晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

さきたま緑道、桜咲く前に

2014年03月25日 | ひな人形と花のまち

一気に春をこえて初夏がきたような陽気となった。夕方のニュースで今日の熊谷は気温23度、東京・横浜では桜が開花したという。さきたま緑道も寒かった時季をやっと越えて、これから花の季節になる。今は草むらのあちらこちらに5㎜ほどの小さな青い花がたくさん咲いている。梅がそろそろ終わり、まもなくの桜繚乱の季節。しかし、華を競うことなく小さいけれど確かな存在感を示すこの花、何という名の野草だろうか

今の主役 

 

そろそろ終わりの梅 

これからだよ、と叫んでいるよう 

この花も名は知らない 

ハクモクレン 

花言葉「自然への愛」 

桜も、もう少し 


庭の梅が満開も、北志賀では

2014年03月22日 | 雑記

数日前に開花した庭の梅が満開になった。例年より10日ほどの遅れだ。やはり、2月の2回の大雪の影響が出ているようだ。幸いにミカンの木のように折れた枝は無く、薄桃色の花をいっぱいにつけている。春の喜びが青空に跳ねているようだ。出かけた昨日の長野・北志賀は前日の春の雨が雪となって冬に逆戻り。道路は雪面となり、スタッドレスタイヤでないと帰れなかった。春と冬の両方を実感した彼岸だった。

青空がまぶしい 

北志賀高原の春はこれから 

 

 

 


警察学校は大変だ『教場』

2014年03月20日 | 読書

警察学校を舞台にした小説が面白いのか半信半疑だったが、読み始めてすぐにストーリーに引き込まれた。携帯電話の使用は土日のみという全寮制の閉鎖的世界での厳しい教練の毎日。座学や職務質問、取り調べ、救助訓練などの実技のほか、訓練用交番を拠点に24時間の校内の巡回警邏も。当然と言えばそうだが各署への配置前に一定の実務レベルにまで育てる。その中での体罰・連帯責任のペナルティ、学生間のいじめ・トラブル・事件。小説だし、多少の誇張も含まれていると思うが、4歩以上の校内・寮内移動の駆け足などは実際ありえる話。だが、書かされる日記に創作が含まれていると退校処分、誤認した記述は一晩中廊下での正座など、調書ねつ造などの不祥事もあったが、本当なのだろうか。ともかく警察官は卒業するのも大変だ。

                                                          


春が来た日に、鐘撞堂山・宝登山

2014年03月17日 | 

大雪、そして続いた寒い日で遠ざかっていた久しぶりの山。足慣らしも兼ねて低山へ山トモさんと行く。許可を得て、かんぽの宿に車を置いてから秩父鉄道で二駅目の桜沢駅からの八幡山コースをたどる。道標に沿って八幡神社裏手からの登り、わずかで八幡山。雑木林の尾根道を緩やかに登下降、木段を急登の後に斜面を行き、鐘撞堂山の頂上。桜の樹に囲まれ、満開の時季に再訪したい広場だ。笠山など奥武蔵をしばし眺望の後、五百羅漢の山道、少林寺を経由して駐車場所に戻る。車で15分の宝登山山麓へ移動、広い道をジグザグ登り、今日二つ目の山頂へ。両神山は霞んでいたが、まだ咲き残っているロウバイや紅白の梅林を楽しめた。やっと来た春を自然のなかで実感した一日だった。2014年3月16日(日)/かんぽの宿・寄居~(15)~波久礼駅08:44~(電車)~08:53桜沢駅08:55~八幡山~町界尾根~10:15鐘撞堂山330m 10:35~11:05羅漢山(五百羅漢コース)~少林寺)~11:50かんぽの宿・寄居/(車移動)宝登山麓駐車場12:15~13:25宝登山497m(ロウバイ園・梅百花園)<入浴のかんぽの宿・寄居に駐車、展望風呂の温泉は800円で快適。宝登山麓駐車場は500円、宝登山下山に利用のロープウェイは460円> 

宝登山のロウバイ 

鐘撞堂山への道、カタクリもう少し 

直登 

鐘撞堂山の桜は期待できそう 

宝登山の山頂近く 

 

梅林越しの武甲山 

 「ヤマレコ」山行記録(写真)


どう、つなぐ『戦後歴程 平和憲法を持つ国の経済人として』

2014年03月16日 | 読書

大手損保の社長・会長を務め、日銀総裁顧問や経済同友会の専務理事を歴任するなど経済界の本流を歩んだ著者。戦後の高度成長を経由して今に続く資本主義の世の中を肯定的に捉えていると誰しもが思うのが普通だろう。悲惨な戦争体験や組合運動の経験があったにしてもだ。しかし、著者はその<「資本主義」の本質と変貌と将来>と<資本主義に支えられてきた「民主主義」の歪んだ姿>を問い続けてきたと書く。復員船で出会った憲法9条<陸海空軍は持たない。国の交戦権は認めない>の感動を持ち続け、今の<強硬な政治が歓迎され、ファシズムを指向する動き・・・憲法9条を骨抜きにしようとする動き>を厳しく、声静かに批判するのである。書き終えて間もなくの死去、遺言ともいえるこの書に何度も出てくる「もう一つの日本」への歩み、後退させてはいけないのだ。

              


ブルートレイン「あけぼの」お疲れ様!

2014年03月15日 | 雑記

寝台特急「あけぼの」、青森からのラストランをシャッターに収めることができた。昨晩のNHKニュースで撮り続けている深谷の方が紹介され、そうか高崎線を通るんだと奥羽線経由の記憶を呼び起こした。昼間、駅で確認すれば良かったがもう遅い。早速、時刻表をめくって停車する高崎駅と大宮駅の発着時間を確認、キロ数から最寄駅の通過時間を06:11と仮算定。5:30に起き、防寒装備で駅へ。5:45に到着するも業務は06:10からということで駅事務室はクローズ、ともかくホームに行くと先着の若者1名。3分遅れと聞き、待つこと30分近く、読みとピッタリの06:14、朝日を背に姿現す。まだ「北斗星」などあるが、旧国鉄時代から走るブルトレでは最後という。郷里・北海道との往復で利用した東北線の「はくつる」、常磐線の「ゆうづる」の寝台列車はすでに無い。乗ってはいないものの、やはり寂しい。お疲れ様!の見送る言葉は何か自分にかけているような気がした。

ヘッドマークは夜明け”曙”に由来、夜が白む様子という 

惜別 

去り行く想い出… 


ジャガイモを蒔く季節に

2014年03月14日 | 市民農園

いよいよ春の畑の植え付け作業の開始。先週、苦土石灰を蒔いて耕した畑にジャガイモを植える。キタアカリを3㎏、メークインを1㎏。少し多かったようで予定スペースをオーバーしてしまった。畝の中に種イモを30㎝間隔に置き、その間に堆肥と化成肥料をそれぞれ一握りづつ、これは例年どおり。先日のNHK「趣味の園芸・やさいの時間」でも同じことを言っていた。今年は黒マルチで覆うことはせずに様子を見てみよう。あとは芽が出るのを楽しみに待つだけだ。北風が強くなってきたので、育ってきた小松菜、まだ頑張っているブロッコリーの収穫を早めに終えて退散。今年の春は遅い。

小さい芋は切らずに 

小松菜は娘宅へ無料宅配 

ホウレンソウは小さいので次回に

ブロッコリーは終わり近く  

先月の大雪もやっと消える 


森林公園で、もうすぐの春に

2014年03月09日 | 雑記

3月もそろそろ中旬に入るころなのに厳しい寒さが続いている。陽射しこそ幾分春めいてきたが、北風が肌を刺すように冷たい。でも植物たちは季節の変化を敏感につかまえているようだ。雪で開花が遅れた福寿草と梅の競演が見られるといことで武蔵丘陵森林公園に行ってきた。あの大雪以来だが、菜の花や水仙、樹木の芽吹きも感じられ、もうすぐの春とつかの間の対面をしてきた。

600本の梅 

福寿草15,000株も今が見ごろ 

 


「ひなの里」の特別展、春が見えてきた?

2014年03月08日 | ひな人形と花のまち

あの大雪の翌々日、216日から開催されていた「びっくりひな祭り」が間もなく終了する。期間中は晴れの日も真冬のような寒さで見学には今一つだったかもしれない。土日だけの市役所玄関前のひな飾りも雨の日が多く、見る機会を逸した。まだ厳しい寒さは続いているが、自宅庭に残っていた雪もあと少し。来週半ばからは本来の3月の気候になるとの予報だ。まだ開催が続く市産業観光館「ひなの里」の特別展が本物の春を引き寄せるようだ。

    

   

びっくりひな祭りは3月8日(土)で終了

 

 


哀しみのウクライナは、映画だけで

2014年03月06日 | 雑記

戦争の悲哀を描いた映画『ひまわり』に出てくる広大なひまわり畑。地平線まで続くその美しい風景はウクライナ南部が舞台になっているという。首都キエフから南へ500kmほどのヘルソン州、地図で確認すると今まさに緊迫のクリミア半島に接している。「ロシアは自らの国益とロシア語を話す住民を守る権利がある」とかの大統領は言う。かってソ連が「プラハの春」を軍事力で制圧した時と同じような理屈だ。この話は縁遠いものではなく、安倍政権が憲法解釈を曲げて行使を容認しようとしている「集団的自衛権」をも連想する。どちらも気になるが、7月下旬ころに咲き誇るというひまわり、何事も無かったかのように青空に黄色く輝いてほしい。

(数年前の9月、北海道網走郊外のひまわり畑)


日なたでタイムスリップ『昭和の犬』

2014年03月04日 | 読書

道路の舗装が進み、信号も走る自動車もあったが<それでもまだ馬をひいて道ゆく人が、たまにいた。>その頃に五歳だった女の子。五十歳を迎えたつい最近までの周囲の人々、街の景色、そして出会う犬が“昭和”というフィルターを通して描かれる。シェパード・コリー・ドーベルマン、ポメラニアンなど時代とともに犬の種類も変わる。「ララミー牧場」や「逃亡者」などの懐かしいテレビ番組のタイトルも。忘れかけていた記憶を呼び戻してくれる物語、日なたで読むと気持ち良く居眠りできそうだ。

                                  


雨にも大勢走った、パンジーマラソン

2014年03月02日 | ひな人形と花のまち

昨日は小雨模様の中、約6,000人が参加という”全国ランニング大会100選”の第32回鴻巣パンジーマラソン。ほかに市内を走る東日本実業団駅伝と埼玉駅伝のほうは最近、観戦に切り替えたが、こちらは給水担当のボランティアとして今年も参加した。交通規制と同時に路肩へ机を出し、紙コップに入れた大量のスポーツドリンク・水を準備してスタンバイ。最初の給水ポイントのせいか、タイムを狙う先頭集団は目もくれずに走り抜ける。しかし、それ以降の塊となったランナー群の給水作業に追われ、しばらくはてんてこ舞いが続いた。終わってみれば悪条件もなんのその、老若男女、県外からの参加者も含めた懸命のランニングに雨も腰の痛みも忘れ、快い疲労感の半日だった。

(終了近く、手が空いたので失礼して撮った1枚)