読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『さるとかに』(『子どもとお母さんのためのお話』より)

2015年04月18日 | 童話・昔話・名作
小学1年生クラス(以前は年長さんクラス)が始まって、早1ヶ月半。

私自身の子どもはもう大きくなってしまったので(中2と小5)、最近は絵本や昔話を読み聞かせる機会がとんとなかったのですが、こちらのクラスが始まってから、改めて色々な絵本や昔話を読めるのがとても嬉しいです♪

さて、今日の小1クラスではこちらの本を読みました。この本には、26のお話が載っていますので、お子さんに読みたい話を選んでもらいました。
日本のお話 (子どもとお母さんのための絵本)
絵・いもとようこ 文・西本鶏介
講談社

選んだのは『さるとかに』。
さるに殺された、かにのお母さんのかたき討ちをする、みなさんご存じのお話です。

改めて読むと、なかなかスゴイ話ですね…。

さるの性格もひどいですが、かにの柿の木の育て方も「それはないんじゃ…」とツッコミを入れたくなります(笑)。

「はやく木になれ、かきのたね。木にならなきゃはさみでちょんぎるぞ。」って、ねぇ…。

最後は、さるがかわいそうな結果になりますので、読み終わった後、お子さんも「どういう表情をすればいいのだろう…」という顔をしていました…。

因果応報ということがよくわかるお話でした。
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『日本の材木 杉』(絵本)

2015年04月17日 | 歴史を知る本
私たちが住んでいる山武市は、材木として山武杉が有名です。
子どもたちも、学校で山武杉について学びます。
もちろん、周りも杉の木だらけ。
そして、春は花粉がちと辛い…。

そんな身近にある杉について書かれた本を、今日の小学生国語道場で読みました。
日本の材木 杉 (絵本〈気になる日本の木〉シリーズ)
ゆのきようこ・文 阿部伸二・絵
理論社

こちらの本では、日本における杉の役割や歴史について学ぶことができます。

設定が「バスツアーで杉について学ぶ」ということになっているので、読みやすいです。
ただし、このツアー、タイムトラベルもしちゃいますが。

杉の木が、日本人の生活においてどのような役割を果たしていたか、さまざまな角度から説明されています。

スギ花粉が辛い…と思っている人も、読み終わったら、杉の重要性を再認識するかも!?

お子さんたちも、興味深そうに聞いてくれました。
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『ことわざショウ』(絵本)

2015年04月16日 | 何度も読んでいる本
木曜日の国語道場クラスでは、四字熟語の学習をしました。
そこで、「言葉の知識つながり」で、今日はこちらの本を読みました。
ことわざショウ
中川ひろたか・文 村上康成・絵
ハッピーオウル社

塾では何度も読んでいるこちらの本。
でも、今日の生徒さんには初めて読みました。

この本には、33のことわざが、かわいい絵と楽しい解説つきで載っています。
全部読むと時間がかかるので、クラスでは

・いぬもあるけばぼうにあたる
・こうぼうふでをえらばず
・なきっつらにはち
・いそがばまわれ

を読みました。

軽ーい口調で、ことわざについて語ってくれるので(意味だけではなく、筆者の意見も)、「お勉強!」という意識を持たずに気軽に読めます。
国語に苦手意識があるお子さんには、特におススメです。

こちらのシリーズには、「続ことわざショウ」「四字熟語ショウ」もあります。
どちらも、笑いながら言葉が学べてしまいます♪
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『たんじょうびのふしぎなてがみ』(絵本)

2015年04月11日 | 想像の翼を広げる本
今週は、小学校の入学式がありました。
私は、今年度広報委員をしているので、入学式の撮影に行きました。
うちの子は中2と小5なので、新1年生が本当にちっちゃく見えました。
小さな子が、一生懸命きちんとしている姿は、本当にほほえましいですね♪

さて、今日は小学1年生クラス。
今日はこちらの本を読みました。
たんじょうびの ふしぎなてがみ (エリック・カールの絵本)
エリック・カール・作・絵 もりひさし・訳
偕成社

明日が誕生日のチムは、なぞの手紙を受け取ります。

手紙の中には、文章だけでなく色々な図形が描かれています。

次のページからは、チムと一緒に冒険へ出発!


最後のページで、チムは何を見つけるのでしょうか。

お子さんと一緒に楽しみながら読める1冊です。
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『エドワルド せかいでいちばんおぞましいおとこのこ』(絵本)

2015年04月10日 | 気持ち・心・体の本
今週は、小・中学校でも新学年の授業が始まりましたね!
今年度も張り切って参りましょう♪

さて、今日の小学生国語道場では、こちらの本を読みました。
エドワルド―せかいでいちばんおぞましいおとこのこ
ジョン・バーニンガム・作 千葉茂樹・訳
ほるぷ出版

エドワルドは、どこにでもいるふつうの男の子です。
でも、まわりの大人たちから「らんぼう」「やかましい」「いじわる」などと言われているうちに、世界で一番おぞましい男の子と言われるようになってしまいます。

ところが、ある日エドワルドが蹴っ飛ばした植木鉢が、やわらかい土の上に着地して…。


まわりの大人たちからの声掛けによって子どもは変わるのだということが、これを読むと伝わってきます。

子どもが読んでももちろん面白いですが、むしろ大人に読んでもらいたい絵本です。
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