二十四節気の一つ「立冬」は、一昨日11月8日でした。10月並みの暖かさが続き、冬支度の準備には、少し間がある感じがし、残り少ないカレンダーを見ても年末の慌ただしさをまだ実感することもなく、いつまでこんな季節が続くのかと思っていたのですが、やっと昨日辺りから、朝晩の冷え込みに、晩秋の気配と年の瀬を迎える慌ただしさを意識し始めました。
庭のツワブキの黄色が秋の陽射しを受けて暖かく感じたり、野ボタンの紫色が冷たい空気に一層冴えて見えたり、長い間咲いていた藤袴の花穂が霜が降りたように見えるのは、やはり晩秋らしい気温と空気のせいでしょうか。