読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『わたしたちのトビアス』(絵本)

2011年11月27日 | 障がいについて知る本
小4国語の教科書に紹介されていた本で、上の子が「これ借りてきて」とリクエストしていたので、
借りてきました。

わたしたちのトビアス
クリエーター情報なし
偕成社

『わたしたちのトビアス』(偕成社)
セシリア=スベドベリ 編
トビアスの兄姉、ヨルゲン、カロリーナ、ウルリーカ、ヨハンナ 文・絵
山内清子 訳

この本は、ダウン症のトビアスの、4人の兄姉が描いた絵本です。
生まれた弟が障害児だと聞かされた時の、母親の反応や子供たちの気持ちが素直に書かれています。

トビアスが生まれたとき、両親はトビアスを特別な施設に預けようかと相談しました。
それを聞いて、子供たちはかんかんに怒ります。
「トビアスに手がかかるなら、みんなで手伝うのが当たり前でしょう」

この本では、障害がある人を理解することや、一緒に暮らすことの大切さが書かれています。

私が小学生の頃、下の学年に車いすの男の子がいました。
知能には問題のないお子さんだったので、みんなと同じ教室で勉強していました。
運動会のダンスも、動かせる手を使って一緒に参加していました。

当時、私は「車いすの子がいるんだ~」と思っていたくらいで、特に偏見はありませんでした。
他の友達もそうだったと思います。

子供の頃から色々な人と一緒に生活して、正しい知識を持っていれば、
偏見もなくなるのではないでしょうか。



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