晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

冬の富士周辺と星降る夜①精進湖で待望の星

2022年12月22日 | 写真&旅

夕刻の富士は赤みをほんのりと見せて間もなく漆黒の中に。精進湖畔の夜、久しぶりの山道と入浴後の心地よさにアルコールを少し飲み過ぎた。カメラの最終チェックもほどほどに9時過ぎ、湖畔へ。見上げれば満天の星、富士山真上の星も徐々に増えていく。この夜、来ると思われた同好者の姿も無い。万全な防寒衣で寒さもそれほどでなく、身体、足のホッカイロも不要。最高と思える環境で10時半ごろまで、1年越しの計画は何とか終えた。ただ、出来は不十分。夕食時の飲酒を控えめにすることが次回の教訓に。

      

   冬の富士、湖と満点の星を


冬の富士周辺と星降る夜①河口湖からパノラマ台

2022年12月21日 | 

1年越しの計画実現で今年一番の寒い朝を出発。圏央道はいつも通り車多いものの事故や渋滞も無く、中央道に入り河口湖ICから最初の駐車地である大石公園に。河口湖北岸から雪を被って美しさを増した秀麗・富士を眺める。賑やかな中国の人らしい観光客が増えてきたので「道の駅なるさわ」、富士山博物館を経由、精進湖に。湖畔のパノラマ台入口より山腹をゆるやかに登り始める。冬の陽射しが届いて少し暖かな枯葉の道、次第に最近降ったという雪の道に。葉を落とした枝が陽に照らされて霧氷のように輝く。間もなく稜線の三方分山(さんぽうぶんざん)からの尾根道に合流。雪道に足元を注意しながら軽い登り下りでパノラマ台に到着。その名のとおり大展望に目を奪われる。裾野をどこまでも広げる主役の富士山から眼下の青木ヶ原樹海、精進湖、本栖湖など富士五湖。さらに釈迦ヶ岳方面から続く山なみ。先着のグループはこの場所で講談を聴くツアーとのこと。プロの講談師さんは、あとで調べたら日本講談協会の元会長さんだったとか。武田信玄のさわりの部分だけを聴いて下山したことが残念。そして、もうひとつは軽アイゼンを持参しなかったこと。傾斜が多少ある雪の登り、下りで時間がかかってしまった。下山後、精進湖畔を歩いて撮影場所のチエック。今夜は準備万端で今回のメイン、星空撮影を。2022年12月20日(火)/精進湖パノラマ台下915m 12:00~13:00稜線分岐~13:15パノラマ台1325m 13:30~13:45稜線分岐~14:25精進湖

    

    

    

    


日の入りが一番遅い日

2022年12月16日 | 写真&旅

今朝のラジオで今日の「日の入り」が一番早いと教えてくれた。近くで夕景が絵になるところは市内吹上の水管橋を見る荒川堤防上。そして、他にはと思い出して、お隣の吉見町の県営運動公園に行く。日の入り時刻の16:30前に着いたが、陽はすでに秩父の山なみに沈んでいた。その山蔭を遠くに広がる茜色の冬の夕焼け。公園のメタセコイア並木がここのアクセント。2台の車と近くらしい犬の散歩の人だけ。間もなく、17時閉門の巡回車に追い立てられるように帰る。明日から夕方が少しづつ遅くなるが、日の出が早くなるのは年を越えて1月9日から。冬の一日はまだまだ短い。

 


ふたご座流星群をふたつ

2022年12月15日 | 写真&旅

昨夜は活動が活発な三大流星群のひとつ「ふたご座流星群」が一番多く出現する日。うっかりしてコロナ・ワクチン注射を打ったので副反応を用心。出かけずに家の前で撮ることに。ピークという10時ごろを中心に約1時間少し。インターバル撮影をセット、後は家の中で待機。時々、外へ出たが目視することはかなわず。結果、二つのカメラで800枚近くの中に二つ。22:08に右上空から左下方向へ、もうひとつは22:30に地平線近くの左手から右下方向へ。一つ目は星の光跡を横切るように流れている。でも写真の中なので感激は今ひとつ。来年は防寒衣に身を包み、光害の少ない視界が広いところで多くを目にしたい。

    

 

 

 

 


いよいよ冬タイヤに交換

2022年12月13日 | 雑記

北国からは本格的な冬の便り。雪こそ降らないが、今日のような雨や曇りの日は南関東に区分されている当地も寒い。例年どおり、冬タイヤに履き替えることにした。ガソリンスタンドで前輪がすり減っていると言われた夏タイヤは23000㎞、後輪と位置交換すれば来春以降もまだ大丈夫。それを物置に収納、選手交代で冬タイヤの登場。2シーズン使用して5300㎞のタイヤ、近場での雪道を僅かに走行しているのみ。カーブの続く雪の山道の登り、下りや厳しい凍結路は未経験だ。本来はその用途での冬タイヤの装着。低山でも冬の朝のアクセス路は凍結していることがある。もちろん霧氷の赤城山へ走るときなどの強い味方だ。

       

 


晩秋の吉見観音で彩りの最期を

2022年12月07日 | 写真&旅

坂東三十三札所巡り第10番「岩殿観音」に続く吉見町の第11番は岩殿山安楽寺。同じ「岩殿山」で紛らわしいが、古くから吉見観音」の名で親しまれてきたらしい。歴史を感じる本堂周辺に残る黄色や真っ赤なモミジの葉、訪れる人少なく今年見納めの彩りをゆっくり目に焼き付けた。このお寺にも「鎌倉殿の13人」で衝撃的な最期を遂げた源範頼が幼少期に過ごしたとの言い伝えが。間もなく終わる大河ドラマの総集編を見逃さないようにしなければ。

    

    

    

 


黄金色に輝く岩殿観音の大イチョウ

2022年12月05日 | 写真&旅

昨年は出遅れた東松山市にある岩殿観音の大イチョウの黄葉。境内の紅葉は終わりに近い感じだったが、イチョウの大木だけは黄金色の輝きを周囲にふりまいていた。坂東三十三ヶ所の第十番札所でもあり、正式な名は巌殿山(いわどのさん)正法寺(しょうぼうじ)という。今月18日の最終回まであと2回の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のひとり、比企能員とも深いつながりがあったそうだ。その権勢と一族の滅亡を改めて知ると、時折りの風にはらはらと散る黄葉に昔を偲んだ。

   

    

    

    


今年は柚子湯にたっぷりと

2022年12月03日 | 雑記

12月に入ってとたんの師走の寒さ。平年並みらしいが、11月が暖かったせいか身体にしみる。気温だけでなく、この時季を教えてくれるのが色づいてきた庭の柚子とミカン。去年は不作だった柚子が鈴なりに実っている。ミカンは逆に数少なく、今年は20個ほど。よく言われる隔年ごとの収穫量の多少、表・裏年。二つしかない果樹だけに異なっていてよかった。今年は酸っぱくても少ないミカンを食べつつ、柚子湯にたっぷり浸かって年を越すことにしようか。