ横を通って林道・作原沢入線に入る。舗装路で1・5車線ほどあり、スピードを出さなければ対向車との交差もほぼ可能。少し長かったが県境に位置する宝生峠の駐車スペースに到着、十二山への道標ある登山口を出発。山腹を巻き、小ピークを越えて行く緩やかなアップダウンの道。咲き誇るシロヤシオを見つけながら気持ちよく歩く。森林浴気分のまま、ひと登りしたら稜線上の氷室山分岐に。右手の道に進んで十二山根本山神社を通り、この日一番の急坂を登り詰めて根本山。眺望無いが周辺のツツジを撮って氷室山分岐まで戻り、そのまま直進。広く明るい遊歩道のような道を軽く登下降して花のトンネルを登ると熊鷹山。遠く男体山・日光白根三・赤城山などの山なみを望む山頂の周囲は、白・赤のシロヤシオとヤマツツジの群落。少し前であれば、これにミツバツツジの紫色が加わっての3色。少し残念だが目の前の景色に満足。若葉薫る山道の下山は去りがたく、何度も足を止めてしまった。5月11日(金)(合流の羽生駅から1:40、佐野・蓬山ログビレッジ、林道・作原沢入線、西沢駐車場・熊穴橋を経由して宝生峠)宝生峠08:40~09:25氷室山分岐1143m~09:45十二山根本山神社~10:00根本山1199m 10:20~(十二山根本山神社)~10:50氷室山分岐~10:55十二山~11:15熊鷹山1169m(山頂ツツジ群落)<昼>12:15~(写真タイム)~13:10氷室山分岐1143m ~13:50宝生峠<日帰り温泉は佐野やすらぎの湯(500円)、炭酸泉が自慢>

 

  

 

  

 

★フォトムービー(デジブック)『若葉薫る彩りの山道』

http://www.digibook.net/d/c604cf5b91483e2c66655523506d4f7c/?viewerMode=fullWindow&isAlreadyLimitAlert=true

 


ジャガイモに花が咲いて

2018年05月10日 | 市民農園

雨がやんだので市民農園の野菜たちの育ちぶりを見に行く。3月中旬に種イモを植え付けしたジャガイモは花をつけ始めた。2回目の追肥と土寄せを行なうが畝幅が狭いため慎重に。目いっぱい植えたため下手をすると育ってきているイモを鍬で傷つきかねないからだ。あとは大きなってきたトマトのアンドン囲いを外す。すでに小さな実を付けている。そしてピーマンにも実が。芽を出していたサニーレタスもそれなりの姿を現わしてきた。玉ネギの収穫は今月末になりそうな気配。晴れの後に雨が降り続き、夏の暑さの次には3月に戻ったような肌寒さとメリハリある今年の気候。これからどのように育っていくのか、楽しみでもあり気になるところだ。

 

 


五月の庭に初夏の風

2018年05月05日 | 雑記

中盤に少し雨が降ったものの好天で推移した今年のGW、それもあと1日。初夏の風吹く小さな庭をカメラのレンズ越しに眺めてみる。ミカンや去年咲かなかったユズの木にも花が咲いて豊作の予感。梅も例年どおり実が付いている。いつのまにか大きな花びらのバラ。そして足元には枯れ始めたスズランや咲き出した花々。バタバタと過ぎてしまったこの連休、来週以降は落ち着いてどこかの山へ。

    ミカン 

ユズ 

    

   

  

      


春山爽快、ホワイト&ブルーの至仏山

2018年05月01日 | 

約1か月ぶりとなる登山。今年のGW、いろいろ用事が出来てしまったので近場の残雪の山ということで尾瀬の至仏山へ。自宅を5時前に出発、高速道路の渋滞も無く戸倉に07:20に到着したが鳩待峠の駐車場はすでに満車の看板表示。バスに乗り換えることにして戸倉第一駐車場に入るが、ここもこの時間で9割ほど埋まっていた。マイクロバスに揺られながら着いた鳩待峠は標高1600mのせいか結構寒い。フリースを着込んで出発、すぐに雪原に入り斜面の傾斜が出てきたところでアイゼンを着用。途中、夏道の標示は見当たらないが目印の赤テープや登山者も多く迷うことはない。森林帯を抜けるとトレースも明瞭になり、小至仏山を巻いて進む道は数本。一番山頂寄りの道はアイゼンを脱ぐ必要性がありそうなので下のルートを行く。白銀の山稜と真っ青な空はサングラスを着用してもまばゆい。ニセ至仏ともいわれる岩山でアイゼンを外し、5分ほど行くと至仏山の山頂に。この時季の至仏山は初めてなので先ずは眼下の尾瀬ヶ原や燧ケ岳を。そして周囲の上越の山々や3月に行った剣ヶ峰ピークのある武尊山など、眺望に飽きることがない。この時季だけ許される山ノ鼻への下降も考えてみたが今の尾瀬ヶ原にそれほど魅力なく、鳩待峠への登りもあってやめた。今シーズン最後と思われる雪山を楽しみながらゆっくりと往路を戻った。4月30日(月)(関越道沼田ICより40分の戸倉第一駐車場から乗り合いバス・タクシーで鳩待峠・登山口まで20分980円)鳩待峠1592m 08:20~(原見台・オヤマ沢田代/小至仏山をトラバース)~11:20至仏山2228m 12:00~(往路を下山)~14:20鳩待峠