「ゆるくないっしょ」「なんもだ」「そうだべさ」「したら行くべ」懐かしい北海道弁が遠慮なく行き交う。去年は2年生の途中までの学校、今年はその後に転校して卒業した学校と2年続けて約50年ぶりの中学校の同級会へ出席の旅。覚えていただいて感激した恩師の容貌は当時とほぼ同じだが、同級生の変わりようには去年同様に驚いた。自宅に戻り、再会記念の集合写真と名簿を何度も見比べているうちに氷解するように昔のことが思い出される。変わらない広い大空と白い大地を眼に焼き付けてきた。
マイナス3度は暖かい
帯広駅前の元気なエゾシカたち
晴天も強い風で雪煙が舞う、車も路肩に舞う?
「愛の国から幸福へ」
時は過ぎ、つかの間の輝きも今は、気動車とホーム、わずかな線路
ホーム突端から、この先に伸びていた鉄路を思う
日高山脈、昨夏登った幌尻岳はどのあたりだろうか
牧舎の形をした帯広空港から帰路へ