木々の若芽があっという間に緑を濃くし、草木を撫でる風は爽やかで、あらゆる命を育む最もいい季節であるはずなのに、風が吹いても雨が降っても、心配の種はつきません。
福島第1原発から300キロも離れた、足柄の茶畑から暫定規制値を超える放射性セシウムが生葉から検出され、出荷を一部自粛するという足柄茶のニュースに驚きました。
穏やかな丘陵に吹く風が、自然の恵みであるはずの雨水が・・・放射能に汚染されてしまうなんて、被害が最小限で、風評被害にならないように、この日本の豊かな地が育てた新茶を今年も飲むことができますように、祈らずにはいられません。
ネットの花ともだち、はなこさんにいただいた、シランとクチベニシラン、元気に育っています。
幼顔にちょっと口紅をさしたような、この初々しい花が、一時、不安を忘れさせてくれます。