晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

こうのす秋花火・1万五千発

2012年09月30日 | ひな人形と花のまち

真夏の生ぬるい空気とは違う初秋の微風の中で光と音の饗宴に堪能、最高だった。いつもはかなり手前で見るのだが、今回は写真を撮ろうと三脚・懐中電灯持参で会場近くへ。遠来の車も多く凄い人出だったが、打ち上げ場所前の糠田橋の左手は避け、余裕のあった右手の良い場所を確保。だが、見物には最適も近すぎて、大きな花火は画像に入りきらずベストショットは来年に持ち越しとなった。   

                                     

                          

 

 


歴史・時代小説も奥が深い

2012年09月29日 | 読書

全4回の文学講座「歴史・時代小説を楽しむ」はそのテーマどおりに今後、本を手にするときの参考になりそうだ。第2回の植松三十里氏のHPを覗くと何冊もの時代・歴史小説を書いていた。知らなかったが以前読んだ「お龍」も彼女の作だ。書き手の本人が語っていた『彫残二人』『調印の階段』に興味がそそられた。また推理作家の森村誠一が時代もの、特に忠臣蔵のタイトルだけでも3冊書いていることも勉強不足だった。そして最終回の埼玉との関わりでは、現・春日部市出身の三上於菟吉(みかみおときち)が書いた『雪之丞変化』を最高傑作と紹介していた。随分古い本と思ったが、なるほどとうなずける話が聞けた。その高橋氏が近作では『調印の階段』とともに浅田次郎の『赤猫異聞』をお勧めと言っていたので、これもリストに。

                       


オトキソが終了、英語は?

2012年09月28日 | 雑記

NHK・Eテレの語学番組、通称オトキソ「おとなの基礎英語」が100回を迎え、終わった。ほとんど忘れている英語だが、海外旅行でカタコトぐらい使いたいと去年までの「リトル・チャロ」に続いて4月から半年間続けてきた。とは言え、松本先生のダジャレ(?)とMr.ジェイソンの愉快な動作ぐらいしか頭に残っていない。反省して10月からは録画したDVDを見ながら復習、そして新たに「テレビで基礎英語」にもチャレンジだ。どこまで役立つかは大いに疑問だが?!

   


秋へ駆け足、高原ルート

2012年09月27日 | 写真&旅

積雪のため11月から4月まで通行止めになる志賀草津高原ルート。先週末、久しぶりに車を走らせた。残念ながら途中から霧の中に入ってしまったが、草津寄りのドライブウェイと景勝地は青空で心地よい風が吹いていた。

白根山の湯釜見物へ向かう人たち

弓池にも秋の気配が

オヤマリンドウも終わりになりそう

8月に登った笠ヶ岳が前方に(右手は標高2100mにある横手山ドライブイン)

 


秋野菜の滑り出しは?

2012年09月26日 | 市民農園

白菜・キャベツの植え付け、ダイコンの種まきから約2週間。当初は残暑続きに心配していたが、ここ最近の雨もあり今のところは順調のようだ。明日にでも1回目の肥料(自家製液肥)をあげて、栄養をつけさせよう。

 寒冷紗のトンネルで防虫対策 

白菜・キャベツの葉が虫食いも無く、大きく

覆っていた不織布を外したダイコン畑     

            

 5日前に蒔いた紅ダイコン 

 

 


北信州の天然イワナ

2012年09月25日 | グルメ

山間部の観光地で焼いて売っているイワナ(岩魚)は養殖ものが多いと聞いたが、その珍しい天然ものに久しぶりにありついた。彼岸供養で訪ねた北信州の山ふところ、義弟の息子が近くの川で釣り上げたのを塩焼きして届けてくれた。20センチ強の大きさ。地酒片手に食べたが、貪欲に何でも餌とするとおりに野性味あふれるものだった。


その正体は?『悪党芭蕉』

2012年09月15日 | 読書

俳聖とあがめられ、同じ江戸時代の小林一茶の世俗的なイメージとは対極にあると思われている芭蕉。タイトルに負けることなく、本書を開くと「はじめに スキャンダル」が目に飛び込んで、そして本人はじめ弟子たちの行状が数多くの句会・歌仙で詠まれた句とともに燻り出されている。連載中の原題が『反動的芭蕉論』であったこともうなずける。ただ本意は、最後に<芭蕉の凄味が…身にしみてわかった。>とペンを置いているとおりなのだ。  

                                                            


秋野菜の始まりだが…

2012年09月14日 | 市民農園

8月下旬から土づくりをしてきた畑だが、今年は異常なほど雨が降らない。白菜・キャベツを植えた畑は、堆肥を入れ、黒マルチを覆ったので土面はシットリしている。一方、ダイコンの予定地は数回の鍬入れや耕運機を入れても土が硬いが、時期を逸してはと思い種まきを強行した。結果がやや心配だ。

  白菜・キャベツ 

  「耐病総太り」を蒔いた

 この先も雨が望めないので乾き防止に不織布で覆う

そして、こちらは籾殻を上に被せた 

秋茄子は元気だ 

                      

 


田んぼで、のぼう様と三成

2012年09月11日 | 雑記

お隣り行田市の「田んぼアート」、今年の図柄は市内の忍城を舞台にした小説『のぼうの城』のブックカバーから。古代蓮会館の展望室(高さ50メートル)からの全景が見事だ。5品種の色の異なる稲を6月にボランティアの手で田植えされたという。小説は映画化されたが、震災の津波を連想するシーンがあるため1年遅れで11月から上映される。たった500人で2万の軍勢とどう戦うのか、楽しみだ。

石田三成を迎え討つ右手が主人公「のぼう様」こと成田長親(今日はスカイツリーが見えない)

     これが原画のようだ

        

 


北の旅路③~シメはホッキごはん

2012年09月08日 | 写真&旅

いよいよ北海道の最終日。フェリーの出航時間を気にしながら、羊蹄山山麓・支笏湖丸駒温泉を経由して苫小牧港まで。

雲に覆われていた羊蹄山。正面から横へ、山麓を走る国道276号線、、後ろ側に廻って頂上部が切れたので車を停めてパチリ。ビューポイントと表示のあるパーキングが数箇所あり、”蝦夷富士”ロードと名づけても良さそう。

道の駅・名水の郷きょうごくの裏手にある「羊蹄のふきだし湧水」。その湧き出している地下水は1日8万トンと水量も多いが、さすが「名水百選」夏でも6度と冷たく美味しい。

苫小牧港から離岸するフェリー。北国の夏特有の海霧にかすむ街灯り、さらば北海道。

船中の夕食は苫小牧市内で買い求めた名産・ホッキ貝のごはん。北海道限定のビールとともに、ウマイ!(初めて寄った中学の同級生の店のもの。がんばって!)

              「北起屋」                                                       

 


北の旅路②~積丹半島へ

2012年09月07日 | 写真&旅

帰省の都度、北海道の観光ポイントを巡っていたが、今回は帯広から札幌経由、積丹半島、そして帰路のフェリーが出発する苫小牧へのドライブルート。

小樽から車で30分のニッカウヰスキー余市蒸留所。CMでは何度も見たことがある風景は、郊外と思いきやJR余市駅から数分のところにあった。水と空気、そして気候、ウイスキーづくりの理想郷との表現は決して大げさでないと感じた。(そして、受付や敷地内で出会うスタッフから受ける挨拶はこの日の青い空のように気持ちのよいものだった)

日本の渚百選に選ばれた島武意海岸のシャコタン(積丹)ブルーがまぶしい。

続いて向かった積丹半島の西北端にある神威岬も水平線へ続くブルー。


北の旅路①~緑の大地へ船で

2012年09月05日 | 写真&旅

登山と墓参がメインの10日間の北海道の旅。終えて1週間、何枚かの写真とともに思い返してみた。

その旅はフェリーで始まった。何度か新潟~小樽を利用したことあるが、今回の大洗~苫小牧の航路は初めて。揺れも無く快適な19時間の船旅のお供は本数冊と缶ビール。

早朝4:50頃に東の水平線から太陽が顔を出す。

日高の山を無事登り終えて、故郷の帯広へ。懐かしの田園風景に思わず車を止めて、パチリ。

       帯広市郊外・中札内村の「六花の森」へ。 

       

森の中に小川が流れて・・・、クロアチアから移築した古民家を利用したいくつもの小さな美術館(かけ足で巡るのが惜しかった)。

 


忘れてないか『兄 かぞくのくに』

2012年09月03日 | 読書

新聞広告で見た映画「かぞくのくに」のストリーを知ろうと、手にしたその原作本。北朝鮮との間には、その事実を認めながら未解決のまま10年目を迎える拉致問題がある。この本に描かれている帰国事業も、独善的な国家思想よって引き裂かれた家族の悲哀ということでは同じテーマだ。「地上の楽園」を信じて9万3千人余りとともに海を渡った3人の兄のその後。著者自らの体験にもとづいているだけに、本文のほとばしる叫びとともに抑えたあとがきに込められたメッセージが重たい。忘れ去られようとしているが、今ある現実に引き戻してくれた。