晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

冬の陽に包まれて初登山、長瀞アルプス・宝登山

2025年01月24日 | 

いろいろあって遅くなった初登山は通称・長瀞アルプスコースをたどる宝登山へ。登山口からの谷沿いの日陰道を少しだけ我慢、尾根上に出ると柔らかな冬の陽射し。陽光を浴びつつ、明るい山稜の雑木道を緩やかに進む。左手眼下の野上の街並みも眩しそうに光る。一転、北面の植林の道、少しだけの登り下りを繰り返して正面に宝登山が近づいてくる。夏のかき氷を天然製造しているという氷池への道を左に、わずかで小鳥(ことり)峠。小鳥のさえずりが聞けるのは春ごろだろうか。間もなく出た暗い林道は汗ばんだ身体が冷えるので急ぎ足。着いた宝登山北登山口から今日最大の登り。長い木段状の道を3度ほど越えて到着の宝登山山頂。見渡す眺望と3分咲きながらロウバイに囲まれてのオニギリが美味しい。青空と黄色の花、香りについ長居してしまった。その分、ショートカットの道を急ぎ、赤布に誘われてロープウエイの作業路に。泥道に難儀、七草がゆで有名な不動寺に出て山麓に着く。最後の失敗はあったが、暖かな冬日に包まれての今年最初の山道。給湯器が壊れて長い不便な生活の気分転換にもなった。(そして帰宅後に待ちわびていた交換作業の連絡が入り、来週には3週間ぶりに家で入浴できることに2025年1月23日(木)晴れ/(秩父鉄道長瀞駅近くの200円駐車場利用/長瀞駅09:02一<200円>-09:05野上駅)野上駅09:05~(萬福寺)~09:20登山口~09:50入山協力箱(100円)~10:15氷池分岐~10:25小鳥峠~10:30林道10:40~10:55毒キノコ看板・北登山口~(約200段の階段)~11:15宝登山497m(昼食/ロウバイ園散策) 12:10~(ショートカット路)~12:45不動寺~13:10駐車場(温泉入浴は初めての「いこいの村 ヘリテイジ美の山」880円、展望と快湯に満足)

    

     

    

    

 


登り納めは破風山から水潜寺

2024年12月20日 | 

強い寒気が南下中でこの冬一番の寒さ。だがこの先、天気予報によると年内は同じようなものらしい。ということで、日中の気温に期待しての遅いスタート。いつもどおり、民家倉庫脇の斜面を登って明るい日差しの風戸集落。車道を進んで、最奥の民家横から本格的な登山道に入る。途中でひと息入れたので前原尾根分岐では休まず、右折して通過。やや傾斜の道を2度ほど短く登って広い雑木の尾根道に。薄い雲が流れる冬空からの柔らかな陽、前方には山頂部も見える。このコース一番好きな気持ち良いプロムナードだ。続いて木段の道をひと登りで猿岩、木の葉が落ちて顔が分かりやすい。暖かい甘酒をひと口、さらに登り進んで南尾根の小広場から東屋に出る。右手のやせた尾根道わずかで破風山(はっぷさん)の山頂に着く。変わらぬ眺望は右奥の両神山から正面の武甲山など周囲の山なみ、眼下の秩父市街。昼食にはまだ早いので腰を上げ、下山コースの札立峠に向かって急下降。峠から水潜寺へ向かう樹林の下り道は巡礼古道。陽も届かず、夏は涼しいが冬場は寒い。急ぎ、大きなジグザグ、そして枯れた沢道を進んでお寺に着いた。最近知ったことだが、この水潜寺は秩父札所34ヵ所目の最後というだけでなく、西国・坂東も合わせた百観音巡りの結願寺でもある。そのお守りを有難く頂き、今年最後の無事登山お礼と忘れることなく来年のお願いも。この時期としては好天といえる一日、今年15回目の山歩きを終えた。さて、ペースが落ちてきたが来年の山計画も意欲的に、そして慎重に検討始めようか。(帰路の駐車場までの車道が白いのは凍結防止の塩化ナトリウム剤。先日のテレビで、冬道を走行した後は腐食を防ぐために下回りの洗車を念入りに、を思い出した)2024年12月20日(金)晴れ/(満願の湯駐車場)駐車場09:30~(温泉スタンド近くの登山口・風戸集落・登山道)~10:20前原尾根分岐~10:40猿岩10:50~11:05破風山626m 11:20~11:30札立峠~(関東ふれあいの道・巡礼古道)~12:05水潜寺12:20~(風戸入口)~12:50駐車場<下山後は満願の湯(900円JAF割引▲50円)を利用>

    

    

     

 

 

 


紅葉の大持山、ウノタワは次回に

2024年11月13日 | 

2年ぶりに紅葉のウノタワと大持山をと秩父へ車を走らせる。11月、朝の6時前はまだ暗く、予報は暖かい日とは言え気温は10度以下で寒い。車外気温が8度、7度と下がり、秩父方面の山肌に朝霧が流れていると思ったら、その中に入って秩父市内を通過中は濃い霧。抜けて横瀬町、セメント工場群の間を進んで濃い青空の駐車場に着く。気温は6度、防寒衣を着込んで妻坂峠登山口。眼下に小さな滝が続く沢沿いの緩やかな道、林道を横切ってしばらく沢から離れて山腹をジグザグに行く。木漏れ日に輝く彩りをカメラに収めて登り続けて妻坂峠。これからの急登に備え、最近愛飲の飲む点滴とかの熱い甘酒でひと息入れる。ほぼ真っすぐの急傾斜の道は補修の土嚢も崩れ、落ち葉もあって踏み跡も分かりにくい。左手の景色として続く、色づいた樹々が救い。左右の歩きやすい道を探しながら小ピークに。ようやく緩やかになり、小さな上下を経て大持山分岐(大持山の肩)への最後の急登。分岐で休まず右手の道をひと登りで大持山の山頂に着いた。日当たりの良い「富士見の丸太」でひと休み。戻った大持山分岐から予定ではウノタワだが、ここで休憩しながら思案。久しぶりの長丁場の登りの疲れと3年前に痛めた右膝が気になる。ウノタワまでの激下りは帰りには登り返しとなり、その後の長い急坂の下りを考えて取り止めすることに。その分、多少の余裕で紅葉を再度楽しみつつ妻坂峠、駐車場へと戻った。次回、来年秋までに1年間ある。自分にとっては未踏の妻坂峠から横倉林道経由でウノタワを攻略、そして大持山へのコースを検討しよう。2024年11月12日(火)晴れ/(武甲山登山口・一の鳥居にあるWC完備の駐車場は工事中で少ない13台程度のためか8時前で満車、少し戻った100mほど手前の駐車場に停める。なお登山届ポストは壊れて使用不可)駐車場08:15~09:20妻坂峠840m 09:25~10:10小ピーク1110m ~10:45大持山分岐~10:55大持山1294m 11:10~11:20大持山分岐11:30~(昼)~12:50妻坂峠840m~13:35駐車場<この日の山中の出会いは10数名。温泉入浴は武甲温泉700円、宿泊も可能で素泊まり6千円程度は今後使えそう>

    

    

    

     

    


13年ぶり再会の山道、赤城山へ

2024年10月21日 | 

13年ぶりに奈良のKさんと再会の山は紅葉を目当てに赤城山(黒檜山)へ。初対面に近い間柄も2時間近くの車中の雑談ですっかり打ち解けて大沼湖畔の駐車場に。冷たい風が吹くものの青空の広がりに好天を期待して出発。左手に大沼、赤城神社を横目に車道を少し歩いて黒檜山登山口。ゴロゴロした石の歩きにくい急登の道、眼下右手に大沼が見え隠れするころ、形が判然としない猫岩(後で調べると下から見上げるとそう見えるとか)。続く傾斜の道は山腹をしばらく、富士山展望台に着くも雲に隠れて地蔵岳左手の富士山は見えず。遠来のKさんに見てもらいたかったが残念。向かう眼前に黒檜山が大きく立ちはだかる。雑木林登りの救いは、ところどころに色づく木の葉。黄葉や紅葉を目にしつつ登り続けて行くと樹林越し右遠くに小沼が。ようやく登り切って主稜線の分岐、左手の平坦な道少しで黒檜山の山頂の小広場に到着。先の展望広場まで進んだが山なみの稜線に沿うように伸びる雲の帯。眺望をあきらめて再びの黒檜山頂から分岐まで戻り、黒檜大神の先から木段状の道を急下降する。最低鞍部の大タルミから緩やかに登り返し、駒ケ岳に着いたところで昼食。振り返る黒檜山、覚満淵まで続く尾根の彩りを探しながら空腹を満たす。風も止んで、眼下に大沼と地蔵岳、遠く小沼、長七郎山の景色が広がる。時折りの陽射しも長続きせず、下山することに。緩やかな広い尾根道から下降点で右折、急斜面の鉄階段を慎重に。そしてジグザグの山道を下って駒ケ岳登山口、すぐの駐車場に戻った。せっかくなので覚満淵、小沼湖畔を案内、帰路についた。同行のKさんは60代半ばながら、この夏に槍ヶ岳から大キレット経由で北穂高岳、40代後半にはスイスのマッターホルンを登った大ベテラン。この日は、前日の両神山登山後でキツイと言いながら登りペースを合わせてくれた。そのKさんとの出会いは2011年4月末、八ヶ岳連峰の硫黄岳登山で泊まった高所野天風呂の本沢温泉。当日のコース表の余白に走り書きメモを残していた。「本沢温泉は11人、連休としては少な目、水使えず、風呂は外風呂のみ、この日 赤岳から硫黄岳縦走の遠来の方(奈良から)と相部屋、楽しく歓談」と。長い空白も二度目とも思えない会話を重ねながらの赤城山。天気も紅葉も今ひとつだったが、思い出に残る山行となった。2024年10月21日(月)曇り時々晴れ/(WCある大沼湖畔おのこ駐車場は平日と天候のせいか混雑無し)おのこP 08:05~黒檜山登山口1360m 08:25~08:40猫岩08:45~富士山展望台09:10~09:55黒檜山1828m(展望広場・往復)10:15~(大ダルミ)~11:05駒ケ岳1685m (昼)11:25~下降点11:40~12:20駒ケ岳登山口~12:25おのこP<登山後の入浴はいつもどおりの「富士見温泉ふれあい館(道の駅ふじみ)」でシルバー割引利用の310円、安くて快浴)

    

    

    

    

再会の山道・赤城山 2024秋

 


浅間隠山で残りレンゲショウマ2輪

2024年09月07日 | 

日々チェックしていた星空指数が良くなったので予約電話を入れた木曽駒ケ岳・頂上山荘が予想外の満室。夏休みも終わり、紅葉前の平日なのに何故なのか。想像するにコロナ影響で宿泊定員数を減らしていることと、金曜日のせいもあったようだ。残念、急遽の予定変更。レンゲショウマがまだ咲いているという情報を見つけて8月中頃に行くつもりだった浅間隠山へ。関越道高崎IC下りてからの通勤渋滞がひどく、予想外に時間を要して現地着。花の時期終え、空いている駐車場で急ぎ準備を整えて登山口に。歩いて数歩の左手斜面にレンゲショウマを発見するが下山後に撮ろう。谷あいの山道はカラマツや雑木に陽がさえぎられて涼しい。茂る草の朝露が気になる程度。緩やかな斜面を軽くジグザグ、3年前に来たときのもう一カ所のレンゲショウマは分からず帰りに再度探すことに。尾根上から平坦な道を行き、少し下って北軽井沢分岐の道標。これより先は笹が茂る斜面をしばらく大きなジグザグ。そして次の広葉樹、木の根の広い尾根は目印の赤布を見つけながら、今日一番のキツイ登り。わらび平キャンプ場の分岐・南峰に着いて安堵。笹に覆われて足元がえぐれている道を少し登って頂上に到着。目の前の浅間山は曇って全貌見えず、山頂部に咲く花を眺めつつ昼食。往路を戻る帰り道でもう一度探したもののレンゲショウマは登山口そばに咲く2輪のみ。それでも今年は見れないと思っていたので良しとするか。この山を今度来るときのアクセス路は上信越道松井田妙義ICから地蔵峠を越えるルートを検討してみよう。そして期日あらため今月末の山小屋予約した木曽駒ケ岳の星空を期待したい。2024年9月6日(金)晴れ時々曇り/(二度上峠手前1.5㎞の道路沿いの駐車場に3台目、WCあり)P 09:05~登山口1340m 09:10~09:45北軽井沢分岐1430m 09:50~10:40わらび平分岐1680m ~10:55浅間隠山1757m (昼)11:15~11:30わらび平分岐~12:10北軽井沢分岐12:15~13:45登山口(レンゲショウマ撮影)13:00~13:05 P

    

    

    

    

    

 


フェリーで北海道~①旭岳・裾合平のチングルマ大群生

2024年07月15日 | 

大洗からフェリーで18時間の船中泊を経て苫小牧港、続く道央自動車道3時間半で2泊目は旭川市内のホテル。3日目の朝4時半出発で1時間少し、着いた旭岳ロープウェイ山麓駅からのロープウエイ山上・姿見駅に立って、やれやれ。ようやく登山口に。オニギリの朝食を済ませて歩き出す。緩やかな山道の両側には早速、チングルマやエゾコザクラなどの高山植物がお目見え。夫婦池そばの分岐で姿見池一周の道を外れて裾合平への道に進む。これからが本格的な登山道、熊鈴を鳴らしながら歩む。やや傾斜ある登下降と僅かに残る雪渓は少しだけ。ひたすら旭岳の中腹部を正面の当麻岳に向かって歩き続ける。ベンチが多くある裾合平分岐でひと休み後、当間乗越へ直進の道と分かれて右折。20分ほどで今回の目的地、裾合平に着いた。目の前の旭岳、その裾に広がるチングルマの大群落に目を見張る。旭岳の雪形の舞う白鳥、鶴も残っていて感激。しばし周辺で写真撮影に没頭、露天の中沢温泉方面にも少し歩いてみるがまだ相当遠い。登山靴を脱ぎ、足湯だけなので予定どおりパス。往きに見落とした花や景色を見ながら往路を戻る。再びの夫婦池から姿見ノ池、ロープウエイ姿見駅までは大勢の観光客と一緒の道。チングルマを名残惜しく眺めながら駅に戻った。数年来の念願だった裾合平は晴天で風はもちろん爽やか、最高の花めぐりだった。2024年7月14日(日)晴れ(ロープウエイ山麓駅06:20<往復3,200円>→06:30山上・姿見駅)ロープウエイ姿見駅1600m 07:00~第3展望台・夫婦池07:20~中間点08:20~09:15裾合平分岐09:20~09:40裾合平・チングルマ群生地10:30~裾合平分岐10:50~夫婦池12:25~12:25姿見ノ池13:00~13:30ロープウエイ姿見駅(旭岳ロープウエイ山麓駅の駐車場は予想通り、手前から長い車列となって時間を要したが駐車できた。早朝出発で05:40に着いて正解だった。)

    

    

     

     

旭岳・裾合平~チングルマ大群落 2024.07


大霧山、霧ただよう山道

2024年06月30日 | 

霧に包まれた美の山から秩父方面への道を下り、例年5月には天空のポピー畑となる脇を車は登り返して彩の国ふれあい牧場に。正面に大霧山を見る車道横の道から牧場内の道に入り、間もなく粥新田峠。いよいよ登山道だがそれほどの急登もなく、歩きやすい道が続く。雨上がりの樹々の葉が寝不足気味の目にやさしく映る。途中からガスが流れ始め、幻想的な光景が断続的に続く。やや傾斜のある道を2度ほどで現れる二手の道。いつものとおり、右手の細い巻き道に進む。ゆるやかな雑木林の道は緑を満喫、心落ち着く小径。植林の道に替わって、道は平たんとなり軽くアップダウン後、山頂への最後の登り。小さなジグザグで前方が明るくなると山頂看板が見えて頂上に。想定していたとおり、ガスで眺望はゼロ。近くの花(シモツケ?)に慰められる。そして、少し汗かいた身体にご褒美の涼風が気持ちいい。設置されている温度計は20度。長居したかったが、土曜日の長時間駐車は禁物と下山。帰りも時折りガス(霧)が漂う大霧山、霧の中を歩いたのは初めてであった2024年6月29日(土)曇り/(彩の国ふれあい牧場ミルクハウスの駐車場に)駐車場08:35~08:50粥新田峠565m 08:55~09:35大霧山767m 09:50~10:20粥新田峠~10:35 駐車場(山での出会いは土曜日のせいか、この山では珍しく多い10人少し。駐車させてもらったミルクハウスでのソフトクリームは濃厚、350円の値段以上の美味しさ)

    

     

      

     

    

 


赤城・黒檜山、駒ケ岳、小沼に疲れたが…

2024年06月05日 | 

先週、台風影響で中止の赤城山。天気が好転した今週も雷雨やにわか雨あるも快晴予報の今日は大丈夫だろうと出発。久しぶりなのでナビに頼り切っていたら赤城温泉郷経由の細く蛇行する山道に。本来の赤城道路に進路変更、ロスタイムあったもののほぼ予定時刻の大沼湖畔。澄み切った青空ながら冷たい風が吹く。急ぎ足で黒檜山登山口に、早速の急登をひと頑張りで大沼を見下ろす猫岩。続く、登りにくい岩の尾根道を経て富士山展望台も雲に隠され残念。わずかに咲き残るツツジに慰めながら雑木林の急傾斜をしばらく、前方が明るくなって駒ケ岳分岐から黒檜山頂に。すぐ先の展望広場でひと休み。横に伸びる上越稜線のパノラマも山頂部が雲のため判然としない。山頂に戻って分岐を過ぎ、駒ケ岳への急下降。木段状の途中にはシロヤシオやアカヤシオも少しだけ。最盛期は10日ほど前だったろうか。下り着いた大タルミから緩やかに辿って駒ケ岳。枯れつつあるアカヤシオの先の眼下に青い色の大沼、取り囲む新緑がまぶしい。昼食後、なだらかに下って駒ケ岳登山口へ先行者が下山するのを右に送り、直進。標示無く、踏み跡だけのような樹林帯の細い道に入る。傾斜強く、最近の雨のせいか滑りやすい。降り着いたところにある初めての標示板、鳥居峠への矢印に従い右手に。篭山手前にあった略図に従い岩場の暗い森の中、目印の赤布が無ければ迷いそう。何とか鳥居峠に着き、覚満淵を眺めて一呼吸。もう少しと足元に言い聞かせ、小沼への山道を登って最終目的地の小沼湖畔に。疲労とシロヤシオ・アカヤシオも咲き終わっているので小沼一周は中止。観光客とも混じって白い花のズミと赤いヤマツツジ、爽やかにそよぐ緑の風をゆっくり楽しんだ。2024年6月5日(水)/(8時着の車外気温は10度、駐車場は20台程度の先着)おのこ駐車場08:25~黒檜山登山口1360m 08:40~08:55猫岩~富士山展望台09:20~10:05黒檜山1828m(展望広場・往復)10:30~11:05大タルミ~11:25駒ケ岳1685m (昼)11:40~駒ケ岳登山口下降点11:55~12:15鳥居峠分岐~12:30鳥居峠12:40~13:05小沼平分岐~13:15小沼北岸13:35~小沼平分岐13:45~鳥居峠14:00~14:20おのこ駐車場<山での出会いは好天で個人、グループ・団体など多数も駒ケ岳下山口下降点から鳥居峠の間は誰一人会わず。入浴は初めて「あいのやまの湯(道の駅・赤城の恵)」を利用、「富士見温泉」同様にシルバー割引310円はありがたい>

    

    

    

    

    

赤城の山と湖~花のとき過ぎても 

    


新緑と富士山、ゆっくりペースで三頭山

2024年05月10日 | 

今日は数年ぶりの千葉の山トモHさんと奥多摩の三頭山へ。五日市線の終着駅・武蔵五日市駅で電車のHさんをピックアップして都民の森に。快晴の空に新緑がまぶしい。歩き始めは傾斜のある長いアスファルト路、ツツジなど咲く花を見ながらゆっくりと。山道に入って間もなく、前方が開けると鞘口峠。ひと息入れ、山腹を行く「ブナの道」に進む。そのとおりにブナの大樹をはじめ広葉樹の緑に目を奪われながらジグザグに登って見晴らし小屋。2度目の休憩の後、少し下る。登り返しの高度を上げて小ピークを越えれば平坦な道。途中、右手・三頭山東峰への道標で直進するHさんと分かれて瓦礫を登っていく。わずかで展望台のある東峰に着き、大岳山や御前山を眺める。あっという間に中央峰を過ぎて下り、直進の道に合流してひと登りで三頭山(西峰)の山頂。ここで先着のHさんと富士山の眺望もおかずに昼食。ここでのくっきりとした富士山の姿は久しぶり。満足してムシカリ峠まで下降、あとは陽も差し込む沢沿いの道をダラダラ下るだけ。振り返りながら周囲の緑、勝手に“シダの道”と名付けたシダと清流などの写真撮り。山道終着の三頭大滝を一目見て、疲れた足に優しいヒノキチップの道を進んで車に戻った。目の病気あるHさんとのゆっくりペースは自分にとっても快適な山道。そして視野いっぱいの新緑とそよぐ風、富士山も味方して気持ちのよい五月の一日となった。2024年5月10日(金)快晴/(都民の森駐車場は朝8時近く3~4割ほどの車で余裕の駐車)都民の森駐車場990m 08:05~(森林館)~08:30鞘口峠1142m 08:35~(ブナの道)~09:25見晴らし小屋1397m 09:35~10:20三頭山東峰1528m・展望台~(中央峰1531m)10:25~10:35三頭山(西峰)1524m<昼>11:05~11:25ムシカリ峠1430m~12:40滝見橋・三頭大滝1115m 12:50~13:10駐車場<山中での出会いはGW明けの平日ながら好天で登山者多数。温泉入浴は都民の森Pから帰路途中10分の「数馬の湯」(980円)>

    

    

    

         

 


新緑とツツジの二本木峠、皇鈴山

2024年05月02日 | 

2日間の雨で登山道が歩きにくいと思われ、遅い出発として11:30の二本木峠到着。周辺のツツジは先週末がピークだったようで花びらが枯れたり、散ってしまったものが多い。早々と写真は切り上げて皇鈴山(みすずやま)の登山道に入る。木段状の途中の足元「標高634m」の標識(スカイツリーと同じ高さ)は新しいものに交換されたようだ。見ごろをまだ残している右手斜面のツツジを見ながら愛宕山に。この山頂付近で時々見かける大きな網を持つ方。珍しい蝶々ミヤマカラスアゲハを採取するようだ。道は緩やかに下って林道を横切り小ピークを越えて行く。雨上がりでしっとりとした新緑に真っ赤なヤマツツジ、薄いピンク色のミツバツツジが点在して目を楽しませてくれる。今まで気が付かなかった幹どうしが途中でつながっている不思議な樹も発見。前夜まで降った雨の影響か滑りやすい道を下って登りかえすと皇鈴山の山頂。標識と東屋から右手少し先に進んだ展望台で遅い昼食。やや冷たい風吹くも関東平野はじめ雄大な景色をしばし眺める。いったん登谷山に向かうものの、もう一つの予定を考えて途中Uターン。往路を車まで戻り、彩の国ふれあい牧場の牛乳ソフトクリームは行列のため断念。嵐山渓谷の無料観光駐車場に車を入れて槻川を渡る飛び石まで往復のウオーキング。「みどりの日」を前に新緑とツツジの中、リハビリと買い替えた登山靴の慣らし歩きで過ごした。2024年5月2日(木)晴れ/(二本木峠周辺の路肩スペースに駐車)二本木峠594m 12:00~12:10愛宕山~12:40皇鈴山679m 13:00~13:40二本木峠

    

    

     

 

     

    

 


新緑と北東尾根の棒ノ折山

2024年04月28日 | 

新緑の写真を撮りたくて棒ノ折山へ。さすがGW、「さわらびの湯」付近に車を停めたらしい多くの登山客が登山口に向かって歩く。そのわきをすり抜け、ダメもとで着いた登山口の手前とすぐそばの路肩スペースは多少の空きがあり、ラッキー。高温が予想される快晴の杉林の山道に入って徐々に高度をあげていく。左手眼下に流れる沢に滝が見え隠れ、藤懸の滝を過ぎた先で沢は足元に。いつしか雑木の新緑がまぶしい中を進んで第一ゴルジュ。ヒンヤリした空気が汗ばんだ身体に心地よい。写真を撮りながら何度か小さな流れを渡り、岩につかまり、ロープを使って第二ゴルジュに。岩は濡れて滑りやすいものの水量が少ないので助かる。続いてクサリの付いた岩の階段を登り、最後のロープ場を越えて「マムシ注意」の看板がある開けた場所。そこから間もなくで沢を離れて林道を横切る。山腹を斜行して岩茸石、右折する尾根道は木段と木の根の長い急登。ピークを2度越え権治入峠でひと息、平坦な道から最後のひと登りで山頂に着く。何度か来ているが50人以上と思われる大人数が休息中。桜が散った小広場でゆっくりと昼食後の下山は北東尾根で。地図に記載が無く、標識も無いこのルートは3回目ながら7か月ぶりなので慎重に。最初の滑りやすい急下降、広い尾根道の下り、金網に沿って出る林道。渡って再び、踏み跡と金網沿いに下ると唯一の手製の標識「権八の頭」。以降は目印の金網が無く、踏み跡を頼りに直進しそうなところで右へ。植林作業の赤布・青布も多数あり注意。赤布で右へ行きそうになるが沢に入ってしまう。急下りを何度か経て樹林越しの眼下にエメラルド色の名栗湖が見え始めればもう僅か。最後に車道への転落に用心して降り立ち、車に戻った。この下山ルートは急下降、権八の頭から先の基本は右へ右へ、植林作業のための布には用心、地形図は必携とあらためて頭に記憶。前2回は誰とも会わなかったが今回は下り始めに登って来る1人と会った。次回も登りは白谷沢、下りは北東尾根を、念のため熊対策で鈴、ラジオ持参で。2024年4月28日(日)快晴/(登山口近く7台程度の路肩スペースの6台目に駐車)白谷沢登山口P 330m 08:05~(藤懸の滝)~08:40第一ゴルジュ08:50~09:00第二ゴルジュ~09:30林道09:35~09:50岩茸石720m 09:55~10:20権治入峠895m 10:25~10:40棒ノ折山969m 11:10 ~(北東尾根コース)~11:35林道~11:45棒八の頭706m 11:50~12:45白谷沢登山口P<下山後の「さわらびの湯」(800円*▲JAF100円は平日のみ)山同様に脱衣場は大混雑、外で入館待ちも>

         

     

    

    

     

 

 


桜の回廊・昇り竜桜の光城山、長峰山

2024年04月20日 | 

去年、テレビ番組で知った長野県安曇野の光城山(ひかるじょうやま)、長峰山へ向かう。朝5時に埼玉の自宅を出て8:30に現地着も、やはり満車で少し先の草地の臨時駐車場に。それでも、あと残り4台という誘導員の連絡にひと安心。登山口周辺の桜は散り始めていたが登るにつれ満開の情報どおり。当然選んだ「さくらコース」は、ほぼ途切れることのない薄いピンクのトンネル。言われる桜の回廊に足を止めること多く、小さなジグザグを繰り返しながらの登りにもそれほど疲れない。中間点より先の分岐で「ツツジコース」に入り、傾斜が強まると山頂部が近い。桜が一段と増え、休憩する人たちが多い広場を通り山頂に。光城跡、古峯神社近くで休息、途中の桜越しに見えていた雪の北アルプスの眺望はここでも残念。薄曇りと折からの黄砂の影響のようだ。せっかくなので、この先の長峰山へ向かう。舗装の車道と並行する緩やかな林内の道を進み、烏帽子峰を登下降。最後にひと登りで休憩展望台とモニュメントのある長峰山の山頂に着く。スキー場のような広々とした空間で再びの桜と遠く霞む山なみを眺めながらの昼食。吹きわたる風が心地いい。帰路、光城山に戻ったあとは予定した眺望の「北回りコース」ではなく、もう一度「さくらコース」を。日が差しはじめ、花びらの色が増した桜を頭上、眼下に飽きることなく眺めながら下った。山麓からの尾根道に続く桜を「昇り竜桜」とも言われているこの山。久しぶりの山歩き、片道220㎞のロングドライブに十分応えてくれた。2024年4月18日(木)/薄曇り、のち時々晴れ(駐車場と手前の路肩の計約60台のスペースは満車で臨時駐車場に)臨時駐車場08:50~登山口09:00~09:35中間点09:40~10:00光城山912m  10:15~(烏帽子峰920m)~11:10長峰山933m (昼)11:40~12:30光城山12:50~13:40登山口~13:50駐車場

    

     

     

     

     

 

 


なごりの雪道まぶしい三頭山、大沢山

2024年03月16日 | 

1月以来、変更続きだった赤城山の登山指数Cランクで1日強風予報のため断念。今月2度の雪がまだ残る奥多摩の三頭山へ。土曜日の圏央道はトラックが若干減少もマイカーが増えて、ほぼ平日の混雑。それでも渋滞は無くスムーズに日の出ICから檜原街道経由で都民の森に。管理事務所のアナウンス「登山道に雪が残っているので軽アイゼンなど携行を。運動靴はおやめください」を聞きながら出発。広い舗装の坂道、トンネル・森林公園を過ぎて日陰の細道に入ると早速の雪。気温が高いので雪質柔らかく、凍結していないので助かる。雪が消えた登山道をひと登りで鞘口峠。再び雪道を行き、傾斜緩やかな「ブナの道」に進む。山腹を大きくジグザグの雪が出たり消えたりの道、高度を上げて見晴らし小屋でひと息。この先、いったん下るのが雪道なので着用見合わせていたチェーンスパイクをつける。今シーズン前に購入、始めて着用するが着脱簡単で足元が楽。再びの登りの途中で土が出てきたので外す。右手のパスした東峰からの道と合流、軽く登って山頂表示が立派な西峰に。春霞で雪の富士山が綺麗に撮れないのが残念も暖かく、気持ち良い。昼食は大沢山ということで腰を上げ、急下降しムシカリ峠、立派な避難小屋を過ぎて雪道を緩やかに大沢山着。再びの富士山見ながら食べるオニギリが美味しい。ムシカリ峠に戻っての沢沿いの下山は断続的に日陰は雪道。滑りやすいのでチェーンスパイクを付けたり外したりしながら三頭大滝に。あとはヒノキチップが敷かれた道を緩やかに、賑やかな駐車場に戻った。風も穏やか、何しろ春の光がまぶしい。雪道も楽しく、この日の三頭山の選択に自己満足して日帰り温泉に向かった。2024年3月16日(土)/(08:20、100台停められる無料駐車場は6割ほどバイク含め結構な賑わい)駐車場990m 08:45~(森林館)~09:10鞘口峠1142m 09:15~(ブナの道)~10:00見晴らし小屋1397m 10:10~10:40三頭山東峰分岐~10:55三頭山(西峰)1525m 11:15~11:25ムシカリ峠1430m~11:40大沢山1482m(昼)12:00~12:15ムシカリ峠~13:00滝見橋・三頭大滝1115m 13:10~13:35駐車場<帰路10分ほどの数馬の湯(980円)で快湯・余韻に浸る。山の出会いは多数、チェーンスパイク・軽アイゼン使用者は半数ほど>

     

  

    

 

      

  

     

 

        

 

 


山麓は春装いの四阿屋山

2024年02月28日 | 

2日間吹き荒れた強風が収まり、選んだ山は奥秩父両神山から派生する小ピークの四阿屋山(あづまやさん)。自宅から一般道で2時間近くかかるが、登山後のセツブンソウ撮影も楽しみに向かう。最短コースとなる駐車場からの車道沿いに咲くロウバイや梅の花。朝日に輝いて気持ち良いスタート。10分ほどで着いた山居広場のフクジュソウ園地を軽く一周しながら斜面を進み、展望広場でひと息。引き続きの急登、傾斜が緩んで暗い植林の先に両神神社奥社。途中に「岩場、危険注意」の看板もあり、ここで登山安全の祈願。いったん下った前方にクサリが現れ、ここから岩場に。下山の人も後ろ向きに降りてくる。手足を慎重に使い、しばしジグザグに登ってツツジ新道分岐のある稜線に。続いて目前の岩稜をよじ登れば四阿屋山の山頂着。うっすらと雪を被った両神山がいぶし銀のごとく聳える。狭い山頂部、周囲を一望して早々に往路を下山。落ち葉に隠れている凍結箇所にも注意して岩場を通過。奥社から男坂を降りきって再びの山居広場で少し時間を。フクジュソウは少ないものの黄色いロウバイやピンクの梅が咲き誇って一帯は春の装い。微風も遠慮気味の陽だまりは至福の空間ながら先へ移動することに。次の目的地にも春の使者、セツブンソウが待っているのだ。2024年2月28日(水)/(山居広場入口駐車場に8時、2台目で停める)駐車場500m 08:10~08:20山居広場・フクジュソウ園地~(女坂)~08:45展望広場08:50~09:00両神神社奥社09:05~(鎖・ツツジ新道分岐)~09:25四阿屋山772m 09:40~09:55両神神社奥社~(男坂)~10:10山居広場・福寿草園地10:30~10:40駐車場

            

    

    

    

    

    


長瀞アルプスからロウバイ・梅の宝登山へ

2024年01月31日 | 

宝登山で雪景色のロウバイを狙っていたが暖冬のせいか難しそう。そろそろ満開とも思われ、陽気も良さそうなので足を向けることに。長瀞駅近くに車を停め、ひと駅の野上駅で下車。朝の冷気が残るなか、住宅地を抜けて萬福寺角で左折して長瀞アルプスの登山口に。沢沿いの山道は間もなく、明るい雑木林の尾根筋を行く。小ピークを緩やかに越え、陽の当らない北側山腹に入ると民有林の看板。入山協力金100円を箱に投入、しばらく進んで再びの尾根道。柔らかな冬日とともに軽い登下降の繰り返し、正面の遠かった宝登山が近づいてくる。氷池分岐、小鳥峠を過ぎて奈良沢峠の林道に出た。夏は涼しくも今は寒い、日陰の舗装路を急ぎ足で宝登山の北側登り口へ。今日一番の厳しい登り、長い木段も休みどころでひと息入れつつ山頂着。ロープウエイ客も含めて大賑わいの中で昼食。肝心のロウバイは4・5分咲きながら青空によく映える。ロープウエイ山頂駅寄りの梅園も散策、いつもどおりのショートカットの短縮路で下山。風もなく、ひと足早い春の光りを満喫できた。2024年1月31日(水)(長瀞駅 09:02 ―<秩父鉄道170円>― 09:05野上駅)野上駅140m 09:10~(萬福寺)~09:25長瀞アルプス登山口~09:55入山協力金箱~(天狗山分岐・氷池分岐)~10:30小鳥峠~10:40奈良沢峠・車道~10:50宝登山登り口~11:15宝登山497m 12:30~13:10宝登山神社497m ~13:30長瀞P