野菜通信@畑の中心で愛を叫ぶ・・

長崎県・西海無農薬やさいの会生産者の一人、
フッチーが気ままにつづるブログです。

イネミズゾウムシの被害

2012年08月10日 22時53分40秒 | 日記

田んぼの稲も順調に育っています。

 

しかし、上の写真の田んぼより10日ほど早く植えたのにまだこんな状態の田んぼがあります。↓

 

まだというよりはこんな状態になってしまいましたと言ったほうがいいかもしれません。

葉の色も薄いし、あまり分けつ(稲が株わかれして本数がふえること)もしていません。

原因はイネミズゾウムシです。↓

成虫は葉を食べ、幼虫は根を食べます。

田植え直後から見かけてはいたのですがまさかここまでの被害になるとは思いませんでした。

イネミズゾウムシから被害を受けた稲はこのように・・・。(下の写真の左側。右側は被害を受けていない稲)

左側は幼虫から根を食べられ根が張っていないため片手でひいても軽く抜けてしまいました。右側は両手で力を入れないと抜けません。同じ時期に植えたのにこんなに差がついてしまいました。

ここの田んぼはたぶん収量激減です。

 

 

被害は全体の2割程。

田植え前の苗箱に農薬をかければかんたんに防ぐことができるのですができるだけ農薬を減らしたいので、それをしないでイネミズゾウムシを防ぐ方法をさがしたい・・・。