晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

今あらためて読む『新・観光立国輪』

2015年09月29日 | 読書

日本を訪れる外国人が急増している。昨年は1300万人が来日、政府が掲げる「2020年までに2000万人」も達成可能と思われる。だが筆者はこの先「観光立国」を阻んでいる深刻な問題点が多いと指摘する。日本のアピールポイントとしてよく言われる「気配り」「マナー」「サービス」「治安」を取り上げ、世界一安全とされるアイスランドの年間観光客はたったの80万人。それぞれ大事なものだが、決定的な要素にはならない。フランスやスペインなどの例をあげ、観光立国の4条件として「気候」「自然」「文化」「食事」と断言する。筆者は、その4条件を持ち潜在力があるとする日本に<アナリストとして恥じないような、「数字」に基づいた客観的かつ建設的な分析>と観光立国への多方面の提言を行なう。小泉首相が観光立国を提唱、観光庁も設置されて遅まきながら観光による国づくりがスタートしてから12年。地域活性化、雇用機会の増大など経済的波及効果を考えれば今、あらためて関係者はこの本を読むべきであろう。

                  

 


夏から秋の野菜畑、奮闘を期待

2015年09月25日 | 市民農園

最近の天気にも恵まれて市民農園の野菜も何とか育ち始めている。小松菜はいつものとおり順調、ホウレンソウだけは長雨にやられたのか発芽が今ひとつのままなので、もう一度周辺に種を蒔く。白菜、キャベツ、ブロッコリーは防虫ネットの効果で今のところは虫に喰われていない。鳥害を心配してネットを張った大根も一本立ちにした。もう少しでネットの取り外しだ。そして秋の収穫の第一弾は試し掘りをしたニンジン。まあまあだが、まだ小さい。もう少し、大きく育てよう。僅かだがキュウリもまだ採れる。ナスも秋ナスとして健闘している。何しろ狭い畑、途切れることなく頑張ってもらわなければ。

大根と白菜、キャベツ 

ニンジン初収穫 

頑張れ、キュウリ 

ナスも 

 


何度か訪れみたい姨捨

2015年09月19日 | 写真&旅

長野の行き帰りに、棚田と善光寺平を望む景色が素晴らしいと聞いた姨捨に立ち寄る。先ずは評判の夜景を見ようと姨捨駅方面に。電車が来てスイッチバックも見ることが出来た駅、この日は「おばすて観月祭」の一環として駅ホームで二胡のミニコンサート。思いがけない優雅な音色を聴きながら、眺望を探して近くの姨捨公園に向かう。少しだけ登ると眼下に期待どおりの景色。雲が多く、綺麗な夕景はお預けとなったが、ゆっくりと藍色に染まる善光寺平と街の灯りはなかなかのもの。翌日の昼間にもう一度訪ね、今度は棚田。実りを迎え、黄金色に変わりつつある小さな田が斜面に広がる。「棚田貸します制度」の利用者だろうか、東京ナンバーの家族連れが稲刈りする姿も。手にした観光パンフレットには<季節や時間で姿を変える風景は日本の原風景を想わせ、素朴な感動を…>とある。確かに価値ある風景、次回は時間かけて歩いてみたい。

夜景と二胡 

秋の棚田 

稲刈りも 

                    

天日干し 

彼岸花の季節 


10月の新そばが美味しそう

2015年09月18日 | 写真&旅

先日の日曜日、北志賀に行った折りに丁度、そばの花まつりが行われていた。周囲、山に囲まれているだけで冬のスキーシーズン以外は名物の須賀川そばと竜王高原のロープウェイぐらいが観光ポイントの地。その数少ないイベントのひとつをのぞいてみた。八丁原という開けた斜面に広がるそば畑。やはり雨が多かったせいか一部、生育が思わしくないエリアも見受けられたが曇天にも白い花がどこまでも続いて気持ち良い。そばはもちろん、地元野菜、リンゴ、信州牛の焼肉など、この地域の人たちの手作り感あふれる出店もあり、食欲がそそられる。今回はお預けだが、来月は刈り取ったばかりの新そばまつりが開かれる。美味しそうだがスケジュールが難しい。紅葉か新そばか、悩ましいところだ。

案山子も祭りに参加? 

高社山の秋も近い 

       


やっと雨のトンネルを抜けたようで

2015年09月12日 | 市民農園

4日間降り続いた雨がやんで久しぶりの晴天。市民農園の畑はたっぷり吸い込んだ水分でぬかるんでいた。白菜・キャベツの苗はしおれているが、陽射しをうけてたぶん元気になるだろう。大根・小松菜などは不織布のおかげで種は流れなかったものの芽が伸びきっている。この後うまく育つか、しばらくは様子見だ。大根の芽は以前、鳥に食べられたことがあるのでネットを張る。しばらくは天気も安定し、もう秋の長雨もないだろう。今度は水やりに通う必要がありそうで、なかなか世話が焼ける。隣接のサルビア畑も長かった雨で生育が思わしくないらしい。来月のサルビア祭りのころにはお互いうまく育ってほしいものだ。

小松菜・ホウレンソウ 

大根にもネットを 

キュウリは終わりに 

モロヘイヤは元気 

サルビア畑 

 


雨を前に秋冬野菜づくり発進

2015年09月06日 | 市民農園

今週もまた雨模様の1週間になりそうだ。2週間ほど前からの鍬入れや苦土石灰などの畑の準備もほぼOK。大根を植えるスペースだけは”大根十耕”の教えにしたがいもう少し耕したかったが、今日を逃す手は無いと秋・冬野菜のスタート日。仕上げに耕運機を使い、大根の種蒔き。白菜・キャベツ・ブロッコリーは苗を黒マルチで覆った畑に植える。さらに空いたスペースにホウレンソウ・小松菜の種を蒔く。苗には防虫のネットを被せ、種をまいたところには種が雨で流れないよう不織布を被せて終了。朝8時からの作業は3時間ほどかかったが、この先は雨降りで様子見だからこの程度はやむなし。少しは太陽も顔を出して応援してくれることを願って市民農園を後にした。

白菜・キャベツ 

ブロッコリー 

ネット・不織布を 

 

     

最後はミニ耕運機 

オクラはまだ花を  

ニラの花も 

 


雨の帰り道で

2015年09月02日 | 雑記

8月後半から降り続く雨、いつのまにか秋の長雨となっている。用事があって出かけた帰り道に立ち寄った道の駅。名称の「童謡のふる里おおとね」は利根川が近くに流れ、数々の童謡を生んだ著名な音楽家の生誕地ということで付けられたとのこと。駐車スペースの先に、のどかな田園風景とともにホテイアオイの群落が広がっていた。そぼ降る雨の中、これを目的に来たらしいカメラマンの人たちの間を抜けながら一周、ドライブ途中の気分転換と目の保養をさせてもらった。繁殖力が強いので世界では「青い悪魔」と呼ばれて迷惑がられることもあるらしいが、それは可愛そうだ。せめて“わがまま娘”とか。

雨にぬれて 

宝飾のように