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読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『ねこのうたたね』(絵本)

2011年12月11日 | 詩・短歌・言葉遊びの本
今日は近所の図書館で開催された、絵本作家のどいかやさんの講演会に参加してきました。

『チリとチリリ』をはじめ、たくさんの絵本を描かれているどいさんですが、
とても温かい雰囲気で、なおかつ芯の強さを感じさせる素敵な女性でした。

講演会では、どいさん自身が自作の絵本を読み聞かせしてくださったり(なんて贅沢!)、
絵本作家になるまでの道のりや、制作秘話などを教えてくださったり…とても楽しい2時間でした。

生き物好きのどいさんは、現在、犬や猫の殺処分を減らすための取り組みや被災ペットのケアといった
活動もされています。

『ペットショップにいくまえに』という、犬猫の殺処分やペット業者の実態などが描かれた
どいさん自作のペーパーブックをいただきましたので(コピー自由とのこと)、私たちの教室にも置きたいと思います。

またどいさんは、紙を作るために大量の森林が伐採されていることにも心を痛めていらっしゃって、
ご自分でできることを考えられています。

今回ご紹介する絵本には、日本の間伐材紙が使われています。

ねこのうたたね
クリエーター情報なし
教育画劇

『ねこのうたたね』(教育画劇)
どいかや・作

この本には、ねこが登場する詩が9編おさめられています。
どれもやさしいタッチのイラスト付きで、かわいい詩です。

最後には、「ねこのうたたねのかみのうた♪」という詩が載っています。
これを読むと、今、読んでいる絵本は、もともとは木だったのだということが
子供でも簡単に分かります。

小学校の教室の半分くらいの大きさの部屋で行われた、アットホームな講演会。
どいさんとの距離が近くて、嬉しかったです(←もはや、ただのファン…)♪
コメント
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