昨年12月から日延べしていた中央アルプスの千畳敷カール行き。新月の時期で100%の天候条件ではないが、冬も終わりに近づいていているので決行する。山麓から乗り換えのバス・ロープウェイの時間も入れて自宅から5時間。疲れも吹っ飛ぶ景色とご対面と思いきや、雪と風のホワイトアウト状態。外へも出られず、部屋でゴロ寝。夕食後、2時間おきにチェックと決めて寝た11時過ぎ、外を除くと星空に。しかし時間をかけて撮ったものの失敗。マイナス20度近くの寒さに、レンズフードの凍りつきやメガネの曇り、その他のトラブルが多発。準備不足と腕の未熟さを実感。気を取り直して5時に起床、朝焼けの宝剣岳や千畳敷カール周辺を撮りまくる。今回は登らないと決めていたので、靴やアイゼンを持参しなかったが八丁坂下くらいまでは行って別の風景も撮りたかった。帰りは寝不足、やや不完全燃焼で4時間半の運転は疲れた。雪辱は今年の12月と決めた。
星がにじんで失敗
南アルプスからの日の出
朝は-14度
木曽駒へ向かう登山者