11月とは思えない暖かさが続いていますが、どんなに昼間が夏日であったとしても、夜はさすがに冷え込むようになってきました。
秋たけなわ、菊の季節です。
昨日、出かけた都内ではあちこちで「菊祭り」「菊花展」が開かれ、日本の秋を感じることができました。
赤ちゃんの頭ほどもある菊の花、背の高さをゆうに超えるほどに仕立てられた菊、細工物のように揃った菊の花!どれを見ても甲乙つけがたい菊たちにみえるのですが、それでも品評会では、特賞あり奨励賞や大賞など入賞した菊には、金色や銀色の短冊がかかっていました。
栽培をされた方々の努力もさることながら、この菊たちを見ていると、どれもまっすぐ伸びて、姿を崩さず、わき目も振らず、一糸乱れることなく花弁をまとめ、色香を漂わせ、その立ち姿に「忍耐賞」をあげたくなりました。