京都に単身赴任中の知人から夏休みドライブのレポートが届いた。最初に寄ったところは南丹市美山(みやま)のかやぶきの里。ここは現役時代、仕事の関係で何度か資料を集めた記憶があり、なつかしく想い出された。山あいの自然景観と昔からのかやぶき民家はその時も注目されていたが、功を奏しているようで<日本の原風景を楽しむ、見せ方の上手な自治体>と彼は書いてきた。その後に向かった舞鶴の五老岳展望台は、初めて聞いたが近畿100景第1位に選ばれた名所らしい。舞鶴湾を一望、<期待通りの声を失うほどの絶景>に続いての文には、悲しい記憶もある街をしばし忘れた、とあった。確かに、帰らぬ息子を待ち続けた戦争悲話をも包み込む平穏な景色、戦後71年の平和を大事にしたいと思った。(写真は知人S氏撮影のもの)
美山
五老岳展望台から