読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『思考の整理学』

2021年06月15日 | 思考力を養う本
昨日のブログでは試験勉強にすぐに役立つ本をご紹介しましたが、今回は人生における思考や勉強に役立つ本のご紹介です。
 40年近く前に書かれた本ですが、今でも東大や京大の学生の多くに読まれている名著です。
「たくさんの知識や思考、着想を、より深めていくためにはどうすればよいか」「驚くような発見をするにはどうすればよいか」など考え方のヒントが書かれています。
私も何度か読んでいますが、その時の自分自身の状況により心に残る部分が異なり、改めて気づかされることが多いです。

この本の文章は、高校入試の国語の長文読解問題でもよく取り上げられています。読みやすく、外山滋比古先生の日常生活が随所に垣間見られ、上質なエッセイを読んだときのような充足感を得られます。
本書では、「忘れる」「問題を寝させる」「一つの事だけに固執しない」といったことの大切さが述べられています。知識をはやく間違えずに覚えることが良しとされる学校教育とは逆の価値観とも言える内容ですが、読めばその大切さが分かります。
「セレンディピティ」「ブレイン・ストーミング」など、思考法に関する文章でよく登場するキーワードも分かりやすく説明されていますので、大学生以上の方だけでなく中高生にもおすすめです。

塾に置いてありますので、気になる方は読んでみてください。
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『だれでも天才になれる 脳の仕組みと科学的勉強法』

2021年06月14日 | 勉強法の本
中学生は、来週に定期テストが迫ってきました。
塾には勉強法の本も置いてあります。
今日ご紹介するのは、こちら。
 脳についての著作を多く出されている池谷裕二さんのこちらの本には、効率よく勉強を進めるコツが紹介されています。

・効果的な復習の仕方
・十分な睡眠をとることの大切さ
・努力の継続することの大切さ
など、具体的なアドバイスがたくさん!

中高生対象に書かれた薄い本なので、あっという間に読み終えることができます。
塾に置いてありますので、興味のある方は是非読んでみてください。
そして、得た知識を自分の勉強に活かしてみてはいかがでしょうか。
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『森へ』(小6、小4に読んだ本)

2021年06月13日 | 自然・宇宙・生き物・食べ物の本
前回の小学生国語道場クラスでは、引き続きこちらの本を読みました。
 舞台は、南アラスカからカナダにかけて広がる原生林の世界です。
森の中を流れる川に、産卵のためにのぼってきた鮭の大群。
親子のクマ。そして、トーテムポール。

迫力あふれる写真の数々と臨場感あふれる文章で、読者もまるで原生林を旅しているかのような気持ちを味わえます。

最後は、再びカヤックで海に出ます。最後のクジラの写真には、生徒さんたちも思わず「すごい」とつぶやいていました。
読み応えのある1冊です。
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『もりいちばんのおともだち』(小2に読んだ本)

2021年06月12日 | 友達っていいなと思える本
昨日の小2国語クラスで2冊目に読んだ本は、こちらです。
 森で一番大きなクマさんは小さなものが好きでした。
森で一番小さなヤマネくんは大きなものが好きでした。
そんなふたりが出会って、森一番のお友達になります。

ある日、ケーキ屋さんに行ったふたりは、プレゼントに花の苗をもらいます。そして、その苗を植えますが…。


生徒さんのお気に入りの、ふくざわゆみこさんの絵本シリーズです。
今回も、心温まるお話を楽しめます。
また、緑が青々としている時季から秋までの季節の移り変わりを、細かく描き込まれたかわいらしい絵で味わうことができます。どの季節も、その季節の美しさがありますね!

生徒さんは楽しそうに聞いてくれました。
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『たねそだててみよう』(小2に読んだ本)

2021年06月11日 | 自然・宇宙・生き物・食べ物の本
今日の小2国語クラスでは、本を2冊読みました。
1冊目はこちら。
 種には葉も茎も花もないけれど、芽が出ると色々な植物になります。
この本では、実際に種をまき、種がどのように変化していくのかを観察します。
まずは卵の殻を半分に割って、鉛筆で底に小さな穴をあけて…

具体的な実験の仕方や観察の仕方が載っているので、ご家庭で試してみることもできます。

アメリカで科学編集者としての長いキャリアを持った方が書いた絵本。植物の学習の入門書にぴったりの1冊です。

植物に囲まれたこの地域で暮らす生徒さんも、興味津々で聞いてくれました。
2冊目の絵本は、次回のブログでご紹介します。
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