晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

地元のコスモス畑はもう少し

2023年09月30日 | ひな人形と花のまち

テレビでは少し前から、ひと足先に秋を告げるコスモスの便り。地元の荒川堤防を毎朝歩く知人にコスモス畑の様子を聞くとキバナコスモスが満開とのこと。夕刻に向かった市内吹上にあるコスモスアリーナふきあげ周辺の荒川河川敷。言われたとおりに濃い黄色の花が長く続く。メインの赤やピンク、白のコスモスは1・2割ほどだろうか。この後の天気次第だが、あと10日から2週間ほどでコスモス畑全体が見ごろになるに違いない。見上げれば高い青空に、秋を思わせるうろこ雲。振り返る水管橋の方角に沈む夕陽とともに流れ来る風。ようやくの夏の終わりを受け止め、彩りの季節をもうしばらく待つことにしよう。

    

    


ゆっくりと秋が進む野菜畑

2023年09月29日 | 市民農園

パソコンが使用できなかった10日余りの間に市民農園の畑では秋野菜が順調な滑り出し。3粒づつ蒔いたダイコンの種がほぼ100%の発芽。葉物野菜の春菊、小松菜、水菜、チンゲンサイなどもダイコン同様に3日ほどで芽が出揃ってきた。ブロッコリーは防虫ネットでアオムシをしっかりガード。猛暑にも生き抜いたナス、ピーマン、シシトウは野菜高値の食卓の援軍。特に美味しく、勿体ないので「秋ナスは嫁に食わすな」の言い伝えを聞けば余計にありがたみを感じる。これには別の説(ナスは身体を冷やす働きもあるので妊婦を気遣っての思いやり)もあるが、旨味が凝縮の今ごろが旬という味を楽しもう。スローテンポながら畑で実感する秋、気が付けば間もなく10月だ。

    

      

 


パソコン真っ暗に、その顛末

2023年09月28日 | 雑記

パソコン操作中に突然、モニター画面が真っ暗になってしまった。以降、電源が入らずスマホのネット情報を頼りに手を尽くしたがお手上げ。早めの修復でPCデポが頭に浮かんだが、以前の高額料金の情報を思い出して購入した販売店へ。NECメーカー保証の1年を超えているのでケーズデンキの「あんしん延長保証(5年間)」による修理を依頼。それから10日間で戻ってきたが、何のことはないパソコン本体ではなく外部電源をとる付属品「ACアダプター」の不具合だった。その間の経緯はこうだ。5日目に修理センターから連絡があり「修理代はACアダプターの交換で20,700円」「手元に戻るまで、アダプター取り寄せ期間含めてあと10日ほどの日数」とのこと。金額、所要日数に納得できず、修理?を取り消して返送を依頼。すぐにアマゾンで同一の純正品を5,000円弱により購入。注文の翌日に届いたACアダプターとともに待つこと5日目、ケーズ販売店でやっと受け取った。最後のオマケとして修理キャンセル料6,600円を支払わされる羽目に。(事前の説明はあったが、本体の修理が脳裏にあっての了承であり、付属品の高額な交換代と聞けば普通はキャンセルするのではないか。納得がいかない)もう2度とケーズでは買わないことを決めた出来事だった。


彼岸花咲いても初秋まだ遠く

2023年09月17日 | 写真&旅

お隣の吉見町のさくら堤公園は、春の桜とともに9月は彼岸花を楽しめるところ。今年は真夏の暑さが今なお続いているので遅い思っていたが例年どおりの時期に咲いた。サイクリングロード堤の斜面に紅色、ピンク色のカーペットが続く。薄いピンクに黄色、白い花も点々と咲いて彩りを添える。カレンダーを見れば彼岸の日はもう間もなく。暑さに音を上げてなのか、枯れている花も多い。例年この時季の初秋らしい涼しさが一向にやって来ない。彼岸花と一緒に首を長くして待つ日々である。

    

    

  


下山の北東尾根は一人歩きの棒ノ折山

2023年09月14日 | 

暑さで遠ざかっていた山の足慣らしと涼しさを求めて昨年6月以来の棒ノ折山へ。平日と今なお厳しい残暑の関係か先着の車は1台のみ。ところどころに岩や木の根の傾斜の道も全体的には登りやすい。針葉樹から広葉樹、眼下の沢の流れも近づいてきて藤懸の滝、そして最初のゴルジュ。ひんやりした沢風、流水の中を足場確保しながら進んで二つ目のゴルジュ。通り抜けてクサリ、ロープで登り詰めると沢も広くなり、間もなく林道。休憩後、山腹を行き岩茸石で尾根に出る。この先、木の根広がる急傾斜の道を権治入峠まで我慢の登り。峠で一呼吸、引き続き荒廃した木段の道を横目に上へ、上へと登って広々とした山頂着。曇り、時々晴れの今日は開けた北方角の眺望も今一つ。食事後の下山は前回と同じ登山地図に無い北東尾根ルート。西に向かってすぐ、右手の踏み跡から滑りやすい道を急下降。少し先からの緑の金網に沿って下降して林道を横断、棒八の頭に。金網が無くなり、あとは踏み跡を確認しつつ、北東方向へ延々と下る。広い尾根や伐採作業の赤布、青布もあり、一部紛らわしいところも。1か所間違えたがルートに無事復帰。途中、誰とも出会わず滑落、捻挫などに用心、蒸し暑さも加わって汗びっしょりの下山だった。2023年9月14日(木)/(登山口近く5台程度の駐車スペースに停める)白谷沢登山口P 330m 08:00~~08:40藤懸の滝・第一ゴルジュ08:50~09:00第二ゴルジュ~09:45林道09:50~10:05岩茸石720m 10:10~10:35権治入峠895m 10:40~10:55棒ノ折山969m 11:20 ~(北東尾根コース)~11:45林道~11:55棒八の頭706m~12:55白谷沢登山口P<山中での出会いは登りと山頂で10人、北東尾根ではゼロ。下山後10分の「さわらびの湯」(800円▲JAF100円)で汗を流して気分爽快>

    

    

  

    

    

 


もう一度列車に揺られて『終着駅』

2023年09月10日 | 読書

「鉄道紀行文学」を確立したとも言われる著者が亡くなって20年。その6年後に刊行されたこの本は雑誌、新聞などへの連載、寄稿文を単行本化したもの。相当な年数を経ているが、今もありありと車窓からの風景や鉄道旅の深い味わい、それらを通しての人生観など読みごたえは十分。最初の「終着駅」の章で挙げている旅情を誘う要因に著者の眼差しの滋味を感じる。風景絶佳ではない沿線風景、土地の人がぱらぱら乗っている車内、新型車両ではなく速度も遅い列車、木造の古い駅など。<日中に走らない日中線(熱塩)>は、これらの条件をすべて備え、駅に降り立つと<旅情を通り越して胸がつまる。>と語る。続く2章以降の「車窓に魅せられて」「鉄路を見つめて」、繰り返し書かれている冬の旅の魅力、鶴見線、そして時刻表への思いなどにも引き込まれる。完成の一歩前で工事中止となった智頭線を著者独自の想像で作成した時刻表は、その後に第3セクターで開業した現在の時刻表と見比べてみたい。東北、上越新幹線の列車愛称名が決まるいきさつも面白い。長野・北陸新幹線「あさま」の登場で消えた今は無い上越新幹線の「あさひ」の名も出て来る。時刻表を愛読書とした著者のこの一冊を読み進むうちに若い頃を一気に思い出させてくれた。上野・青森間を「ゆうづる」「はくつる」の寝台列車に揺られ、青函連絡船で津軽海峡を渡り、函館本線、根室本線で郷里へ帰省したこと。時刻表の小さな文字を追いながらの日々の仕事など尽きない。自分の旅はマイカー中心となったが運転免許証の返上もそう遠くはない。もう一度、この本を手に鉄道の旅への思いが脹らむ。

         

 


土づくりの続きはミニ耕運機で

2023年09月03日 | 市民農園

相変わらず陽射し強いものの明日からの雨予報に備えて畑の土づくり。先週、スコップと鍬で粗く掘り起こした市民農園の区画。今日は堆肥を蒔いてミニ耕運機をかける。30分で細かな土ができた。次は1週間後に化成肥料を蒔き、2回目の耕運機の出番。その間も出来るだけ鍬を入れて耕す。何しろ”ダイコン十耕”でしっかり、十分に耕すことが必要と言われているからだ。残っているピーマンなどの野菜をチェック後、近くの木陰で休息。まだ真夏の青空でもここだけは別世界。冬は吹きっさらしになるが今は涼しげな風が吹き抜ける。持参した冷たい麦茶に”甘露、甘露”で、土づくり序盤戦は終えた。

   

    

 


夕どきの公園で少しだけ秋の気配

2023年09月02日 | ひな人形と花のまち

連日の異常な暑さに日課のウォーキングは夕方5時過ぎから。傾いた陽は住宅街にさえぎられて日陰が増える。向かう先は少しでも足腰強化につなげようと駅の階段を利用、反対側西口そばにある「すみれ野中央公園」。”花とおはなしできるまち”をコンセプトにした新しい街の公園だけに彩り豊かな花壇が迎えてくれる。家の庭の花は水やりを欠かさないものの意気消沈しているが、ここでは元気。住んでいる人たちの細やかな手入れを感じる。夏の花に混じって秋の花もちらほら。移ろう季節の気配を夕暮れの風とともに少しだけ受けて止めて家路に。