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読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『この世でいちばんすばらしい馬』(絵本)

2011年12月01日 | 想像の翼を広げる本
今日の小3クラスでは、この本を読みました。

この世でいちばんすばらしい馬
クリエーター情報なし
徳間書店

『この世でいちばんすばらしい馬』(徳間書店)
チェン・ジャンホン 作・絵
平岡敦 訳

昔、ハン・ガンという、絵を描くのが大好きな少年がいました。
とりわけ熱心に描いたのは、馬の絵でした。
ハン・ガンの評判は、皇帝の耳にまで届き、宮廷の絵師になる学校に入りました。
学校でも、ハン・ガンは馬の絵ばかりを好きなように描きました。
奇妙なことに、ハン・ガンの描く絵は、どれもひもでつながれています。
「ぼくの描く馬は、本物そっくりだろ。いつか命がやどって、絵から抜け出すかもしれないからね。」
ハン・ガンはそう言いました。
それからというもの、ハン・ガンの描く馬について、不思議なうわさが流れ始めました…。

ハン・ガンは、今から1200年以上前、8世紀の中国に実在した画家です。
ハン・ガンは素晴らしい馬の絵で知られていたそうです。

この絵本の絵は、ハン・ガンが使ったのと同じ手法で、絹地に描かれています。
どの絵も、美術館にあるような芸術的な絵で、一見の価値ありです。

ストーリーも、「ええっ」というような意外な展開があり、読み聞かせでは集中して聞いてくれました。
コメント
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