たった1泊2日なのに、盛りだくさんな観光はまだ続きます。
最後は高山です。私にとってこの高山の街は何度か訪れたことがあるのですが、いつも寄り道でゆっくり散策したことがありません。
今回も1時間の滞在時間。明治期の建造物として、国の重要文化財に登録されている日下部家の住宅だけに絞って見学しました。街中は人でいっぱいなのに、この民芸館は静かで、当時の商家としての佇まいに想いを馳せることができますが、この歴史と伝統に触れるのにはあまりにも時間が足りませんでした。
午後3時には高山駅に戻り、ここで2日間お世話になった観光バスと添乗員さんとはお別れです。最後に夕食のお弁当を手渡されました。くれぐれも新幹線に乗り継いでから食べるようにと・・・最後の注意が。
なるべくリーズナブルな値段で旅行を楽しみたいという思いは、このパック旅行を体験して大いに満足でした。特に厳しい天候(吹雪や積雪など)のもとでは、行く先々を熟知している旅行会社の方にお任せするのに限ります。
一方、人任せの旅行は帰路に着くころになるとどうしても印象が薄れ、いつもの旅行のような余韻が残らないものだとも思いました。(おわり)