晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

今年の玉ネギは良かったが、次のジャガイモは?

2017年05月31日 | 市民農園

いよいよ玉ネギの収穫。去年の11月初めに植えてから約7か月、かなりの葉が倒れてきたし梅雨も近いのでちょうど取りどきだ。先ずは引き抜き、その畑に支柱を立てて数日干すことに。本来は軒下などでの陰干しが良いのだろうけど場所がないので仕方ない。今回は近年にない、ほぼ100%の収穫率で形も大きい。寒い時期の寒冷紗がけ、雨が少なかった春先のこまめな水やりが功を奏したのかもしれない。もちろん苗が良かったせいもあろう。あとは味がどうなのか、これは食べてからのお楽しみ。次に控えているキュウリ、ピーマンも実が付き始め、間もなく食べれそう。そして、あと1週間ほどで掘り出しできそうなジャガイモ。育て方に問題無かったか、試験結果を待つような心境だ。

       

  

           

 

      


今度は紅葉の頃に、ツツジの荒山・鍋割山

2017年05月30日 | 

1年ぶりの千葉在住の山トモさんとの山行は去年から持越しの赤城山。ツツジを目当てに赤城南端の荒山と鍋割山へ。最寄りの姫百合駐車場は平日ながら満車。道路工事用の車両が停められているせいもあるが、次から次へと登山者の車が来て人気ぶりがうかがえる。早速、階段状の道から歩き始め、新緑に覆われた緩やかな樹林帯から石がゴロゴロした急登を経て荒山高原に。明るい広場で真っ赤なヤマツツジや白いズミの花を見ながらひと息の後、荒山に向かう。ところどころに紫色のミツバツツジが咲く緩急の登りはロープがつけられた急な岩場に。それもひと登りで着くが、荒山の頂きは眺望が今一つ。短い休憩後、ひさし岩・南尾根を下って芝の広場そばの「下のあずまや」で昼食。10分ほど歩いて荒山高原の十字路に戻る。今度は荒山と反対側にある鍋割山。登り返しでキツイかと思ったら緩やかな登りで小さなピークを二つ越え、ツツジのトンネルを通って最後の軽い登り。着いた広い山頂から眼下には一面の関東平野、残念ながら山なみは霞んで見えなかったが吹き渡る風に気分は爽快。何時間でも居たい気持ちを振り払って、下山は往路を戻る。もう一度ツツジを愛でながら快適な尾根道を歩き、荒山高原を経て登山口に。全山ツツジには少し早かったが久しぶりの会話とともに山を楽しみ、黒檜山だけではない赤城山の魅力を再発見した1日だった。2017年5月29日(月)(姫百合駐車場先の路肩に駐車)登山口1020m 09:05~09:50荒山高原1258m 10:00~11:00荒山1572m 11:15~12:10下のあずまや・芝の広場(昼)12:25 ~12:35荒山高原~(火起山・竈山)~13:15鍋割山1332m 13:35~14:05荒山高原~14:40登山口<入浴した道の駅「ふじみ」の富士見温泉ふれあい館はいい湯だが、65歳以上割引を受ける場合は年令証明書が必要。見た目で絶対OKと思っても注意される>

ミツバツツジ 

荒山 

ズミの花と鍋割山方面 

快適な尾根道 

ツツジのトンネル 

鍋割山 

荒山見ながらの下山路 

 


吹上のポピー畑は朝陽の中で

2017年05月25日 | ひな人形と花のまち

開催されている「こうのす花まつり」のポピーまつり、馬室地区の荒川河川敷に続いて吹上会場に出かけた。同じ荒川の上流にあり、秋のコスモスまつりが有名な場所だ。暑さを避けて6時過ぎに着くと、さすがに人が少ない。見渡すと地元のウォーキングの数人にカメラマンは一人だけ。ゆっくりと畑の中に入って行く。朝陽を浴びて花々の表情は昼間より生き生きと見える。ここのポピー畑の広さは馬室地区に比べて6分の一とのことだが、それでも広い。黄色のカリフォルニアポピーが他の花と競い合い、水管橋を背景に咲き広がる景色は朝の空気とともに気持ちがいい。思わず堤防を見上げて、贅沢なひとときを毎朝楽しんでいるという知人の姿を探した。

水管橋と 

紅い海原を 

  

 


遠い闇から『罪の声』

2017年05月23日 | 読書

「グリコ・森永事件」をモデルとした小説だが、著者があとがきで述べているように<発生日時、場所、犯人グループの脅迫・挑戦状の内容、その後の事件報道について、極力史実通りに再現>している。なにせ30年以上もの前の話、同じく未解決の三億円事件のように単純な現金強奪事件ではない。阪神を舞台に複数の食品会社を脅迫、社長誘拐、青酸入り菓子をばら撒くなど、1年半近くにわたって社会を騒然とさせた。そうした記憶が読み進めるうちに少し甦ってきた。だが、この犯罪史に残る難事件は遠い闇の中に消えたままだ。著者は小説を通して犯人グループを追い詰め、最終的に一人ひとりを特定した。それらの人物はキツネ目の男をはじめ当時推測された犯人像に重なるものだが、その筋立てには感心する。ただ、この作品はそうした人物をいぶり出すことだけが目的ではない。何度も音声として流された脅迫電話に残る複数の子供の声、その主がその後どう生きたのかに渾身の想いを込めている。当事者がどのような運命をたどったかは誰も知らない。重苦しさを増す後段の展開を経ての結末、そこにある僅かな希望は著者の願望のようであり、読む者としても少し救われた。

          


暑さにも元気、河川敷埋めるポピーの花々

2017年05月21日 | ひな人形と花のまち

2月のびっくりひな祭りと並ぶビッグイベント「こうのす花まつり」が今、開催中だ。気温は34度で真夏のような暑さの日曜日、会場のひとつポピーまつりの馬室荒川河川敷に出かけた。日本一広いポピー畑というのもまんざら誇大広告とは言えない、はるか遠くまで咲き広がっている。赤・白・ピンク・オレンジなど色鮮やかな花が3,000万本、やって来た大勢の見物客も少なく見える。炎天にすっかり疲れてしまったが、花たちは元気。今月いっぱいくらいまで楽しめそうだ。

白とオレンジ 

紅い海 

夏空に 

快走 

         

 


玉ネギ・ジャガイモにもう少し、自然の恵みを

2017年05月18日 | 市民農園

最近ほぼ毎日のように通う市民農園。GW前に植え付けた野菜は落ち着いてきているので今のところ、水やりは大丈夫。早くも増えてきた雑草取りと野菜の管理。ジャガイモは2回の土寄せと追肥、もう1回土寄せをするかどうか。トマトは見逃すとすぐに大きくなるわき芽取り、そして成長早いキュウリは支柱への誘引。きぬさやは思ったほど実が採れないうちに終わりそうだ。次の収穫は玉ネギ、葉が少し倒れてきたが今月末くらいになるだろうか。その後にジャガイモだ。太陽ともう少し雨が降ってくれるとありがたいのだが。

        

 

       

 


地図無き中倉山とミツバツツジの備前楯山(2)

2017年05月14日 | 

中倉山に登り終えた後、車に戻って備前楯山の登山口である舟石峠に向かう。登山靴に再度履き替え、階段状の道を登り始める。下りてきた女性3人組に聞くと<アカヤシオは山頂部に少し残っているだけだが、ミツバツツジが綺麗に待ってますよ>とのこと。花が咲いていなければ止めようと思ったが、来て良かった。その通りに杉林から雑木の新緑の山道のあちらこちらにミツバツツジ、咲き始めのヤマツツジが気持ち良く迎えてくれた。登山道も標示板が完備、尾根への登りと山頂直下以外は全体として緩やかで中倉山とは雲泥の差。それでも足を引っ張り上げながら着いた細長い岩稜の山頂。雲が広がって展望は良くなかったが、数時間前に佇んだあの孤高のブナも遠望。十分満足しての帰路では右ひざに軽い痛みが出て時間をかけての下山、やはり1日2山は疲れた。(あのグレートトラバースの田中陽希さんにあらためて感服)2017年5月12日(金)(銅親水公園から車で15分の舟石峠駐車場へ)駐車場 13:50~(写真撮りながら)~14:55備前楯山1273m 15:10~16:00駐車場<登山者は午後ということもあるのか3組・6人>

杉林 

雑木の新緑に 

ミツバツツジ 

これからの山ツツジも 

あの孤高のブナ 


地図無き中倉山とミツバツツジの備前楯山(1)

2017年05月13日 | 

計画していた残雪の谷川・尾瀬方面は強風予報。その代わりにと出かけたのは地図記載の無い足尾山地の中倉山、そして近くにある備前楯山と1日2山の欲張りなプラン。わたらせ渓谷鐡道の終点、間藤駅先の点在する銅山史跡を通り抜けて銅(あかがね)親水公園まで一般道で走ること2時間、結構遠い。ここから舗装された林道をしばらく行き、砂利道に変ってから右手を凝視しながら歩く。登山口の目印となる小石を積んだケルンを見つけた。最近は多く登るらしいが、何せ標示板は山頂の手書き板のみ、踏み跡を辿って登り、下るしかないという山だ。可能な限りの情報を集め、念のため下山時に迷わないよう目印として付けるテープも用意。登り始めからの急坂は小さく山腹を巻き、枯れた上久保沢に出る。ここからはジグザグの本格的な長い急登。ところどころで樹枝にテープが巻かれており、踏み跡もしっかりついているが度々後ろを振り返って帰路を確認。滑りやすい道を喘ぎながら登ると前方が明るくなって、やはりケルンが積まれた支尾根に。一息入れて右折、さらに続く急登の尾根道。小ピークを越え、二俣の道を右手に回り込んで行くと日光方面の山なみが見え、ひと登りで再びに尾根に出る。笹原のピークを越えた先に、待望の中倉山そして沢入山・オロ山が目に入った。咲き残っているアカヤシオを撮りながら緩やかに稜線漫歩で山頂着。その先の有名な孤高のブナまで歩を進めて写真タイム。もちろん西面に広がるアカヤシオも。山頂に戻り、360度の展望をしばし楽しんで往路を下山。あの急坂の沢道を今度は延々と急下降、さらにアスファルトの林道が足にこたえた。2017年5月12日(金)銅親水公園駐駐車場700m 07:30~登山口08:30~09:25支尾根ケルン1280m 09:30~小ピーク1390m 09:45~10:20中倉山1530m ~10:30孤高のブナ10:50~11:00中倉山(昼食)11:25~(小ピーク)~支尾根ケルン12:00~12:40登山口~13:25 駐車場<この日、山中で出会った人は3組・4人/近道として水管橋を渡る人が多いようだが関係者以外は通行禁止/降雨が続いた後や落葉時は踏み跡不明で要注意かも>

新緑の林道 

山ツツジ 

山頂少し前で 

孤高のブナ 

その周辺に咲く 

参考にさせていただいた地図(ネット情報よりコピー) 

 


5月の風の中、さきたま緑道

2017年05月10日 | ひな人形と花のまち

サンデー毎日の身分ながらカレンダーの休日はまた別。そんなGW、好天続きだったのに身体を動かす機会を逸してしまった。その分を少しは取り返そうと、すっかり初夏の装いの”さきたま緑道”を歩く。濃淡ある新緑の葉が茂り、足元にタンポポが咲き乱れる遊歩道、この時季は特に目に優しい。ここのところ寒暖の差が大きく、先日も真夏日の30度だったが今日もそのくらいになるらしい。日陰のところで歩みを遅く、久しぶりの往復8㎞は心地よい薫風が流れていた。

    

ハナモクレンも 

モミジも若葉 

   


咲いたスズランに北国の香り

2017年05月03日 | 雑記

風薫る5月の到来、庭の片隅でスズランが咲き始めた。家の購入と同時に植えたので30年以上、手を加えずとも毎年この時季になると律儀に花をつける。朝方に少し陽が入るだけで、後は日陰であまり高温にならない場所。それが自生する北海道の環境と似ているのかもしれない。郷里にある鈴蘭公園はその名のとおり初夏にスズランが咲き、時にはエゾリスが駆け回る。そろそろ桜が咲き誇るに違いない。香りとともに、ひととき北国を想い出させてくれた。

朝の光りのなかで 

  

影絵