台風15号は今朝、北海道沖に進路を取り、やっと日本列島は暴風雨圏内から出ることができました。朝のウォーキングでは青空も広がり、木々はあの暴風雨に洗われたようにくっきり冴えてみえました。
ただ、それなりに近所にも台風の爪痕が・・・。
どんぐりも銀杏も、たくさんの実が振り落とされていました。
近年台風の直撃を受けなかったこともあって、少し台風を甘く見ていたのかも知れません。昨日のお昼頃から雨風が強くなったと思ったら、もう外にも出られないくらいの暴風雨となって、庭の鉢も片付けられないまま、成すすべもなく家の中から外を眺めていました。軽い鉢からコロコロ転がり、鉢の中は抜かれ、頭の思い鉢も強い風になぎ倒され、その下に押しつぶされた鉢が重なって、小さな庭も被害がでました。
運よくわが家は水害にも土砂崩れの心配もとりあえずないので、避難勧告がでることもなく、暢気に庭をながめていましたが、この次々に襲う自然災害にたくさんの方々が、この状況を受け止めなければならず、生活の拠点である家を離れなければならない気持ちは、どんなに不安なことかと、昨晩はまだ外では唸りをあげている風雨の音を聞きながら、思いました。
昨日、テレビ(NHK)では、番組のほとんどをこの台風15号関連にしぼり、逐次その台風の進路の情報、被害の状況、そして警戒を呼びかけていました。この様子は、3.11の震災以来、被害を最小限に食い止めたいという、あの甚大な被害から受けた教訓なのかも知れないと思いました。
台風15号の被害にあわれたみなさまには、心よりお見舞い申し上げます。