前回の小学生国語道場では、hanasaku55さんのブログで紹介されていたこちらの本を読みました。
昔、女の子はズボンをはいてはいけませんでした。
女の子が着ることができたのは、窮屈なドレスだけ…。
けれども、メアリーという女の子は、そんなことはおかしいと思っていました。
そして、あるアイデアを考えつきます。
この絵本の中のメアリーという女の子は、1832年にアメリカで生まれたメアリー・エドワーズ・ウォーカーという実在の女性です。
彼女は最初にズボンをはいた女性の一人ですが、それは当時の常識から大きく外れたことでした。彼女は、女性にあるまじきことだと言われながら、医学部を卒業し、医師として働きました。医師を引退した後は、執筆と講演を通して、女性の選挙権と好きなものを着る権利を訴えました。
今、私たちは好きなものを自由に着ることができます。
しかし、学校の制服では、男子はズボン、女子はスカートと決められているところも少なくありません。こうした「常識」は、社会にはまだまだあるように思います。
性別にかかわらず、制服でズボンやスカートを選べる学校も増えてきました。新しい時代を生きる私たちは、社会で常識とされていることが本当に正しいのかどうか、改めて考えるべきではないでしょうか。
にほんブログ村←こちらもクリックしていただけると嬉しいです♪