晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

花桃の郷は春爛漫の山里

2016年03月29日 | 写真&旅

地元の桜がまだ見頃とならないため、たまたまネットで見つけた東秩父村の「花桃の郷」に出かけてみた。奥武蔵の山なみが連なるこの村へは何度か来ているが、大内沢という集落は初めて。目に飛び込んできたのは、濃淡のピンク、黄・緑色に彩られた斜面と点在する家々。花桃のピークには少し遅かったようだが、最盛期にはまさに桃源郷のような景色が見られそう。駐車場近くの展望台から眺めた後、その南向きの斜面を歩く途中で地元の人何人かに声をかけられた。花に囲まれて暮らす人たちの心優しさにも触れた今回、来年は早めに来よう。

日当たり良さそう 

桜も 

 サンシュユ とか 

のどか… 


身も心も、優しく温まる「女川カレー」を

2016年03月24日 | 雑記

東日本大震災5年目を特集するTV番組の中で見かけた「女川カレー」。震災直後の宮城県女川町、在日インド人がカレーの炊き出しで被災者を元気づけた。その後、地元の雇用創出や町おこしにつなげようと炊き出しの味を再現、商品化したが最近は売り上げが減少とのこと。震災の翌年、宮城・岩手県の沿岸に出かけたときは街も人の姿も無く、ただダンプカーだけが走り回っていた女川町を思い出した。早速注文して届いたのを食べてみる。市販のカレーに比べて、しっかりとした本格的なスパイス、だが子供でも食べやすい味だ。塩分は使用していないので物足りない分はお好みで味付けだろう。何よりも、込められている<辛みを抑えた優しい味で、体が温まりやすい>を噛みしめながら、口に運んだ。

                

      


春の畑でジャガイモの植え付け

2016年03月20日 | 市民農園

春分の日ぎりぎり、やっとジャガイモを植え付ける。早めに苦土石灰・堆肥・化成肥料で土づくりをしていたのだが種イモが売り切れてしまい遅くなった。なんとか確保したキタアカリとメークインが各1㎏、切り分けして3日間日干したものを30㎝間隔で植える。種イモの間に加えて鶏糞、土をかけてから黒マルチで覆う。去年、発芽が良くなかったのは連作のせいかと思うが、今年は低温対策も含め万全に行なったつもり。後は1か月後の発芽、3か月後には収穫期、準備からの苦労に見合う成果をぜひとも期待したいところだ。残っていたホウレンソウ・春菊・水菜などの葉物野菜を採り終えて畑は冬から春へ、桜の開花も近い。

長ネギも少し 

最後の収穫 

ブロッコリーはまだまだ 

 


さきたま緑道の桜、あと10日で咲くの?

2016年03月17日 | ひな人形と花のまち

東京の桜の開花は間もなくらしい。TVではピンク色にふくらんだ上野公園の桜の蕾を映していた。と言うわけで、近くにある「さきたま緑道」の桜並木のチエックに。う~ん、これではまだまだ。当地の開花予測は27日だからあと10日、まだ随分固そうだけど本当に咲くのだろうか。それにしても、あの華麗なる桜が想像しにくい節くれだった武骨な枝、ついわが手も。せっかくだからと他のフラワーウォッチング兼ねてウォーキング、季節の移り変わりを眺め歩いた。

モクレン 

 

落花のころ 

コイヌは元気 

ネコヤナギ 

これからのユキヤナギ 

 


梅が咲いて、春はそこまで

2016年03月13日 | 雑記

曇りや雨と晴れの日が交互にやってくる。雨降れば肌寒いが晴れると一気に暖かくなる。長い間居座っていた冬型高気圧が崩れ、この時季特有の空模様が続く。様子見していた家の梅も、ようやく出番がきて満開となった。花の下に来ると梅酒のような甘い香りが漂ってくる。誘われて、いつもの鳥(ツグミ?)も蜜を吸いにきた。あと2週間もすれば開花だ、花見だと大騒ぎになる桜の二番手に甘んじているが、我が家では春を届けてくれる大事な花なのだ。

桜に負けない 

今年もやって来た 


冬の葉物野菜づくりも簡単ではない

2016年03月12日 | 市民農園

ビニールトンネルで防寒しながら育ててきた葉物野菜。間引きを兼ねて、これまで何度も収穫して子供らへ産地直送、無料配達してきたが育ちは今一つだった。やっと最近、販売しているものに近くなって今日も採りにきたら枯れ始めている。トンネルの中が暖か過ぎて焼けたのかもしれない。野菜作りは毎日の目配りが必要なのだ。自家消費するだけの我々はよいが、あらためて農家の人の苦労が分かる。先日、肥料をあげたタマネギもこの先、こまめに雑草取りをしてあげよう。さあ、先日に土づくりを行なったジャガイモをいつ頃に蒔こうか。

 ホウレンソウに  

水菜  

春菊もやっと  

まだ先のタマネギ 

 


今は静かに、小松姫の墓

2016年03月09日 | ひな人形と花のまち

NHKの大河ドラマで放映中の『真田丸』。その番組展を先週、市内で見ることができた。数が少なかった衣装や小道具よりも登場人物の相関図、人物紹介に興味がそそられた。特に、その中の小松姫(TVでは吉田羊)は、これからの登場だが地元鴻巣にゆかりがある。真田昌幸の長男である信繁(幸村)の兄・信幸(同・大泉洋)の正室として迎えられたが晩年、病気にかかり鴻巣で亡くなった。生涯を終えた地として市内の勝願寺に分骨された墓がある。戦国時代のどこかの姫様ぐらいのイメージが書き換えられたので、久しぶりにお寺に。ノボリがはためていたが、訪れる人も少なく今はひっそりとしている。だが、三谷幸喜ドラマのこと、威勢よく彼女を描くに違いない。まだ先のようだが出番が楽しみだ。

勝願寺 

 

信幸の三男・信重も 


春山のような快適登山、谷川岳

2016年03月06日 | 

いつもならまだ厳冬期の谷川岳。3月下旬なら登ったことあるがこの時季は初めて。予報では7~8mの風が吹くも、水上・湯沢ともに晴れとのことで出かけたら微風快晴で春のような暖かさ。スキーヤーも含め20人ほど並んだ8:30始発のロープウェイは点検のために遅れ、天神平には9時過ぎ。早速アイゼンを着用、ゲレンデ脇を最初の急登。緩やかな稜線をアップダウン、急斜面のトラバースなどやや危険個所2カ所を経て避難小屋に。小屋は雪の下だが屋根も一部見え、何とか入れそうだから今年の積雪量はやはり少ない。この後の連続する急登、そして頂上部への長くきつい登りで汗をかく。だが、濡れた身体を冷たい風にさらされずに済むのはありがたい。今回はトマの耳で360度の眺望と写真撮影をゆっくり楽しみ、先のもう一つの山頂・オキの耳まではパス。今日のラッキーな登山者はおよそ30人くらいだろうか、自分同様に皆名残惜しげに下山していった3月4日(金)/(水上ICより30分の谷川岳ベースプラザに駐車、ロープウェイで天神平)天神平1320m 09:20~熊穴沢避難小屋1455m 10:30~天狗の溜まり場11:20~12:20山頂(トマの耳)13:20~熊穴沢避難小屋 14:30~15:20天神平<冬季の平日は駐車無料、ロープウェイ往復2,060円>

きつさも忘れる 

雪庇に注意 

 

主脈稜線に思いを 


雛祭りの日、春も急ぎ足で

2016年03月03日 | ひな人形と花のまち

3月3日の雛祭りに合わせるかのように暖かな陽気に包まれている。先月から続いていた地元鴻巣の「びっくりひな祭り」も終盤に入ってきた。メイン会場に続いて市内4か所で開かれていたひな飾りのイベントを駆け足で巡った。花久の里では菜の花、コスモアリーナふきあげでは河津桜が咲いて祭りを盛り上げていた。暖冬の年は逆に遅くなると言われる桜の開花だが、昨日の予想では早まるらしい。吹く風も今日は心地よく、春の急ぎ足は本当のようだ。

つるし雛 

川幅飾り 

河津桜も