小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

トキワツユ草(常盤露草)

2010-06-07 | 野の草花
6月に入っても、五月晴れのようなカラッとした晴天が続いていますが、まもなく入梅、アジサイもほんのりと色づいてきました。
昨年の今頃、白いツユ草の群生地に出合い、その時はカメラを持っていなかったので、もう一度、この花に会ってみたいと思い、今年は忘れずにカメラを持って出かけてみました。
神社の木々が生い茂った日陰に、下草のように一面、白いツユ草が今年も咲いていました。ツユ草と比べると小ぶりで、薄暗い神社の裏に、それは心もとなく灯っているようにみえました。
この群生に、私はちょっと興奮したのですが、小道で行き交う近所の人たちは特に気にも留めていない様子でした。
この白いツユ草を、帰ってから調べたところ、トキワツユ草(別名:ノハガタカラクサ)と呼んで、青いツユクサの花弁が2枚あるところ、トキワツユクサは三角形の花弁が3枚で、ツユクサの仲間ではあっても、その生まれは違っていました。
トキワツユ草は昭和の初期に南アメリカから観賞用に持ち込まれ、現在は野生化した帰化植物。繁殖力も強いとあったので、きっとあるところにはたくさん見られるのでしょう。
新しい植物との出合いはなかなか心躍るものです。
コメント (12)
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