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池袋で目覚める


丸かじりリンゴの酸味舌に踊る

11月27日(木)

ホテルで目覚める。目を開けてしばし考える。さて、どうしようかと。どうしようかって、早く起きてシャワーを浴びてヨーグルトを飲んで着替えて出かけなさいだよな。分かっているんだけど、気持ちが動かない。
午前中の打ち合わせをシャキシャキシャキーンとやっつけて新幹線に乗ってビュビュビューンと京都へ急ぎ仕事場に戻って打ち合わせのためのシートをプリントアウトして出かけないといけないのだ。
分かっていますとも、今日やるべきことは。動きのシミュレーションはできているのに肝心の体が動こうとしない。気持ち時計がチャチャチャチャと焦りを刻みソレソレソレソレと追い立ててくるのでウウウウウウウウと唸りながら起き上がった。場所は池袋。
そんな木曜日の朝でした。
ようやくあれこれ片付けて家に戻る。外は暗い当たり前。当たり前の寂しさがわき起こる。そういうときはスーパーへ逃げ込むのだ。そして買い物をするのだ。「今夜は何を食べよう」という魔法の言葉をつぶやけば寂しさも飛んで行く(痛いのは飛んで行かないけど)。
すっとんきょーな一日はこうして過ぎていくのである。

◎食絵日記



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