はしゃぎ声よ

幼児らの完成坂のぼる



午前中に近くの保育園の子どもたちが、先生に連れられて家の前を歩いて行く。その声がいい。保育園、幼稚園、小学校から聞こえてくる声や音が好きだ。最近、それらを騒音と捉える人が増えたらしいけれど、ちょっと信じられない（病気で寝ているのなら、その言い分も分かるけれど）。
じぶんたちにも子どもの頃はあったし、とうぜん幼児時代もあった。だから赤ちゃんの泣き声だって包み込んであげないと、じぶんたちも許容されてきたんだからね。
前に住んでいた家の前が中学校だった。そのときは放課後のクラブ活動の音がよかった。それと、朝遅刻して校門で先生が怒鳴っている声もなつかしかった。誰もがいきなり大人で生まれたわけではないのだ。
外で遊んでいる子どもたちが少なくなってというか、見かけなくなってかなりの年月が経過している。子どもたちのはしゃぎ声はもう聞くことができないのかな。ワケの分からないチビたちの会話が好きなんだよなぁ。





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