晴耕雨読、山

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雑記…

ダイコンの発芽は100%

2024年09月30日 | 市民農園

タネをまいて3日目のダイコン畑、うれしいことに100%の発芽となった。鳥害も心配だが、窮屈そうなので覆っていた寒冷紗を取り除いてあげる。これから成長を見ながら2本、1本へと間引きしていくのが楽しみ。トンネル囲いのブロッコリー、まだ芽が出ない春菊、小松菜、水菜などの葉物野菜に水をかける。まだ花を咲かせるオクラにはもうひと頑張りの収穫を。秋の好天、適度なお湿りに期待したい。

     

    

 


イスラエルは直ちに攻撃止めよ『ガザとは何か』

2024年09月26日 | 読書

昨年10月以来、もう1年になろうとする。ガザ地区を中心とするパレスチナに対するイスラエルへの攻撃が今日も続いている。ガザ地区が廃墟と化し、多くの女性、子どもを含む犠牲者が4万1千人を越えて、さらに増える一方。イスラエルは自衛であり、ハマスのせん滅、人質救出と言う。しかし、残虐な光景はパレスチナ人を皆殺しにしてパレスチナの国づくりを断念させようと映る。昨年直後の講演をもとにしたこの本は今に至る問題の根源を詳細に解説。鋭く、ストレートな物言いは分かりやすい。ガザの住民の7割が難民であり、なぜそうなったのか。2007年に始まったイスラエルによるガザの封鎖の中での生と死、今さらながら状況を深く知る。強調するのは、イスラエルのジェノサイド(大量殺戮)であること。イスラエル建国から始まる入植者による植民地国家であり、パレスチナ人に対するアパルトヘイトと断言する。まったくの同感である。著者が呼びかけている「即時停戦」、そして「イスラエルを戦争犯罪としての処罰」。それがアパルトヘイトの終了につながり、奪われているパレスチナ人の自由、人権を取り戻して人間らしく生きることができると言う。今、イスラエルはレバノンへの地上侵攻にも言及、さらなる戦火拡大も避けられない情勢。聞く耳を持たないイスラエルに支援を続けているアメリカはもちろん、国際社会はこの国の愚行を改めさせなければならない。

     

 

(『ガザとは何か』より転載)

     (同)

     

     


待っていた秋にダイコンの種まき

2024年09月25日 | 市民農園

先週までの猛暑日が噓のように突然やって来た秋。カラッとした晴天、吹く風も爽やか。10回目となる畑の耕しの仕上げはミニ耕運機で。軽やかに終わって畝を作る。そこにペットボトルの底を押し込んでまき穴を。いつもどおり3粒づつ置き、土をかぶせて水をまけば終了。念のため、大雨や鳥の害から守るべく寒冷紗で覆うことにしよう。あとは数日後の発芽を待つだけ、是非とも100%を期待したいところだ。夏野菜が少なくなった畑で柔らかな日差しを浴びるモロヘイヤの緑葉。忘れていた秋の気候に人も野菜も気持ちいい。

    

    

 


ダイコンの畑づくりはもう少し

2024年09月22日 | 市民農園

猛暑と闘いながらのダイコンの畑づくりは8回目。スコップ、鍬、ミニ耕運機、そして今日は刃が出ている備中鍬で土と格闘する。陽射しなく、時折りぱらつく雨で9月に入って初めての涼しさを実感。それでも湿気を帯びた畑の掘り返しはきつく、汗ばんでくる。休み休みの作業で終えてあと2回。今週半ばには”ダイコン十耕”をクリアして、いよいよ種まきとしたい。夏野菜の残り組であるオクラがまだ花咲いて、モロヘイヤとともに少しづつの収穫が続く。今年優等生のナスも外観は悪いが食卓には十分。シシトウは頃合いを見て片付け、ダイコンに続く葉物野菜の畑づくりに。ようやく秋が見えてきた感じの市民農園だ。

      

    


ボッチャの面白さ、楽しさを再認識

2024年09月21日 | 雑記

春以来、半年ぶりのボッチャのイベントに参加。地域でボランティア活動している気心知れた仲間4人、勝敗は別と言いながらも出来れば勝ちたい。パリでのパラリンピック開催後のせいか、老若男女、障がいをお持ちの方も多数の参加。久しぶりのボールの感覚、投げて着地からジャックボール(白球)までの微妙な距離、もちろん方向性も。投げるたびに良くなってきても、力が入ると途端にジャックボールから遠いところに。ルールは単純、誰でも出来て「簡単、でも奥が深い」という言葉どおり。でも、チーム仲間に助けられて全3試合で全てに勝利。次回は11月の大会で県大会の予選も兼ねている。もちろん県大会出場を狙っての参加を仲間と早速の打合せだ。

    

     


秋を呼び込む長雨予報に

2024年09月15日 | 市民農園

9月に入っても残暑とは思えない35℃以上の猛暑日が続く毎日。ダイコンの畑づくりは少しづつしか進まない。苦土石灰を蒔き、堆肥を加えてスコップで2回、クワを使って2回。近いうちに化成肥料を、そしてミニ耕運機とクワ入れを合計10回まで。”ダイコン十耕”のことわざもあり、立派なダイコンが出来るよう耕し続けるつもり。暑さとの闘いも秋の長雨予報が出て、もう少しの期待もある。ただ、2年前は長雨でダイコン作りが大失敗している。夏野菜残りのナスとともにほどほどの雨で「天高く馬肥ゆる秋」を待ちたい。

    


もう満開の彼岸花をさくら堤公園で

2024年09月13日 | 写真&旅

ここ近年、彼岸花の開花時期が早まっているが今年もすでに満開のとのこと。遅れてはならじと早起きして7時前に吉見町のさくら堤公園の駐車場に。ここは春の時季、桜と菜の花の競演で馴染みのところ。早速、歩いてすぐのサイクリングロードを兼ねた堤へ向かう。情報のとおり、堤の西側斜面には深紅を中心に薄いピンク、黄色、白などの彼岸花が咲き揃う。南のほうに歩を進めると整列した花の群れが目に入る。枯れ始めた花も2・3割ほど見受けられ、見ごろは今度の3連休くらいまでだろうか。今朝も残暑とは思えない暑さ、彼岸花のためにも涼しい秋の風を。

    

    

    

    

 


北信州のソバ畑、雷滝で涼風を

2024年09月08日 | 写真&旅

浅間隠山の下山後はお盆に帰省しなかった北志賀へ。翌日の最初は久しぶりに近くの八丁原のそば畑。近くの路肩に車を停め、雑草に隠れてしまった道を5分ほど。熊が出る地域とも聞いているので、声を出しながら畑に向かう。誰もいないので数枚の写真だけで早々と退散。車に戻って湯田中温泉から志賀草津高原ルートに入り、志賀高原に。木戸池の先を右折、1.5車線の山道を走ると笠ヶ岳(2076m)の駐車場。気温16度の涼風と景色を眺めてひと息は気持ち良い。30分も歩けば着く山頂は今回パス。山田牧場へ向かう下り道は道幅はほぼ同じながら凹凸が少なくて楽。牧場脇を過ぎ、しばらくで次の目的である高山村・松川渓谷の雷滝。5台程度の小さな駐車場に1台の空きがあってラッキー。早速、カメラと頭が濡れないようタオルを用意して階段を下りる。近づく豪快な滝の音、滝の裏側で水しぶきと上からの水滴を浴びつつ滝のカーテンを。残暑厳しい今年の9月、しばしの涼風を楽しんだ。

    

   

    

024 9 残暑・雷滝で涼風カーテン

 


浅間隠山で残りレンゲショウマ2輪

2024年09月07日 | 

日々チェックしていた星空指数が良くなったので予約電話を入れた木曽駒ケ岳・頂上山荘が予想外の満室。夏休みも終わり、紅葉前の平日なのに何故なのか。想像するにコロナ影響で宿泊定員数を減らしていることと、金曜日のせいもあったようだ。残念、急遽の予定変更。レンゲショウマがまだ咲いているという情報を見つけて8月中頃に行くつもりだった浅間隠山へ。関越道高崎IC下りてからの通勤渋滞がひどく、予想外に時間を要して現地着。花の時期終え、空いている駐車場で急ぎ準備を整えて登山口に。歩いて数歩の左手斜面にレンゲショウマを発見するが下山後に撮ろう。谷あいの山道はカラマツや雑木に陽がさえぎられて涼しい。茂る草の朝露が気になる程度。緩やかな斜面を軽くジグザグ、3年前に来たときのもう一カ所のレンゲショウマは分からず帰りに再度探すことに。尾根上から平坦な道を行き、少し下って北軽井沢分岐の道標。これより先は笹が茂る斜面をしばらく大きなジグザグ。そして次の広葉樹、木の根の広い尾根は目印の赤布を見つけながら、今日一番のキツイ登り。わらび平キャンプ場の分岐・南峰に着いて安堵。笹に覆われて足元がえぐれている道を少し登って頂上に到着。目の前の浅間山は曇って全貌見えず、山頂部に咲く花を眺めつつ昼食。往路を戻る帰り道でもう一度探したもののレンゲショウマは登山口そばに咲く2輪のみ。それでも今年は見れないと思っていたので良しとするか。この山を今度来るときのアクセス路は上信越道松井田妙義ICから地蔵峠を越えるルートを検討してみよう。そして期日あらため今月末の山小屋予約した木曽駒ケ岳の星空を期待したい。2024年9月6日(金)晴れ時々曇り/(二度上峠手前1.5㎞の道路沿いの駐車場に3台目、WCあり)P 09:05~登山口1340m 09:10~09:45北軽井沢分岐1430m 09:50~10:40わらび平分岐1680m ~10:55浅間隠山1757m (昼)11:15~11:30わらび平分岐~12:10北軽井沢分岐12:15~13:45登山口(レンゲショウマ撮影)13:00~13:05 P

    

    

    

    

    

 


考えながら読み、読み終えても『もうじきたべられるぼく』

2024年09月03日 | 読書

生まれ育った牧場の母牛に会いに行くところ始まる小さな物語。まもなく食べられてしまうボクは最後にひと目だけの思いで列車に乗る。流れゆく車窓の景色とともに思い出すのは優しかった母のこと、広々とした牧場で過ごした楽しい日々、そして食牛としての自分のうんめい(運命)をも。牧場に着いてからのシーンの数々は想像を超えて何とも言えない。文章が無く、絵だけで発せられる言葉を想像するクライマックスの数ページ。それぞれに価値がある生命(いのち)の大切さ、そのことを静かに訴える絵本。流し読みすればわずか2・3分で読みきってしまうが、その何倍もかけて深読みし、本を閉じても考えさせられた。巻末の作者紹介にあるメッセージにも共感、子どもだけでなく多くの大人にも読んでほしいと思う。

       

 


あらためて「原発NO!」を

2024年09月01日 | 雑記

“反原発”の集会が今月、東京で開かれる。送られてきた案内チラシのスローガンのひとつ「原発では止められない気候危機」が目にとまった。今までは無かったような気がする。国が原発推進の理由としてあげている経済効率性には、廃炉費用や原子燃料サイクル費用、事故対応費用(損害賠償、除染含)なども織り込んでいるというが大いに疑問があるところだ。ただ、地球温暖化の大きな要因である二酸化炭素(CO2)排出量は、石炭火力、石油火力、LNG火力に比べ大幅に少なく、太陽光、風力の自然エネルギーと同程度の説明については、そうかもしれぬと思っていた。この点について発電時はそうだが、使用済み核燃料の数万年にも及ぶという設備の建設、維持の二酸化炭素排出や海洋に排出する温排水による海水温度の上昇があり、原発も温暖化を進めるという意見のほうに手を挙げたい。フクシマで経験したもっとも大切な安全性に対する疑問や核ゴミの処理問題を先送りにしている現状。そうした中で「原発再稼働」へと大きくかじを切ったのが残りわずかの岸田政権。我々も省エネなど使用エネルギーの減少に取り組む一方、国も再生可能エネルギーへアクセルを踏むべきだ。変わり映えのしない次期政権候補に“原発NO!”と声を大にして言いたい。