散歩気分で生きる毎日に一日1本、一行詩!by ミナミヒロユキ
一行詩(うた)メモ日記
年末ジャンボ
一杯のビールよ 休日の喉越よ
11月22日(土)
年末ジャンボが売り出された。ジングルベルと年末ジャンボがお尻をコツンコツンと蹴り始めると12月の匂いが漂ってくる。
買うか、買わぬか、毎年悩んで買わない。年末ジャンボを買うお金で美味しものが食べられるじゃないのと、食いしん坊のじぶんが、買おうとしているじぶんに言う。いつも説得されてしまう。
とーぜん、<買わねば当たらぬ宝くじ>であります。億円ほしいけどな、あったらいいだろうな、生活変わるだろうな、仕事辞めるだろうな、あの人とあの人にはお裾分けしてあげるだろうな、なーんてことを思っているのですが、完全完璧揺るぎなき妄想で終わっている。毎年、毎年、妄想で「完」。
誰かが当たるんだよ、その言葉が欲をくすぐるね、誰かが……うううう、誰かってオレじゃないよな、とーぜん違うよなと、クジ運のないワタクシは諦めちゃうのです。
億万長者様って呼ばれたいなぁ。長者様だぞ、くくく、一日中いやらし~~~い微笑みを浮かべているんだろうな、オレ。性格だってかわっていいもんね、長者さまだから、ガハハハハハ。嫌われたっていいもんね、長者様だから、ガハハハハ。ま、こんなヤツには当たらないんだろうけど。
そうだ、1枚だけ買うか。堂々と胸を張って「1枚、選んでくんな」と小銭をパチーンとおばちゃんの前に置く。粋だね、いい息してるね(?)。やってみたいな。行列のできる販売所で。
誰かが当たる年末ジャンボ、もうその誰かは買ったのかな。あなたの運命は、大晦日にかわりますよ。見知らぬ誰かさん、おめでとう!
◎食絵日記
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