晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

今年も残りわずか、水管橋の朝そして夜

2016年12月31日 | 雑記

2016年も今日が最後となった。冬の早朝の冷え込み、そして月が出ない新月の星空を撮ろうと、ここ数日通い続けている市内吹上の水管橋周辺。思うように朝霧や朝陽が出てこない。夜も雲が流れたり、三脚が倒れるほどの強風が吹いたりしてやむなく途中で退散。気象条件は仕方無いし、計算されていない予想外の美しさに簡単に出会える訳がない。頭に浮かべる狙い通りの自然を切り取るには、やはり忍耐しかない。もう正月、アルコールが入って運転ができない夜は別にして朝にまた来てみよう。

      

 

      

 


冬もの野菜の作業納めは早々に

2016年12月31日 | 市民農園

今年もあとわずか。市民農園に行って家庭菜園の作業納めの日、と言っても見回りチェックだけになった。大根を抜いて空いたスペースに葉物野菜の種を蒔こうとしたが管理事務所は年末年始休み。予定していた耕運機が使えない。時間外に使用する農機具保管庫に鍬類はあるが、寒くてそこまでは出来ない。わずかにブロッコリーの側枝についた蕾と残っている大根を収穫。12月初めに蒔き、不織布のトンネルで囲った春菊・水菜などはまだ小さい。ここのところの寒さで、なかなか大きく育たないようだ。この1年も”晴耕雨読、山”のベースとなった畑に感謝して早々に撤退、赤城おろしの北風が冷たい。

寒くて側花蕾は小さい 

葉物野菜も 

玉ネギだけは元気 


忘年山行は破風山で満足のままに

2016年12月22日 | 

久しぶりの山は気軽に行ける秩父の破風山。今年もあと10日なので、去年同様この山が忘年登山となりそうだ。自宅周辺での気温が15度を上回っていると冬場でも暖かい山登りが出来る。この日は風も無く最高の条件、しかし着いた駐車場からの日陰の車道は薄く凍っており、慎重に歩を進める。過去何回か間違えた温泉スタンド手前の左折ポイントを過ぎ、ひと登りした風戸の集落から再度の車道。そして本格的な登山道に入り、尾根に上がると待望の陽光あふれる雑木林の山道。このコース中、一番好きなところだ。猿岩でも休憩、登り切るとわずかで山頂に。青空の眼下に朝靄がまだ残る秩父市街、遠くに盟主・武甲山はじめ武川岳などの山なみを見渡す。これだけでも十分だが、この後の変化ある道も楽しい。急下降し、巡礼道が交差する札立峠、岩塔のニョッキン、ヤセ尾根・クサリ場のある岩稜をたどり大前山まで行く。下山後の車道歩きを敬遠、札立峠まで戻って陽が届かない沢道を水潜寺に下りる。長く感じる車道も今日はお付き合いいただいたAさんとの会話であっという間に駐車場。満足のまま温泉に浸かり、心身ともに癒された良い一日だった。2016年12月21日(水)(花園ICより30分)満願の湯・駐車場09:10~車道終点09:40~前尾根分岐09:50~10:20猿岩10:30~(野巻分岐)~10:45 破風山626m 11:00~札立峠11:10~(ノッキンボウ・ヤセ尾根・クサリ場)~11:35大前山11:45~(ニョッキンボウ/昼)~札立峠12:40~(巡礼道)~13:10水潜寺(三十四番札所・結願寺)13:20~13:50駐車場<満願の湯/800円>

陽だまりの山道 

山頂からの眺め 

クサリ場 

続く岩稜の道 

水潜寺へ巡礼者となって 

 


柚子の香りの中で1年後を

2016年12月20日 | 雑記

小さな庭のミカン収穫の数日後、柚子を取り込む。隣家に迷惑かけないよう春に枝先を刈ったが上に、横に大きく伸びたので脚立を使用、さらに背伸びしての1時間。樹の中に顔を突っ込み、枝の棘を気にしながらの作業も柚子の爽やかな香りに少しだけ救われる。数は多いものの小粒なのは枝が広がり過ぎたせいではないか。そう思い、合わせて剪定も思い切って行なう。ミカン同様、やって来る小鳥用に数個残した樹を見上げ、剪定の時季や刈り込み過ぎたかなという反省も。1年後が少し気になるところだ。

スッキリしたが 


友人に重ね合せる『八年目の真実―ある医療裁判の軌跡』

2016年12月15日 | 読書

副題にあるとおり、長きにわたった医療裁判の闘いの記録である。周囲も含めて心待ちにしていた出産が仮死状態で生まれ、脳に障害が残るとのむごい宣告。しかし不自然な医師の説明に疑問を抱き、陣痛促進剤のせいではないかと考えた両親。以降、さまざまな壁に孤軍奮闘しながら疑問が確信に。協力してくれる弁護士や医師に出会うことが出来て裁判を決意。生まれた子の24時間介護を続けながら提訴まで3年、さらに4年を超える歳月を経て勝訴的和解にたどりつく。具体的で詳細なレポートを読み終え、あらためて理解したのは<脳性まひの原因を究明し、それとの関係で医師の過失を立証する>という医療裁判のむずかしさ。①注意義務違反・過失の存否②因果関係の存否、刑事事件であれば警察・検察が行なう事柄に<当事者として主体的に関わり続け>なければならない。同じように医療事故で娘を亡くした友人もこの夏、裁判を起こしてこの難しさに立ち向かっている。<医者を訴えても、今さらとりもどすことはできない>が、無念の思いだけでなく真実を究明、同様の事故をこれ以上拡げないために。来年以降に予定される本格的な戦いの場には駆けつけるつもりだ。

      


ミカンに柚子、寒さにも負けず

2016年12月14日 | 雑記

狭い庭で肩を寄せ合っている実の成る樹。去年まで数個どまりだったミカンが肥料を何度か施したせいか豊作となった。酸味が強いのでしばらく放置していたら最近、小鳥が突いている。試食してみると酸味が多少和らいでいるようだ。教えてくれた小鳥用に小さな実を数個残して40個ほど収穫。甘味が増すかもしれないので少しの間、保管して様子を見てみることに。そして、去年は不作だった隣りの柚子も今年は表年なのか、それ以上の大豊作。我が家では見た目より実益を重んじた庭木、これからは野菜のようにもう少し手間をかけてやらねば。

甘味がほしい 

柚子も今年は多い 


赤城おろしに負けず収穫と種まき

2016年12月12日 | 市民農園

晴天なれど遙か赤城山から吹きおりてくる北風が冷たい。だが意を決して1週間近くご無沙汰の市民農園の畑に。太めの大根を引き抜き、固くなった白菜を収穫する。細く、小さいものは、もうしばらく畑で保存としよう。順調に生育中のタマネギは雑草を取り、液肥を施す。あとは春まで放置で良さそうだ。そして、少しだけの春菊・赤カブを獲り終えた後に葉物野菜の種を蒔く。風がさらに強くなり、ビニールのトンネルは後日として不織布まで掛けて作業を止める。風邪がぶり返しそうだ。今夜は野菜の鍋料理に決まり。

多いが細い 

 

玉ネギ 

雑草取り 

葉物を温室で  

 


志賀高原、スキーシーズン前の静けさ

2016年12月11日 | 写真&旅

用事があって長野に1週間近く滞在、その折りに時間を見つけて志賀高原へ。タイヤはスタッドレスに履き替えていたものの安心は蓮池交差点まで。木戸池への急坂の道は日陰で積雪も残り、ツルツル。バスはもちろん、トラックも路肩に停めてチェーンを巻いていた。恐る恐る着いた木戸池は誰もおらず、静寂そのものの冬枯れの景色。樹氷はもう少し先になりそう。空気が冷たく早々に切り上げ、少し滑り気味の下り道を慎重に走らせ蓮池に。周辺を歩いた後に北アルプスの展望場所へ。雪を被った白馬岳や唐松・五竜岳を遠望、その稜線を思い出しながらカメラに収める。関東のここ数日の寒さは雪の毎日と昨日、北志賀高原からの電話。この冬、遅れていたようだがスキーヤー待望の銀世界が始まったようだ

      

 

間もなく結氷 

 

白馬から五竜の稜線 


上野公園で冬の夜桜

2016年12月01日 | 雑記

上野で飲み会があり、その前にイルミネーションが行なわれていると聞いた上野公園を散策した。交番のある公園入口から少し歩いた桜並木の通りに桜色が点灯、頭上に冬の夜桜が続く。満開に花開くころのようなわけにはいかないが、雰囲気は十分ある。今、都内では東京駅・丸の内周辺をはじめ東京ミッドタウンや原宿の「青の洞窟」など豪華な飾り付けで人を呼んでいる。ここは下町の上野らしく小ぶりながら静かな雰囲気の中、春の宵を想い出しながら歩くのも良い。ライトアップされている不忍池の弁天堂などを寄り道しているうちに時間がきて急いで引き返す。その後の飲み会は昔の仕事仲間で気安いメンバー、夜桜の余韻もあって楽しく酔った。

通りに入る  

弁天堂 

飲み会へ