読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『ジャムつきパンとフランシス』(小2に読んだ本)

2018年02月09日 | 自然・宇宙・生き物・食べ物の本
小学生国語クラスでは、授業の最初に朝日小学生新聞の記事を読んでいます。
時々、書評欄も読むのですが、そこでお子さんが気になった本を授業の最後に読むこともしばしば。

今日の小2国語クラスでは、以前書評欄でチェックしたこちらの本を読みました。
ジャムつきパンとフランシス
クリエーター情報なし
好学社

フランシスは、ジャムつきパンが大好き!

お母さんが、朝ごはんにに卵を用意してくれても、お弁当にチキンサラダのサンドイッチを作ってくれても、晩ごはんに子牛のカツレツを用意してくれても、ちっとも食べずにジャムつきパンを食べています。

初めてのものは何も食べないで、ジャムつきパンぱかり食べているフランシス。

すると、ある日の朝ごはんから、フランシスのメニューが変わってしまうのですが…。


好き嫌いがかなり激しいフランシスですが、お父さんお母さんが声を荒げずにフランシスをしつけていくさまが素晴らしい。
メニューがジャムつきパンばかりになってしまったフランシスがお母さんに、「こんなにジャムつきパンばかり食べてたら、あたあしが病気になって、歯が全部抜けちゃうんじゃないかって、お母さん心配しない?」と聞いたときには、「まだまだ、急にはそんなにことになりませんよ。だから、安心して、それ全部おあがり。」と返します。
それでいて、フランシスが、最終的にみんなと同じメニューを望んだときは、すぐにそれを用意してくれます。
最後のお弁当のメニューは、聞いているだけでお腹がすいてきてしまうほど。
フランシスのお母さん、あっぱれです!

ガミガミ怒らなくても、工夫次第できちんと子どもをしつけられるんだということを感じさせてくれる絵本です。

好き嫌いが激しいお子さんに読んだら、好き嫌いが減るかもしれません
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