晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

会話が楽しくなる『聞く力』

2013年07月22日 | 読書

「聞き上手は話し上手」とか「優秀なセールスマンは上手に話すより聞くこと」、「クレーム処理はまず聞くことから」など「聞く」ことの大事さが言われるが、それが「力」を使うほどなのか。なぜ、この本がベストセラーになるの。そうした疑問が読んでみてよく分かった。インタビューが苦手で、1000回近い週刊誌の連載対談を経た今でも得意と思っていないという筆者が経験から得たコミュニケーションの術。エピソードを織り交ぜながらの<心をひらく35のヒント>は目新しいものはそう多くはないのだが、なるほど会話とはこういうものかと思わせる。<話をする当の本人にとっても、自ら語ることにより、自分自身の心をもう一度見直し、何かを発見するきっかけに…>そんな聞き手をめざしたい、と最後まで意外に殊勝な筆者。これからは、出しゃばりで小生意気というイメージを消して、週刊文春の「阿川佐和子のこの人に会いたい」を味わって読むことにしよう。

 

                              


 


ミニカボチャ、貴重な雌花に授粉

2013年07月21日 | 市民農園

玉ねぎ収穫後の畑に植えたミニカボチャ。遅かったせいか、まだ小さな実がひとつだけ。花がかなり咲いているので、本をたよりに人工授粉を試みようと朝6時前に畑へ。だが、よく見ると雌花はひとつしかない。雄花を摘み取り、貴重な雌花に花粉を丁寧につける。すでにミツバチか飛んでいる虫たちが手伝ってくれている可能性もあるが、うまく実ったら人工授粉の成功としょう。

 これは数多い雄花 

人工受粉 

この本を参考に(万来舎発行の『畑の達人』より)

実っているのは一つだけ 

3回に分けて植えたキュウリは水やりで採れだした


おめでとう、帯広大谷

2013年07月20日 | 雑記

夏の楽しみのひとつに高校野球がある。まずは埼玉県大会、地元の鴻巣はじめ応援風景では甲子園常連でもおかしくない松山、子供らに関係の桶川・北本、いずれも3回戦までに姿を消してしまった。ならば郷里だが、母校が地区予選を突破して3年ぶりに北北海道大会へ。準々決勝へ進んで、がぜん昭和24年に帯広中学として出場以来の甲子園への期待が高まったが宿敵・帯広三条に負ける。その三条も負けて、今年も旭川勢になるかとあきらめかけていたら帯広大谷が踏ん張って甲子園だ。バンザイ!あの頃は女子高だったが、共学になって20年。夢の甲子園で、悔いのない夏を!

 (地元紙「十勝毎日新聞」の号外)   

             

 


胃液も逆流する『ステーキを下町で』

2013年07月17日 | 読書

<日本縦断、北から南まで 胃袋のおもむくままに 食探訪>とカバー裏にあるが、映像のように臨場感あふれる書きっぷりに思わず生唾ごくりだ。薄っぺらなテレビの旅番組・グルメ番組も形無しだろう。最初は我が故郷の帯広「ぱんちょう」の豚丼からだが、降り立った街の景色や空気、店内の様子、豚丼の歴史まで熱く語られ、いよいよのご対面。<丼のふたの下からぐるり、とろっと光沢にまみれた厚い豚ロース肉が満開の花びらみたいにはみでて…>ふたを取ったらどんなことになるのか動悸がする、という筆者の心拍が伝わってくるようだ。こんな調子でタイトルや弘前の「いかメンチ」、赤羽の大衆酒場、根室のサンマ、そして東京駅のエキナカなど40余りの店(飲食街)を巡って食し、飲むのだ。育むその土地と沖縄の「てぃーあんだ」のように心を込めてつくる人への畏敬の念が込められている。どれも訪ねてみたいが、あの連ドラ「あまちゃん」のモデルとも思える三陸鉄道の「うに弁当」は全線復旧の来春として、手始めに「餃子の王将」だろうか。

                               

                           


ニッコウキスゲの群落の中、赤薙山

2013年07月11日 | 

前線停滞中であるヒメサユリの大朝日山の代わりにと日光の赤薙山へ。花の目的もあったが連日の猛暑から逃れて涼風の山稜を歩きたかった。展望リフトが廃止され、天空回廊という階段道を行くとお目当てのニッコウキスゲの群落。下のほうは見頃を過ぎつつあるが斜面中ほどより上は今が真っ盛り。カメラに収めながら、階段道を終え小丸山から赤薙山へ向かうが正面は霧の中。雨にならないことを祈りながら、連日の夕立のせいか樹林帯の滑りやすい道を急登して山頂へ。展望は良くないと聞いたが、霧で樹間越しの女峰山・男体山も全く見えない。今回は山の冷気に多少あたり、あれだけの花も見たから良しとすべきだろう。やはり霧降高原だった。2013年7月10日(水)/(日光ICより30分)霧降高原P3駐車場・高原ハウス1345m 08:50~(天空回廊/キスゲ平・小丸山展望台)~小丸山1601m 09:50~焼石金剛1825m 10:30~11:05赤薙山2010m 11:30~(焼石金剛)~小丸山12:30~13:30高原ハウス(平日なので駐車場は7割ほど、満車の時はシャトルバスが出るらしい。入浴は車で20分のやしおの湯(500円))

最初は天空回廊を行く 

小丸山からの赤薙山は霧の中 

山頂へ、霧で何も見えず

 


暑いでなく、熱い~!畑

2013年07月08日 | 市民農園

期待していた本格的な雨も降らないうちに梅雨が明けてしまった。最速かと思ったら、平年より15日早い今年はそれでも4番目らしい。ともかく最近の気候は地球温暖化のせいか、おかしいことが多い。暑いのは承知で畑へ様子見に行くと、土がからからに乾燥している。水を撒いてあげたいが、昼間は野菜にダメージを与えるので夕方まで我慢して、収穫だけを。それにしても熱い!37度だ。

つるなしインゲンに花が咲いていた

少雨のせい?今年のトマトは甘い

せめて木陰で一休みの今日の収穫


もう少し、雨がほしい畑

2013年07月01日 | 市民農園

空梅雨が続いている。いつもなら、うっとうしい雨の毎日にうんざりして、時にはお日様を拝みたいと思うような時期なのだが、まるで逆だ。降ったと思ったら、4・5日は曇りか晴れの日。事実、今日のテレビで平年か昨年比か忘れたが、熊谷地方の6月の雨量は60%と言っていた。採れ始めたのはまだしも、植え付け間もない野菜たちの喉の渇きが心配だ。

 

それでも野菜は育つ、今日の収穫

ピーマンが窮屈そうにしているので、少し摘み取った

親芋(手前)からの切苗で増やしている安納芋

ミニトマトのアイコは鈴なり

油断していると、わき芽が次から次へと

しその葉で、こんなものを(画像加工)