晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

秋の好天は菜園作業で気持ちよく

2014年10月30日 | 市民農園

秋の陽射しがたっぷりの今日の市民農園、作業も気持ちよい。ダイコンがかなり成長してきた。だがまだ細く、小さい。もう少し大きく、太くなってくれよと願いを込めて自家製の液肥を与えてあげる。それからキャベツ・白菜などの防虫ネットを取り除く。木枯らし1号も吹いた最近の気温を考えれば青虫被害も大丈夫だろう。窮屈そうにしていた野菜たちがまぶしそうに空を見上げ、大地の空気をうまそうに吸っているかのように見える。最後にミニ耕運機でタマネギと葉物野菜の畑づくり。11月がもうすぐ、秋冬野菜の最後の出番が近い。

健康優良児 

窮屈だったね 

愛用のこまめ1号機 

隣のサルビアが真っ赤 

 


晩秋、滝と池と裏志賀山

2014年10月29日 | 

今回は志賀高原の澗満滝と大沼池、そして大沼池を上から俯瞰する裏志賀山への登山という贅沢コース。大沼池入口からほぼ平坦な林道を1時間少し、着いた大沼池・池尻はすでに紅葉は終わっていた。それでも朝の光にコバルトブルーが神秘的に輝いて一段と美しい。木々の間から秋風にさざめく今度はエメラルドグリーンを眺めながらひっそりとしたレイクハウスに。いよいよ登り、丸太の階段が続いて噴き出す汗。四十八池分岐から岩交じりの急登はロープも随所に。志賀山への道を左に送り、すぐの裏志賀山。山頂からの大沼池はさらにブルーを増し、静寂の中に間もなくの冬を待っていた。太陽が隠れると風が冷たい。急ぎ下山、帰りは下り一辺倒の山道で早い。駐車場から澗満滝へ車を走らせる。朝も少し立ち寄り、今日2回目となる滝は紅葉がちょうど良い時季。しっかり写真撮影、よませ温泉「遠見の湯」で露天に浸かっている頃には夕闇が迫ってきた。2014年10月26日(日)/大沼池入口・駐車場08:10~(大沼林道)~09:15大沼池(池尻)09:40~レイクハウス10:10~四十八池分岐11:05~11:35裏志賀山2040m 12:05~四十八池12:20~13:10レイクハウス13:20~大沼池(池尻)13:40~(大沼林道・山道)~14:25大沼池入口・駐車場<撮影時間含むコースタイム/駐車スペースは10数台程度、善光寺平を眺める「遠見の湯」は600円>

大沼池からの裏志賀山 

山頂から(左後方に岩菅山) 

志賀の雄峰・岩菅山 

澗満滝  

 


今、移ろいの北志賀高原

2014年10月28日 | 写真&旅

秋色に染まる北志賀高原。志賀高原に負けず劣らずの紅葉が周囲の山肌を染めている。少し標高を上げて竜王スキー場へ行く。1ヵ月には雪を敷き詰めるゲレンデのあちらこちらに赤や黄色の衣装を纏ったカエデの大木が威風堂々のたたずまい。陽が陰り、吹く風の冷たさに木の葉が落ちて、舞う。間もなく一気に冬を迎えようとしている。早々に車を走らせ、北志賀名物の須賀川そば、熱いのを食べて身体を温めよう。

ホテル街を抜けて

散歩道から 

ゲレンデに  

もう少し歩くと  

 

   

 


京の都で合流できた「更級日記を読む」

2014年10月28日 | 読書

2回休んでから受講の「更級日記を読む」。この間、本(新潮日本古典集成)は21頁から30頁に進んでいた。物語は<竹芝の伝説>から<武蔵から相模へ/足柄の遊女/富士を仰いで/富士川の伝説/病をおして遠江へ/三河、尾張>を経て、今回は<旅の終り>から。<季節はいつしか冬に>変わり、姫君の長旅が<京の都に到着>したところで合流できた。次回までに遅れを取り戻さなければならない。生(なま)の講義を聴けなかったのが残念だが、休んだ回の資料がもらえ、その分かりやすい解説に大助かりだ。そして川上定雄講師の講義の魅力は本読みに加えての「寄り道」(雑談)。今回も『梁塵秘抄の世界』がCDで再び聴けたことだ。吉田兼好も『徒然草』第十四段で書き綴っている「心にしみる」と。 (<>内は川上講師の資料より)

                 

後期の受付もうすぐ 

2回の欠席で行けなかった 


雨やんで、吹上のコスモス畑に

2014年10月24日 | ひな人形と花のまち

この時期に珍しく4日間ほど降り続いた雨。やっとあがり、朝からの久しぶりの太陽に誘われて近くのコスモス畑に。ここ市内吹上の荒川河川敷では毎年、この時期に1千万本のコスモスフェスティバルが開催される。今年はどうだろうと眺めて歩いたが開花状況はあまり良くないようだ。すでに枯れていたり、蕾のままだったりして咲いている花はいつもより少ない。一斉に咲き揃っているという感じではないのだ。最近の2度の台風と天候不順のせいだろう。でも広い河川敷の花畑めぐりはここならではのもの。好天がしばらく続くようだから来週あたりにコスモスの海が再現されるかもしれない。

花つきは今ひとつ 

       

花の中を 

祭りはすぐ 

 

 

 


鬼怒川源流を鬼怒沼へ③(終)~寂寥、山上の湿原~

2014年10月23日 | 

予想に反して2日目は曇りの朝を迎えた。そのせいか気温3度というのにそんなに寒くない。日光澤温泉の裏手からの登山道はジグザグのかなりの急登。オロオソロシの滝展望台の先しばらくすると傾斜は緩やかになるが、さらに樹林帯の長い登り。たどり着いた鬼怒沼は広々とした山上の湿原。点在する池塘に日光白根山や根名草山、鬼怒沼山が映り、遠くには燧ケ岳。青空であれば満足度アップと思われたことだけが残念。しかし、下山途中からの雨に濡れた紅葉もまた乙なものだった。10月20日(月)/日光澤温泉1340m 07:20~08:10オロオソロシの滝展望台1750m 08:20~09:55鬼怒沼南端2025m ~10:15鬼怒沼北端2015m~鬼怒沼南端10:35~オロオソロシの滝展望台11:50~日光澤温泉12:50~八丁の湯1304m ~14:30女夫渕駐車場1110m<帰路の温泉「御宿こまゆみの里」は近く、入浴料500円と安いが利用は15:30まで、内風呂には洗面所無いので注意>

 

オロオソロシの滝 

山上の湿原に 

眺望の無い鬼怒沼山はパス 

谷を埋める紅葉 

雨に濡れて 

 


鬼怒川源流を鬼怒沼へ②~風情ある最奥の宿で~

2014年10月22日 | 

日光澤温泉は「山小屋です」と室内に掲示があった。だが温泉あり、浴衣・タオル付き、トイレも清潔、テレビは無いが個室の部屋には暖かいコタツがある。食事も山小屋と思えば十分だ。この時季の日曜というのに宿泊客は2組のみ。房総で有機農業をしているという東京のFさんご夫婦と薪ストーブを囲んでの夕食、楽しい語らいは酒をセーブするのに苦労した。夜の露天風呂から見上げた満天の星に翌日の好天を確信したのだが。

 

岩肌が迫る  

内風呂、他に露天がふたつ       

 夕食  

 

朝食  

 ワンコ三匹には会えずじまい  

 


鬼怒川源流を鬼怒沼へ①~紅葉真っ盛りの遊歩道~

2014年10月21日 | 

鬼怒沼への山トモさんとの夏以来の山旅。まだ完治していない骨折した腰を考えれば丁度よいコース。快晴の中、狭い車道に注意しながら到着した駐車場の残り数台のスペースに滑り込む。歩き出しから始まった紅葉は鬼怒川上流に向かって染まっていく。広い河原に沿う遊歩道は歩くほどに狭まり源流の趣に。見上げる紅葉はひと休みした八丁の湯の手前ぐらいから燃え盛るトンネルになる。さらにゆるやかにたどれば加仁湯、すぐに手白澤温泉への道を左手に送り奥鬼怒温泉郷の最奥にある日光澤温泉に着く。写真を撮りながらのゆったりの道はこのあと待望の湯ったりタイムになる2014年10月19日(日)/(今市ICより鬼怒川温泉・川俣ダム経由1:40)女夫渕駐車場1120m 12:05~(奥鬼怒遊歩道)~14:05八丁の湯1304m 14:15~14:50日光澤温泉1340m

ほぼ満車状態 

オニギリと 

陽射しの中 

染まる紅葉 

八丁の湯 

今が最高のよう 

加仁湯 

燃える渓流 

到着は鐘を鳴らして 

 


燃える赤色、鴻巣「サルビアまつり」

2014年10月18日 | ひな人形と花のまち

”花のまち鴻巣”をアピールしているだけに花の日本一が四つもある。「日本一広いポピー畑」、「プリムラ」「サルビア」「マリーゴールド」のそれぞれ出荷量日本一だ。今日はその「サルビアまつり」、会場は市民農園の隣にある花のオアシス。サルビアとともにマリーゴールドの合わせて2万本、赤・黄・オレンジ色が競い合って咲いている。2度の台風にもサルビアはその情熱的な赤い花びらを何とか残してくれた。まつりの主なイベントは今日のみだが、燃える花の思いはもう少し続きそう。

マリーゴールドも 

情熱の赤 

こちらも負けじと 

無料の寄せ植え体験 

我が畑の隣にもサルビア 

 

 

 

 


撮り損ねた世界一、こうのす花火大会

2014年10月14日 | ひな人形と花のまち

先週土曜日の「こうのす花火大会」。会場の荒川河川敷は自宅から自転車で15分ほどのところ。傑作を撮ろうと、数日前から下見して前日の夕方には場所を確保。カメラはMFに、手ぶれ補正はOFF、バルブ・絞り・ISO・WBなど事前学習。ダウン・防寒衣・軽食をザックに詰め、カメラ・三脚・ヘッドライトなど一式を持参して1時間半も前にスタンバイする。しかし、これだけ準備し意気込んで臨んだのに、レリーズのリモコンの調子が悪い。あきらめて手押しシャッターで撮り続ける。そのせいだけではないと思うが、やはり失敗作ばかりだった。腕を磨き、来年に再度の挑戦だ。今回はギネス世界記録として認定された正四尺玉を見たことで満足としょう。

   

                              

      

        

 

 


少しだけ、松永優氏の世界に

2014年10月13日 | 雑記

知人の関係者である松永優氏の藍染色展にお邪魔させていただいた。会場は鴻巣駅に近い市立図書館前のCafé箱庭の2階ギャラリー。身に着けるものからバッグやテーブルクロスなどの実用品、壁にかける装飾的なものまで多数展示されている。特に目を引いたのは金箔や銀泊を生地に貼って藍染めした壁掛けの作品。説明いただいたが「金銀箔藍染色」という技法のこれはもう美術品。付けられている誌的な作品名の世界にしばし浸った。アートにはまったくの無縁だが、時にはクラシックを聴くと同様にこうした心の贅沢も。

                     


近づく台風、吹上のコスモスが心配

2014年10月11日 | 雑記

近くの鴻巣市吹上の荒川河川敷のコスモスはまだ三分咲き程度。それではとコスモスが見ごろを迎えたとHPに出ていた森林公園へ。中央口から植物園など寄りながら遠回りして、森の中のちょっとしたウォーキング。運動広場の花畑では青空とともに黄色・赤・ピンク・白のコスモスが迎えてくれた。吹上よりはこじんまりとしているものの綺麗な景色だ。黄色い花々に比べ赤・白・ピンクのほうは七・八分咲きと見えたが、先日の台風で倒れたせいもあるらしい。近づいている次の台風は雨・風も強そうだ。ここもそうだが、吹上のコスモスは大丈夫だろうか。

     

センセーションミックスという品種

レモンブライト 

競演 

そろそろ終わりのコリウス 

植物園にも 

イヌサフランは見頃 

吹上のコスモスはこの程度 


マリーゴールド見ながら液肥づくり

2014年10月10日 | 市民農園

今日の畑仕事はまず、残り少なくなってきた油かすの液肥づくり。空のペットボトルに十分の一ほどの油かすと水を入れて終り。1ヶ月ほどで発酵したら、その上澄み液を10倍の水で薄めて追肥として使用する。昔、購入した有機・無農薬栽培の本に出ていた方法だ。マルチを掛けている時はこの液肥がやりやすい。そして、以前作っておいた液肥を白菜・キャベツにかけてやる。葉が大きくなって寒冷紗のトンネルが窮屈そうだ。蝶々も減ってきたので、もう少し様子を見て、覆いを外してあげよう。最後にダイコンの土寄せ。腰を痛めて畑を十分に耕せなかった分、今年は念入りにこの作業が必要だ。まるまると太ったダイコンにぜひお目にかかりたい。

白菜 

キャベツ 

ダイコン 

隣のマリーゴールド 


真向法、進歩しないけれど

2014年10月06日 | 雑記

真向法を始めて一年となった。身体の柔軟性と岩場での登下降に不安を覚え、何かトレーニングと思っていた矢先に見かけた真向法健康体操教室の募集案内。予備知識は昔、ある知事が若さを強調したときのポーズとして見たことぐらい。初めは少しとまどったが、通ううちにその効用が多少分かってきた。準備の体操から始まり、第1から第4体操、そしてそのための補導体操、最後に整理体操。2時間かけての股関節を中心とした運動は全身の血の流れが良くなるような気がする。進歩しているとは決して言えないが週に一度、心地よい疲労感で、ぐっすり熟睡できる。最近の山での骨折があの程度で済んだのもこの体操のおかげと思う。完治したら、一人補導体操も含めもう少し真面目にやらねば。

       


紅葉の乗鞍岳(2)写真を通して楽しむ自然

2014年10月02日 | 写真&旅

朝7時の埼玉からの出発で昼前には乗鞍高原。番所大滝と善五郎滝で写真を撮ってからマイカー規制区間の乗鞍エコーラインに入る。徐々に濃さを増す紅葉が標高2350mにある位ヶ原山荘周辺では最盛期。森林限界まで車窓の右・左に見事な彩色が続く。宿泊の畳平・銀嶺荘は標高2702m、夕景撮影は震える寒さだ。翌朝4時過ぎに起床、ヘッドライトを付け万全の防寒で2772mの大黒岳に登る。風が無いせいか、それほど寒くはない。それでも気温は1度近いようだ。30分近く待って、ご来光を撮る。朝食後、宝徳霊神から位ヶ原山荘まで下りながら2キロ、2時間の紅葉撮影タイム。 その後、高原まで下りて一ノ瀬園地の牛留池・大カエデなど、今回は本格的な登山ではなかったが写真撮影も結構な運動量に。写真は健康にも良い、と言うのも分かる。長洋弘先生のアドバイスで<乗鞍高原一帯の秋を撮る>今回の2日間、“大切なことは写真を通し自然とお話をし楽しむこと”は出来たが、作品自体はもうひとつだ。

紅葉も声援 

乗鞍には滝も多い 

槍・穂高の山なみ 

牛留池