晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

京都からの夏便りは、美山・舞鶴ドライブ

2016年08月25日 | 雑記

京都に単身赴任中の知人から夏休みドライブのレポートが届いた。最初に寄ったところは南丹市美山(みやま)のかやぶきの里。ここは現役時代、仕事の関係で何度か資料を集めた記憶があり、なつかしく想い出された。山あいの自然景観と昔からのかやぶき民家はその時も注目されていたが、功を奏しているようで<日本の原風景を楽しむ、見せ方の上手な自治体>と彼は書いてきた。その後に向かった舞鶴の五老岳展望台は、初めて聞いたが近畿100景第1位に選ばれた名所らしい。舞鶴湾を一望、<期待通りの声を失うほどの絶景>に続いての文には、悲しい記憶もある街をしばし忘れた、とあった。確かに、帰らぬ息子を待ち続けた戦争悲話をも包み込む平穏な景色、戦後71年の平和を大事にしたいと思った。(写真は知人S氏撮影のもの)

美山 

五老岳展望台から 

 

 


台風一過も天気不安定、秋野菜づくりへ

2016年08月24日 | 市民農園

久しぶりに台風が襲来、市民農園の畑には十二分な水分補給となった。だが元々の生命力が衰えていたのか、灼熱に衰弱していた食物には手遅れだったのか、夏野菜たちは終焉を迎えようとしている。毎度の食卓を賑わせ、やや食傷気味だったトマト・ナス・シシトウだが、様子を見てそろそろ片付けることになりそうだ。一方、すでに終わっていたキュウリの第3走者に花が付いてきた。追肥をあげて応援、9月初めには久しぶりに収穫を期待したい。その時季はダイコン・白菜の蒔くころだ。幸い、天気も不安定で山へ行けず、そう暑くない。秋野菜づくりにむけ畑の準備を始めよう。

ニンジンの花 

土づくりが悪かった 

赤トウガラシは元気 

オクラもまだ 

寂しくなってきた収穫 

 


夏野菜づくりの最終コーナーは天気頼み

2016年08月15日 | 市民農園

先日のテレビでは<猛暑が続き、夏野菜が大豊作で値下がりしている>と報じていた。市民農園の我が家の野菜たちは連日の暑さでゲンナリ、朝夕2回も水やりしているのだが力尽きてきた。第2弾のキュウリはしばらく前にダウン、ナスはまだ少し獲れるが水分不足か実がフニャとしている。ミニトマトのアイコも小粒となって終了近し。メロンは大きくならないうちに蔓が枯れてしまった。黄色いズッキーニは大きくなったが、これが最後のようだ。オクラと多くを必要としない赤トウガラシぐらいがまだ健在。メロン苗を購入の際、同じく値下がりしていたのでスイカだと思って買ったカボチャはもう少し大きく。第2弾同様に直播したキュウリが枯れてしまいポットで育て、移植した第3弾のキュウリ。この生死が今、最大の眼目。夏野菜づくりの最終コーナー、今週の曇り・雨マークが救世主になってくれるかもしれない。

変わったカボチャ 

キュウリ育つか 

山ワサビは逞しい 


山行は夏休み明けを待つ

2016年08月12日 | 雑記

昨日は祝日となって初めての「山の日」。前回の山行から1か月以上も空いてしまい、出かけたいのはそれこそ山々だが、うまく予定がたたない。夏の真っ最中だから近場の低山だと暑くてどうしょうもない。涼風の3千m近い高山となると日帰りは無理。山小屋泊りの2・3日コースになるが、夏休み中の孫の遊び相手役や雑用が何かと入ってくる。この時季の山小屋の混雑も想像すると躊躇してしまう。秋の涸沢のように一つのフトンに3人で寝るなんて無いだろうが、二つのフトンに3人、あるいは一つのフトンに2人は容易に考えられる。ここは、図書館から借りてきた山の本でも読んで、夏休みが終わるのを待つしかなさそうだ。


久しぶりにピアノ曲を『羊と鋼の森』で

2016年08月03日 | 読書

全国の書店員が選ぶ2016年本屋大賞の受賞作であるこの本は若きピアノ調律師の物語。と聞いてもタイトルの意味が連想できなかったが、ピアノの音をつくりだす弦とハンマーが鋼と羊の毛から出来ていると分かり、なんとなく理解。だが読むほどに、考えられた作品名だと納得した。ピアノが弾く音の世界に入り込んだ青年が、深い森をさまよいながら成長するまでの過程が丹念に描かれる。その微妙な音色、主人公初め登場人物の心理状態なども同様、作者は調律された言葉で紡ぐ。先輩の調律師が目指す音として、「明るく静かに澄んで懐かしい文体、少しは甘えているようでありながら、きびしく深いものを湛えている文体、夢のように美しいが現実のようにたしかな文体」と原民喜の言葉を紹介。それは主人公だけでなく、作者もこの作品でめざしたのではないだろうか。ピアノが家から消え、さらに縁遠くなったその音色、ピアノ曲集のCDで久しぶりに聴いてみたくなった。

         


欲張り目的の朝ウォーキング

2016年08月01日 | 雑記

待望の梅雨明けと同時に、待っていなかった灼熱の夏がやってきた。だが日の出から間もない5時過ぎのさきたま緑道はその暑さを忘れるくらいに涼しい。つい最近始めた早朝のウォーキング、理由はいろいろある。低血圧でもないのに4・5時台の起床がつらく、眠気のままの運転で山に行かなければならない。少し前からの左膝の痛みが取れず、階段の下りにも時間をかけてしまう。日中の雑用や暑さで歩く機会が日増しに減ってきた、など。この際、早朝起床を習慣づけ、弱くなって膝を補強、日々のウォーキングを取り戻そうというものだ。まだ数日だが、山小屋で泊まった翌朝の山道を歩くように気持良いことこの上ない。今までの06:25から7時前までの朝の日課(手抜きのテレビ体操、1日1回だけの真向法、ほとんど身についていない語学ミニレッスン)との時間調整をどう図るか、が残っているもののまずは歩こう。

今日はここまで 

往復で6.2km